11月16日(木)の海外市況概況です。
1.NYダウ
前日安値割れから切り返したものの、-45ドルで終了。それでもOSCは+1%の67%で、まだ上値追いの勢いはあるようです。14日のRSIが90%超えになっているのは、ちょっと気がかり。7月26日以来です。
この時は、それまで短期のRSIが4日連続100%という異常値を示しておりました。終値35520ドル。その後はこの水準を終値ではほとんど超えることなく、32000ドルまで10月後半までだらだらと下げ続けておりました。
もう少し、この上昇は続くでしょうが、緩慢な下落に転じる可能性が出てきたということは念頭に置いておいた方がいいでしょう。
2.Nasdaq
前日と同じく微増。MIN指数比の1.13の壁は突破できておりません。こちらはVR改が537%という異常値。これは記録を取り出した21年12月以来の最高値。2日連続14日MIN/MAX値を高値更新しております。このパターンは、上げすぎ警戒からの一旦の調整に入る可能性を高めております。
3.ドル・円
相変わらずの152円狙いの虎視眈々とした相場。流れとしては、若干円高方向へとジワリと押されているような感じ。MIN指数比は13日の1.02をピークとして、今日は1.015。10月26日の1.023が直近の高値。
4.CME日経平均先物
7時40分現在、33420円で日経平均の終値とほとんど変わっておりません。今日は、前日終値付近からの発進となるのではないでしょうか?
5.VIX指数 14.32(+0.14)
6.米10年債利回り 4.439%(-0.098)
以上です。