株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

最後は掉尾がわずかに振れて終わる

2006-12-29 11:44:00 | 株に出会う
新興市場は、今年の最後でジリ下げという縁起の悪いことは、何としても避けたかったのでしょうか。まだ、ヘラクレスが動いておりますが、ほぼ両指数ともにプラスで引けました。

結構押された銘柄もありましたが、この年末でオセアニア地方でも寒風が吹いている中、わざわざマイナス圏の銘柄を買いに行く覇気もなく、ノートレードでした。

ヘラクレス、マザーズ共に、プラスで終わったとはいうものの、OSCは1-2%落としております。一部の銘柄を除いては、思い切って損切りしてすっきりしてから新年を迎えようというような、売りが主流だったように思います。

ところで、このブログの読者の皆さんにささやかなお正月プレゼントです。

来年の1月27日に、「ご愛顧特別感謝祭 投資戦略フェア2007」というのが東京で開催されます。その自由席券を、先着2名様に差し上げます。

mariomari@goo.jp のアドレスに、ニックネームで結構です。「欲しい」とだけ書いてご連絡下さい。

先着2名様は、このブログでニックネームで公開します。そうしましたら、該当する方は、同じアドレスに送付先住所とお名前をご連絡下さい。ご連絡頂き次第郵送しますが、筆者の手元にまだ入場券が来て届いておりません。多分、来年の初めには来ると思います。届き次第郵送致します。

これから来年の大発会まで、このブログは基本的には記事を書かない予定です。今年はチョイと踏ん張りすぎましたのでできるだけ静養に努めます。

年末年始は、これからの株トレードのやり方の研究をするのにはよい時期ですが、ごくたまにブログ内で告知しておりますが、筆者が使っているトレーディングツールのファイル一式をご希望の方がいらっしゃいましたら、使い方と一緒に無償で差し上げております。但し、楽天証券のマーケットスピードとリアルタイムスプレッドシート、それにできたらマネックス証券などの四本足データがそのままコピーアンドペーストできる環境と、エクセルの簡単な操作くらいはできる方が条件となります。これからそうした環境を整える方でも結構です。

ご希望の方は、上記メールアドレスまで、こちらはご本名とちょっとしたコメントを添えてお申し込み下さい。

老若男女を問わず、特に株歴が浅い方に少しでも株式トレードを楽しんで頂くのが、このブログの目的の1つでもあります。楽しむための早道は、筆者の家人などの負けても負けても株博打が好きな「特殊人種」は別にして、とにかく何が何でも勝つことです。そのためのツールとしての効果は少なくとも筆者により実証されております。ご遠慮なくお申し込み下さい。

それでは皆様良いお年をお迎え下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日の注目銘柄(12.29.06)

2006-12-28 23:28:31 | 明日のモニタリング銘柄
明日はいよいよ大納会。前場のみです。新興市場はマザーズ(47%→52%)ヘラクレス(49%→51%)ともにOSCはコンバージェンスしております。特にヘラクレスはチョイと押されすぎに感がありますので、明日の押し目からの反転のエネルギーが結構出るかも知れません。特に今日悪かった不動産関連。

あまり値動きがないかもしれませんが、目についた明日の注目銘柄を簡単に。

テクニカル用語の簡単解説

1.2459アウンコンサルティング
 出来高も細りましたが、今日は押されっぱなしも前日同値。こういう場合は、明日は287Kさえ割らなければ、一旦反発体勢を見せるケースです。OSCも+3%の43%です。前日比マイナスになれば見送りです。

2.2489アドウェイズ
 この株も明日はプラス始まりなら、今日の終値を下回らない限り、指数値面からみても反発体勢にあります。もちろん、マイナスで押されれば底抜けのリスクはありますが、その場合でもここまで押されております。RSIも20%です。反発は確かでしょう。一応193Kという安値は意識しておいて下さい。

3.3810サイバーステップ
 まだ少し落ちたりませんが、明日はうんと押し目を待っての反発か、同値またはプラス始まりからの上昇か、どちらかのケースで反発の可能性あり。押し目はあと8Kあたりの下落が目途か。

4.3042セキュアヴェイル
 業績が四季報を下回ってから下落しておりますが、セキュリティ関連の一角です。そろそろ反発体勢が出来ております。118Kという直近の安値を意識しながらの押し目買いか、9時半過ぎても上値で始まるようなら、反発期待での買い。

5.8735SBIフューチャーズ
 師走に一発仕手性の強いこの株を、穴馬候補として取り上げます。後5K程もし下げるようなら試し買いという手ですが、時間が間に合うかどうか。もしフューチャーズとなったらご免。

6.3793ドリコム
 このところ200万円の大台を回復して切りし基調にあります。指数値が11月21日以来の水準まで落ちております。明日は更に下げて始まるはずです。180万円くらいがその分水嶺かと思われます。値がさ株ですが、そこまで落ちての突っ込み買いが出来るかどうか。

