株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(3.1.11)

2011-02-28 19:49:34 | 明日のモニタリング銘柄
明日、3月1日(火)のモニタリング銘柄です。

( )内は、順にS1(下値抵抗線)、R1(上値抵抗線)、ピボット(上値ブレーク)です。

基本原則:(ご参考)

寄り付きからR1を下から抜いたところで買い、ピボット越えで始まった時は、R1を下回らない限りその押し目で買い、その後はピボットを下回らない限り追撃買い。R1が抜けずにいる間は様子見。S1を下回ってしまった時は売り。S1とR1との間にある限り指し値はしない。

1.6417SANKYO(4583、4648、4672)
2.9793ダイセキ(1601、1636、1647)
3.9983ファーストリテイリング(12600、12850、12950)
4.3843フリービット(333500、348500、356000)
5.2127日本M&A(481000、504000、513000)
6.2174GCA(170300、179900、185800)
7.7947エフピコ(4590、4645、4665)

以上です。
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水を巡る変化

2011-02-27 11:36:49 | 折々の随想
昨年独り身になってから、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴るので出て行ったら、水道の検針員の女性でした。用件を尋ねる前に、「水道の使用料が大きく減っているので、何かあったのかと思いチャイムを押しました」とのこと。

「一人になったからでしょう。」と簡潔に答えておきましたが、改めて水道料(2ヶ月に1度の請求)を見ると、昨年9月分から3680円が3回連続で請求されておりました。多分、1世帯あたりの最低使用料なのでしょう。

妻がまだ元気な昨年は、1万円を少し超えておりました。それが約3分の1になっております。

これは何故かを少し考えてみました。

家庭における水の使用料分布(2008年の先進国のデータ)は以下の通りです。

 風呂とシャワー(35%)、トイレ(30%)、洗濯(20%)、料理と飲料(10%)、掃除(5%)

大体そんなもんでしょう。独り身になってからの変化は、

・風呂とシャワーは、トレーニング場のシャワーでほぼ代行→30%減
・トイレは1人分になったので→15%減
・洗濯も半分と言いたいところですが、かなりサボっているので→15%減
・料理と飲料、掃除を合わせて半分→7%減

 計67%減。

1昨年11月分が10350円、昨年1月分が10600円でした。平均10450円。
それに対して、昨年11月分も今年1月分も3680円でした。前年比で35%です。

上述の67%減とほぼ一致。お断りしておきますが、先に予断なく67%減を算出しましたので、数字合わせをした訳ではありません。水道代が最低料金に張り付いておりますので、実際の使用量はもう少し減っているのかも知れません。

電気代はここまでの劇的な人数比の変化はありません。

ところで、日本人1人が使う水の量は1日あたり2000年の320リットルをピークとして、現在は300リットルです。そのうち、飲み物に2-3リットルで残りは上記の風呂や洗濯、料理といった生活用水です。

ところが、生活用水までが水道代として請求されますが、日本人1人が毎日食べる食料生産には、何と2-3000リットル(生活用水の10倍、飲料の100倍)もの水が使われております。

カロリーあたりの水の使用料が少ない食物はジャガイモです。水1キロリットルあたりのカロリー発生は5600キロカロリー。米は2000キロカロリーで、ジャガイモの約3分の1です。

水を節約したければ、ジャガイモを沢山食べるべし。

ちなみに、ジャガイモ1Kgの生産には625リットルの水しか要しませんが、これが牛肉になると15500リットルも必要となります。約25倍もの水が牛肉生産には必要です。

水を節約したければ牛肉を食べるのを止めるべし。

食料だけ論じるのは片手落ちです。そこで軽いものの代表格の紙と、重いものの代表格の鋼鉄1キログラムを作るにはどのぐらい水が必要なのかを見てみました。すると何と紙は324リットルに対して、鋼鉄はたったの95リットル(紙の30%)です。

水を節約したければトイレで紙を使うのを控えるべし。昔の新聞紙に戻ると痔になりやすく、その手当に水を使い元も子もないので、ここは奮発して節水型ウォッシュレットはいいかも。

何しろ、ご存じのように世界の水資源は97.5%が塩水であり、淡水はたったの2.5%ですが、その淡水の30%しか利用出来ません。残りの70%は氷河や雪など利用不可能なものです。となると、たったの0.75%しか利用可能な水資源がないことを考えると、これからも、このペースで3680円の最低水道料金に収めるのが、ささやかなる水資源保護への貢献かと。

定額の水道代を「不審」に思っての、チョイとした水を巡る休日の話題でした。


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明日のモニタリング銘柄(2.28.11)

2011-02-27 08:38:35 | 明日のモニタリング銘柄
明日、2月28日(月)のモニタリング銘柄です。

( )内は、順にS1(下値抵抗線)、R1(上値抵抗線)、ピボット(上値ブレーク)です。

基本原則:(ご参考)

寄り付きからR1を下から抜いたところで買い、ピボット越えで始まった時は、R1を下回らない限りその押し目で買い、その後はピボットを下回らない限り追撃買い。R1が抜けずにいる間は様子見。S1を下回ってしまった時は売り。S1とR1との間にある限り指し値はしない。

