ロジコムは、買った後改めてHPを見たがいわゆる倉庫不動産のファイナンスをやっている会社のようである。上場当初は出来高が多く人気化した。その後落ちきってきたところを私は拾ったのだが、なぜ急速に人気が落ちたのかを冷静に考えてみた。アエリアやソネットM3、DNA、またイートレードなどに共通しているのは、一度設備投資をすると会員数が増えれば増えるほど利益が上がるビジネスモデルということ。
これはチャリンコビジネスというが、ロジコムの場合はそうしたビジネス分野ではなかった。不動産というのはREIT等が注目されているが、地価や金利の動向に大きく左右される。不動産ファンドが急成長したのは、特に都心部の物件が、不良債権処理とも絡んで銀行からバーゲンセールされたからである。それが一巡し地価も下げ止まった以上、これからの旨味は少ない。ロジコムの場合はもっと地味な業態である。急成長をとげるような環境ではない。このことが遠因となっていると思う。
ところで最近上場した会社に日本通信という会社がある。この会社は電話の販売会社のような社名ではあるが、目論見書を見てみてビックリ。法人向け中心の電話サービスの会社だった。このサービスビジネスというのは今後の伸びる筈である。それは、一度契約すると容易には他社に乗り替えることが出来ないモデルをもっていればなおさらである。このような会社もチャリンコビジネスの範疇に入る。日本通信のHPを見るとSecurePBといった新サービスが発表されているが、こうしたビジネスは今後伸びると思う。
初値は公募価格からさほど高くないところでついているが、すでに安値から倍くらいに上昇している。見る人は見ているのである。こうした会社をIPOで見つけて、初値から少し押したところで買いをいれるのもいいかも知れない。インターネット系のチャリンコビジネスを行っている企業は、このところ過熱しており、初値が公募価格の数倍に達しているところが多い。こうした会社はガンホーのような、目新しく見える(携帯コンテンツなどといった既に新鮮味が薄れた業種ではなく)業態の場合は別として、初値天井でしばらく下落基調をたどるのでリスクが大きい。日本通信の他、例えば、グリーンホスピタルサプライ(3360)も面白い。この会社は病院向けの消耗品の納入業者かと思うとそうではない。病院の経営コンサルタント的なビジネスも手がけている。(トータルパックシステム)しかも、このビジネスは何処も手がけていないそうである。そしてこのビジネスが利益をひっぱている。他社がまねをしようにも、長年のノウハウの蓄積がいるから参入できない。このしたケースもチャリンコビジネスの変種である。もっと真面目に目論見書を読んで、こうした会社を発掘して上場直後、少し押したところで買い、というのも手かも知れない。
ちなみにグリーンホスピタルサプライは、上場初値を一回だけ約1万円割っただけ。その後は地味だが順調に株価は推移している。少し押したかなと思った時に拾っておけば数万円の利益は出るはずである。もちろん大きく下げることもない。これから多分じりじりと値を上げていくものと思われる。
これはチャリンコビジネスというが、ロジコムの場合はそうしたビジネス分野ではなかった。不動産というのはREIT等が注目されているが、地価や金利の動向に大きく左右される。不動産ファンドが急成長したのは、特に都心部の物件が、不良債権処理とも絡んで銀行からバーゲンセールされたからである。それが一巡し地価も下げ止まった以上、これからの旨味は少ない。ロジコムの場合はもっと地味な業態である。急成長をとげるような環境ではない。このことが遠因となっていると思う。
ところで最近上場した会社に日本通信という会社がある。この会社は電話の販売会社のような社名ではあるが、目論見書を見てみてビックリ。法人向け中心の電話サービスの会社だった。このサービスビジネスというのは今後の伸びる筈である。それは、一度契約すると容易には他社に乗り替えることが出来ないモデルをもっていればなおさらである。このような会社もチャリンコビジネスの範疇に入る。日本通信のHPを見るとSecurePBといった新サービスが発表されているが、こうしたビジネスは今後伸びると思う。
初値は公募価格からさほど高くないところでついているが、すでに安値から倍くらいに上昇している。見る人は見ているのである。こうした会社をIPOで見つけて、初値から少し押したところで買いをいれるのもいいかも知れない。インターネット系のチャリンコビジネスを行っている企業は、このところ過熱しており、初値が公募価格の数倍に達しているところが多い。こうした会社はガンホーのような、目新しく見える(携帯コンテンツなどといった既に新鮮味が薄れた業種ではなく)業態の場合は別として、初値天井でしばらく下落基調をたどるのでリスクが大きい。日本通信の他、例えば、グリーンホスピタルサプライ(3360)も面白い。この会社は病院向けの消耗品の納入業者かと思うとそうではない。病院の経営コンサルタント的なビジネスも手がけている。(トータルパックシステム)しかも、このビジネスは何処も手がけていないそうである。そしてこのビジネスが利益をひっぱている。他社がまねをしようにも、長年のノウハウの蓄積がいるから参入できない。このしたケースもチャリンコビジネスの変種である。もっと真面目に目論見書を読んで、こうした会社を発掘して上場直後、少し押したところで買い、というのも手かも知れない。
ちなみにグリーンホスピタルサプライは、上場初値を一回だけ約1万円割っただけ。その後は地味だが順調に株価は推移している。少し押したかなと思った時に拾っておけば数万円の利益は出るはずである。もちろん大きく下げることもない。これから多分じりじりと値を上げていくものと思われる。