7.4565そーせいグループ
 もう1つ、この師走です。有馬記念も過ぎたことだし、大穴候補です。条件は同値か高く始まり、そこからの押し目がないことです。240Kあたりで利確が良いかと。

8.4765モーニングスター
 この株もプラスで始まり出来高が多いようだと、そろそろ反発の時期かと思います。

9.2383日本エイム
 この株、先日筆者が懸念を表明してから下げております。何かあったのではないかと思うような下落です。特にニュースはないようですが、偽装派遣がもしインサイダーか何かで発覚寸前であれば納得はできますが、そのあたりは闇の中です。別にこの会社のことではなく、派遣会社の「違法」な契約行為が社会的に問題になっていることを言っているだけです。もし下げ止まるならそろそろかと。

10.8888クリード
 明日の押し目400K割れなら。

11.8890レーサムリサーチ
 これも鵺株です。それが出来高にも現れております。しかし、190Kというのはチョイと下げすぎかも知れません。明日の寄り付きからの動向次第では大幅反発も。しかし、こうした「サムライパワー」なる変な会社を役員連中が作っている会社は、筆者がもっとも嫌うところであります。しかし、株は個人の好みを中心に考えるわけにも参りません。怪我をすると行けないので、今日のサイバーコミュニケーションズのように、2番底を狙う手ですね。

12.3736コネクトテクノロジー
 後少し下落すれば、反発に転じるのではないかと思われます。但し、8月決算という会社ですので、1Q結果がもし出るようなら、これは見送りもあります。詳しくはHPあたりでご確認下さい。

今日は遅いのでもうこのくらいで止めにします。明日はこの年を締めくくる良い日になりますように。持株のイトーキも引売ってキャッシュ100%に戻りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新興市場に小反発の気配あり

2006-12-28 11:21:33 | 株に出会う
昨日の楽天のMSとRSSのトラブルで、四本足データの正確な更新がなされるかと0時半頃までトライしておりましたが、結局駄目でした。朝6時過ぎから試したところ、いつものように今日のデータの埋め準備となっておりましたので、仕方なくマクロを走らせた後に、他の証券会社の四本足データとの突き合わせを行い、その修正に悠に2時間はかかりました。結構間違いがあったようです。この責任、楽天はどうするのでしょうね?

さて、今日はこのようなことから、手仕舞い売りに入りました。4764デジタルデザインはありがたくストップ高で売り、3028アルペンは+10円でやむなく撤退。持株は7972イトーキのみです。この株は1270円を挟んでもみ合っております。しかし、膠着状態が長くて皆さんお疲れのようです。今日の引けまでに判断したいと思います。筆者も買い時を間違えました。ここ1週間で見ると、この株のはっきりとした買い時は、実は昨日27日の寄り付きの+8円始まりでの押し目(実際には押し目はなく、寄り付き買い)買いでした。高値は1294円と+14円になるも、勢いがあればそこから1300円の奪還は目指すはずですが、こともあろうに、再度1280円割れで、ついに1261円まで落ちました。つまり、この株で利益を上げるのは1280円の寄り付き買いと1294円での高値売りだけが、ここ数日での唯一のチャンスでした。

これは、今使っているツールを別の角度から眺めて出た追加の結論です。他の銘柄にあてはめてもよく当たるようです。これまでの方法に加えてこれを追加すると、来年は更に今年より50%程はパーフォーマンスが上昇するとほぼ確信しました。今年の下落相場でもほとんど買いだけで+60%程度のパーフォーマンスですので、ほぼこのやり方で問題ないでしょう。そして、もう少し売りを加味すれば、なお問題ないかと思います。まずは、買いのテクニックを磨けるだけ磨くことに今は専念しております。そのため、200を越える銘柄を苦労して日々反省してチェックをかけているわけですね。その苦労が日々報われつつあります。

さて、表題の小反発の気配ありとしたのは、マザーズ、ヘラクレスともにOSCは上昇しているためです。特にヘラクレスは+2%の50%とOSCがコンバージェンスしながらも、別の指標では押されすぎ状態となっております。いわば、短期のダイバージェンス現象が強く出ているということですね。このパターンが続くと、今日の後場かどうかは別にして、明日の気配により小反発が期待できるテクニカル条件を示しているようです。

個別銘柄の動きとマクロな指標の動きが果たして連動するのかを見るためにも、後、実質1日ほどは、このようなテクニカルシグナルの有効性をモニタリングしてみたいと思っております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(12.27.06)

2006-12-27 20:32:44 | 市場概況
楽天のMSとRSSの障害がまだ治らず、究極のオシュレーターを中心とした分析による「明日の注目銘柄」は不完全なデータになりますので、今日は省略します。

それにしても、4788サイバーコミュニケーションズはついに行くところまで行きましたね。それでもOSCは-1%の25%です。RSIは13%です。ともに下落中。しかしOSCは過去最低が27%ですので、今日は「新記録」とはなりますが、20%割れもある中でまだ底打ったとは言えないでしょう。