【OSC低位からの立ち上がり銘柄】

1.3853インフォテリア(82300、86500、88500)
2.3715ドワンゴ(219800、225900、228700)逆張り
3.6503三菱電機(933、944、948)
4.6326クボタ(815、835、843)
5.6674GSユアサ(577、584、586)
6.6971京セラ(8370、8450、8500)逆張り

【強気銘柄】

1.3349コスモス薬品(3380、3440、3465)
2.7752リコー(1078、1092、1097)
3.8086ニプロ(1708、1732、1742)
4.4751サイバーエージェント(254700、262000、265300)
5.3843フリービット(329000、350000、358000)
6.2670ABCマート(3190、3235、3250)

【OSC50%直前銘柄】

1.7729東京精密(1564、1603、1619)
2.4091大陽日酸(714、724、727)
3.6869シスメックス(5240、5310、5340)
4.8439東京センチュリーリース(1496、1536、1552)

以上です。今日は3つに層別してみました。

今のような底からの立ち上がり過程では、それぞれの層がどういった値動きになるのかの検証のためです。本来の買い本命株は、一番下のOSC50%を下から抜く形をした銘柄ですが、かなりの地味系ですので、悪しからず。

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アメリカ住宅価格は2番底に向かってまっしぐら

2011-02-26 21:40:09 | 金融全般
最新の2010年12月度のケース・シラー住宅価格指数を、今日、じっくり眺めてビックリしました。

昨年10月頃から再度下落に向かっていることは分かっていたのですが、2006年6月のピーク以降、最低価格を付けている地区の数がこれほどまでに急増しているとは思っておりませんでした。

以下に、全米20地区の実態をまとめます。

                      季節調整前  季節調整後

◇2009年に最低価格をマークした地区数:

          2009年 2月      1       1
          2009年 3月      2       2
          2009年 4月      1       1
          2009年 5月      1       4

    ===この後、住宅価格は持ち直した。====

◇2010年に最低価格をマークした地区数:  

          2010年 3月      1
          2010年11月      0       2
          2010年12月     14      10

全米20地区のうち、季節調整前では14地区までがバブル崩壊後の最安値を付けております。それも11月までに比べて一気に増えております。

これはとりもなおさず、2006年後半からのバブル崩壊以後にローンが支払えなくなって差し押さえられた7百万戸が、今後更に増えることを意味しております。ちなみに昨年末では、およそ1570万人がネガティブ・エクイティ、つまり家の価値が借金を下回る状態にあるとされており、これはその前の3ヶ月に比べて180万人増です。そのため、昨年12月に安値を付けた地区が一気に増えてしまったのでしょう。

なお、全米20地区の昨年12月段階の指数は142.42ポイント(季節調整前)ですが、ピークは2006年6月の206.52ポイントでした。それに先立つ2ヶ月前、日銀の量的緩和の停止がありました。これによりヘッジファンドなどによる、いわゆるゼロ金利の円のキャリートレードができなくなったのです。数10倍から100倍ものレバレッジをかけてMBSやCDOを買っていたファンドは、喩え僅かな金利上昇でもそのレバレッジ相当分の金利負担が生じるため、円資金が逆流することになったのです。その効果が現れたのが量的緩和の停止から3ヶ月目でした。

言ってみれば、リーマン・ショックの引き金を日銀が引き、そのしっぺ返しを受けて、その後に日銀も再度ゼロ金利に戻ってしまった「自作自演?」に近い物語が、米国およびそれよりも酷い欧州の住宅バブルとその崩壊の裏側に隠れているといえます。

因果は巡る。。。
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休日のバッハ(2.26.11)

2011-02-26 10:09:41 | 休日のバッハ
今日の休日のバッハは、ファンタジアとフーガ(BWV542)から、フーガです。

この曲は本来はオルガン用ですが、今日の演奏のようにピアノにやオーケストラ用に編曲されております。このフーガの旋律は、どこかでお聴きになったことがあるのではと思います。

しかしこの曲の躍動感は、とても厳粛なる中世の教会音楽とは思えません。

演奏は、ピアノがVAHAN MARDIROSSIANというこういうお顔をした人です。

CIAが長年手配し追いかけている生粋の「麻薬の運び屋」のような風貌ですが、彼はアルメニア生まれで、1993年にバッハのジャズアレンジメントで知られるJacques ROUVIER(ジャック・ルーシェ)のParis Conservatoire (CNSM)の、由緒あるピアノのクラスで学んでおります。

そのためか、ライブ録音盤ではありますが、非常に歯切れの良いジャズの香りが漂うような演奏ですね。

特に2分を過ぎるころの、この高揚感がせり上がるような音のタッチは、この現実の世界の躍動に目を開かせてくれるような演奏です。

更に躍動感溢れる演奏がオーケストラ用に編曲されたものですが、これは以前にBWV807ブーレをご紹介したRobert Groslot指揮による演奏です。彼はベルギーのアントワープを本拠とする、指揮者であり作曲家でありグラフィック・デザイナーであり、さらにフィルム・ディレクター(映画監督)です。彼のHPにもバッハのBWV807ブーレを初め様々な演奏が公開されておりますが、指揮者でこんなに洒落たHPを持っている人を他には知りません。(「Enter Homepage」をクリックするとミュージック・プレイヤーが立ち上がります。バッハの演奏はいずれもお勧め。)

いつものように、ここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。小文字でfugaと表記されている方がオーケストラ版です。
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