3月30日(水)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。
下に30日の海外市況
◆日経先物:9710円(+230円)OSC66%(+1%)3月23日のOSC51%、終値9380円から切り返し中。RSIは39%(+4%)
◆日経平均:9709円(+250円)OSC62%(+3%)3月15日のOSC25%、終値8605円から切り返し中。RSIは39%(+4%)
◆TOPIX:866(+16)OSC61%(+1%)3月14日のOSC21%、終値847ポイントから切り返し中。RSIは38%(+2%)
◆マザーズ指数:449(+4)OSC50%(-7%)3月14日のOSC25%、終値410から切り返し中。RSIは38%(+2%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:97.85%(+11.4%)-3月30日現在。
マザーズ:85.69%(+5.8%)-3月30日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率69%(+23%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率7%(+2%)
後場は先物に引っ張られて予想外の上昇。6367ダイキンをピボットの2496円で売り指ししていたのが約定し、少し下に行きかけたたのですが、明らかに高値を窺う勢いなので、7円高で買い戻し損切り。買値から下へと引けにかけて持って行かれると踏んでの「売り」でしたが、今日の4751サイバーエージェントのような右肩下がりの株でないと売りはタブー。
持ち越しが久しぶりに1つ。今日、下値抵抗線で踏ん張って、上にも下にも行かなかった8574プロミスを引けの成り買い。まあ、リスクはありますが、明日のピボットが579円まで押し下げられており、OSCもほぼ前日同値の41%ですので、ちなみに持ち越してみました。
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以下は30日の海外市況】
◆ドル・円:82.89円(+42銭)OSC61%(+1%)3月16日のOSC31%、終値79.82円から円安へと切り返し中。 RSIは50%(+2%)
◆ユーロ・ドル:1.413ドル(+0.002ドル)OSC55%(+2%)3月21日のOSC75%、1.422ドルからユーロ安に転じる。RSIは67%(+9%)
◆USドルインデックス:76.11(-0.14)50MA(77.18)への下方乖離から反発中。下落傾向からの切り返しの頂点に近い。
◆米10年債利回り:3.5%(+0.03%)50MA(3.47%)を再度キャッチアップ。(29日現在)
◆米3ヶ月国債:0.1%(-0.01%)対10年債スプレッド:3.4%(29日現在。3%切ると要注意。)
◆NYダウ:12351ドル(+72ドル)OSC62%(+-0%)RSIは64%(+12%)3月16日のOSC46%、終値11613ドルから上昇基調続く。
◆Nasdaq:2777(+26)OSC63%(+-0%)3月18日のOSC44%、終値2644から上昇基調続く。RSIは62%(+11%)
◆上海総合:2956(-2)OSC57%(+3%)3月18日の49%、終値2906から切り返しに転じる。RSIは50%(+7%)
◆VIX指数:17.71(-0.45)200MA(21.18)を割り込み、50MA(19.03)も割れる。
◆WTI原油先物:104.67ドル(-0.13ドル)50MA(95.94ドル)に一時近づくも高値目指して反発継続中。
◆CRB指数:353.85(-0.16)50MA(345.95)を割り込んだ後急回復中から下落傾向。
◆NY金:1422.2ドル(+4.0ドル)50MA(1388.45ドル)に再度接近し急反発するも多少下落基調。
◆バルチックドライ指数:1545(-40)50MA(1332)を遙か下方から抜いた後、1500前後で揉み合い中。
◆シカゴCME(円建て):9770円(+60円)
ADP雇用統計で前月比20万1千人増。特に中小企業で増加。週間失業保険申請件数の改善と合わせれば、米景気の回復傾向は顕著。ダウは、2月18日の高値にあと一息まで迫っております。
ドル・インデックスはさほどの変化はありませんが、この米景気の回復傾向に伴い米国長期金利が再度上昇基調を強めておりますので、相対的にこれからずっとゼロ金利を続けざるを得ない円が、安くなり続けております。2月16日の84円直前までの円安を超えることができるかどうか。この壁が突破されれば84円台へと一気に突入するのではないでしょうか。3月末の企業決算も終わり海外資金の円への転換は既に終わっております。
最新の財務省のデータによると、震災以降の外国から日本への投資は、短期債を除いて買い越しに転じており、これは外貨を円に換える行動ですので円高要因ですが、それ以上に、日本居住者の外国証券が大きく買い越し(円を外貨に換える行動)となっており、最近の円安を裏付けております。
この円安傾向がしばらく継続するとするなら、株価はある程度戻し続けるのではないでしょうか。但し、NY株が新値をとって上昇し続ける必要がありますが、過去の厖大な統計を処理して算出したラリー・ウィリアムズの2011フォーキャストによれば、ダウは一旦3月でピークアウトすると、一応なっておりますので、果たして結果はどうなるか。OSC的にはピークが近いのは間違いありません。ゴールドは同じフォーキャストでは、4月中旬から上昇すると言っておりますので、この時期にかけて何かの世界経済の不安要素が勃発するのかも知れません。