しかし、テレウェイヴやF&Mの例を持ち出すまでもなく、貸借銘柄でのこの容赦ない売りについては、行き過ぎたと市場の誰もが感じた時に、一度は大きく戻すことは間違いありません。皆さん、虎視眈々とその機会を窺っているのです。

新興市場は、前場終了のブログに書いた通りの経過です。昨日までのような後場のジリ上げは一部の銘柄を除いてはありませんでした。筆者の持ち越しはかろうじて損切りラインを死守した7972イトーキと、今日堅調にプラ転した3028アルペン、それにいわく付きの銘柄、4764デジタルデザインの3つだけです。意気が上がらない6790ノダスクリーンは109Kの同値撤退。6163H&Fは後場に噴きましたが、30円抜きだけで売りました。かなり強い基調が今日は続いたようです。明日以降に注目。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新興市場は二番底を打ったのかということについて

2006-12-27 11:26:10 | 株に出会う
実は、昨日の後場からの新興市場の上げ方を見て、二番底を打ったのではないかと筆者も思っておりました。確かにここ数日の個別銘柄を見ても、11月20日頃の安値水準からの反発にあるという、そのようなテクニカルなポジションにある銘柄が多かったようです。それらの銘柄はきちんと反発はしております。しかし、テクニカルにもう少し長いスパンで見直してみると、以下のようになります。

注意:ここで二番底というのは、11月20日前後の大底から、次の底を付けて上昇に転じたかどうかということを言います。

◆マザーズ指数

 11月22日 1006ポイント OSCは21日の24%が大底
 12月13日 1120ポイント OSCは44%で第一の底
 12月27日 1119ポイント OSCは48%

 確かに12月21日には1133ポイントで終わっておりOSCも54%まで行きました。筆者がOSCでの分析方法として採用しているのは、直近でのOSCの最低値とその時の終値を基準とするものですが、それで見ると、13日が基準となります。お分かりのように前場終了段階ではOSCはまだ4%高めですが、終値はわずかに下回っております。つまり、あとOSCで4%分ほどの下落に向けての調整中ということになります。

◆ヘラクレス指数

 11月21日 1657ポイント OSCは20日の27%が大底
 12月13日 1828ポイント OSCは55%で第一の底
 12月20日 1845ポイント OSCは52%で第二の底
 12月27日 1827ポイント OSCは48%

 ヘラクレスはマザーズと違って第二の底をOSC的には付けております。つまり20日が起点となりますが、そこから前場終了段階ではOSCが4%落としながら、終値もその分は落としております。13日の第一の底から見ても、終値はわずかですが落としております。

以上からすると、第一の底ないしは第二の底が当面の底打ちのサインかどうかは、OSCを使った分析からいうと、そうではないという結論となります。

これまでの経験知からも、底というのは3番まで打たないと切り返しには至っておりません。今の状態はまだせいぜい2番底、それも軽微な調整です。今年の新興市場のモーメンタムはまさに「下落基調」です。年末年始を控えての需給や日経平均との絡みなどで、このところ、落ちそうで落ちないため中途半端な買い上がりがあり、それを見て短期筋が翌日には利確をするという、チョイと変な値動きになっているに過ぎないと筆者は見ております。(そういう筆者も短期筋なので偉そうなことを言える身ではありませんが。)

今日は、朝方急伸した6787メイコーを5130円で落ちるのを待って拾いましたが、OSCが更に下がっていること、指数値そのものは魅力のある水準まで落ちきっていないことから、買ってからの上昇がないということに鑑み、仕方なく-30円で損切り。朝方は利が乗っていた3043モジュレもじり貧で買い板が潰されるため、薄利での撤退。そして、昨日懲りずにまた1157円で買ってしまった6163H&Fも1154円で損切り。6790野田スクリーンと7972イトーキだけは、損切りラインに達していないためホールド、と言った具合に戦線を縮小しました。もう年内はこれ以上の動きはないでしょうから、あまり積極的に買い上がることは控えます。

再度確認しますと、新興市場はまだまだ底を打ったとは言えません。もしこれで底打ちで明日から来月にかけて上がって行くにしても、この1年の下げのモーメンタムを反転させるに必要な日柄は悠に3ヶ月くらいは要するのではないでしょうか。来春までということになります。その間はこの年末のような値動きがせいぜいかと思います。

今日の4788サイバーコミュニケーションズがそれを象徴しているかのようです。今日こそは大幅反発と思った方々の買いで109Kまで一旦跳ねましたが、そこからは空売りの嵐だったようです。102Kと100K割れ寸前です。この株は100Kを割れないと灰汁抜けしないようです。それは新興市場も同様です。一度マザーズ指数など1000ポイントをきちんと割れないと、皆さんの中途半端な期待が繰り返し出てくる訳です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする