明日の注目銘柄（１１．１．０６）

ついに今年も後２ヶ月です。思い出すと１昨年の１１月は１６日あたりが底でした。決算対策でヘッジファンドも１１月に売り物を出すと言います。今年もアメリカの中間選挙も控え波乱含みかと思います。

新興市場はひとまず反転しました。マザーズ指数のＯＳＣが＋７％の４８％、ヘラクレス指数も＋７％の５６％です。日経ジャスダック平均も＋９％の４６％まで回復。その「原動力」となった日経２２５平均もＯＳＣは前日同値の４０％です。

今晩に何もなければ明日は反発が予想されます。寄り付きの動きに注目下さい。
今日は引けにかけてザインエレクトロニクス、アウンコンサルティングでデイトレをしました。そして大引けに買って持ち越したのは、２９２９ファーマフーズのみです。

そこで明日の注目銘柄ですが、今日の騰勢から大方の銘柄は地合さえ問題なければ、少なくとも前場は上昇するかと思います。そこで出遅れ中心にピックアップしてみたいと思います。

１．３７８９ソネットエンターテインメント
　ＯＳＣは＋１％の３２％と微弱なコンバージェンス。

２．２４６１ファンコミュニケーションズ
　形の上では理想的な終わり方。ＯＳＣは＋２％の３５％、乖離幅－８Ｋで＋３Ｋ終了。

３．３７７６ブロードバンドタワー
　これもファンコミ同様です。出来高が何故か少ない。ＯＳＣは３３％→３７％へ。

４．３８１５メディア工房など
　直近ＩＰＯからは、他に３８１４アルファクスフード、３２３０スターマイカ、がいい形で終わっております。

５．３０３６アルコニックス
　ＯＳＣが３７％→４４％へとジャンプし９０円高終了で乖離幅ゼロ。出来高次第。

６．２３７１カカクコム
　本来もっと伸びてもおかしくはないが。ＯＳＣ３２％→３６％で、乖離幅－１Ｋ。出来高が伸びれば。

７．４８１３ＡＣＣＥＳＳ
　ＯＳＣが＋２％の３９％とコンバージェンスするも、－７Ｋ終了。しかし、２７日のＯＳＣ３３％で７９５Ｋ終了からは－１６Ｋのダイバージェンス。乖離幅も－４Ｋ。そして、指数値面では９月１４日には及ばないものの１０月１１日のそれを２２Ｋ分ほど下回っております。明日は引き続き地合さえよければ、売りから入れない銘柄でもあり上昇するか。

８．６４０７ＣＫＤ
　押しに押されておりますが、反発の条件は整っております。ＯＳＣも３９％→４３％へとコンバージェンス。明日は１３００円割れの押し目からの反転期待。基本はデイトレ。

９．４６６６パーク２４
　今日に引き続き注目。まだＯＳＣは＋６％の４６％ですが、指数値面からもまだ上昇に転じるかと。今日引けに指しておきましたが届かず。

１０．９１３０共栄タンカー
　ようやく下げ止まったか。ＯＳＣは＋２％の３３％です。ＲＳＩも＋１０％の３５％へ。乖離幅－８Ｋ。明日の寄り付きからの動きに注目。

１１．６４４０ＪＵＫＩ
　出遅れ銘柄。ＯＳＣは３２％（前日比－３％）でダイバージェンス。指数値は切り返しましたが、最低値レベル。

以上です。

落ちながらコンバージェンス

新興市場は、前場の終わりにかけて日経先物のゼロ戻しの動きに引っ張られて少し戻しました。日経２２５平均はまだＯＳＣが－１％の３９％です。これが４０％を越えて終われば、日経も一旦底打ちとなるかと思います。前回は９月２９日の３７％が底。この時の終値が１５７１９円。今日は１６３７６円。３７％を下に抜ければ、これは１５０００円台への突入となり日経平均はさらに調整モードに転換します。

先物の動き次第というところでしょうが、いずれにしても極めて微妙な時期です。

新興市場のコンバージェンスは、上げたがっているものの買いが続かないという状況です。きっかけとなる日経の動きが気勢を殺がれているので、皆さん概ね様子見を決め込んでいるのでしょうね。

持ち越しの沖縄セルラー電話は元気なのですが、朝の天井からの下落過程の２７８Ｋで売りました。ａｕの好調な出だしが評価されての買い戻しがあるのかも知れません。なかなかに癖株です。貸借銘柄だけに上がっていくところの追随買いは厳禁です。今日も買い値の２７４Ｋまで一旦落ちました。

今日の注目銘柄に挙げた３８１８バンクテックジャパン。大いなる外れをしてしまいましたが、イメージ情報ソリューションの会社としては、やはり類似会社を比べてのＰＥＲがまだ高めです。同等近くまでの下落調整過程にあるようです。要注意。

明日の注目銘柄（１０．３１．０６）

新興市場はマザーズ指数はＯＳＣが－２％の４１％へ、ヘラクレス指数も５３％から４９％へと共に下落。明日、マザーズ指数が３０％突入なら今回の上げ局面は１０月２６日にピークを打ったことになりそうです。今回は日経の下落調整が呼び水になっております。新興銘柄が独歩高を演じるほどの勢いはないのでしょう。

今日は引け際に比較的健闘していた９４３６沖縄セルラー電話を２７４Ｋで購入したのみ。基本は明日の下落からの小反転狙いです。じり安の展開を辿るようだと本当に下に行きそうですが、その見極めはＯＳＣがコンバージェンスして終わるか、プラ転して終わるかだと思われます。

そこで明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

１．３８１８バンクテックジャパン
　ＯＳＣコンバージェンスで指数値が最低値マーク。底打ち気配。

２．２４９６アルク
　寄り付き高く始まるようなら、少し押したところからの試し買いも。

３．５７０６三井金属
　５７０円前後からの狙い。ＯＳＣは３５％と押されております。商品相場は底を脱しております。

４．６８７７ＯＢＡＲＡ
　４５３０円に近づくまで押されてからの反転。ＯＳＣが何と＋８％の５６％に。

５．２３８９オプト
　３００Ｋ近くまで終われてからの反発狙い。乖離幅絶好。

６．２７５９テレウェイヴ
　２２３Ｋ割れからの反転狙い。ＯＳＣ３７％で後４％分の下落で１０月１０日に並ぶ。

７．４８１３ＡＣＣＥＳＳ
　ＯＳＣが＋４％の３７％とコンバージェンス。７７５Ｋからの反転なら乗り。

８．８６９７大証
　やっと底打ちか？ＯＳＣも＋１％の４３％へ。指数値は１０月１２日より下。４７４Ｋからの反転狙い。それ以下に持って行かれればなお良し。

９．４６６６パーク２４
　１６７３円の今日の安値前後からの反発狙い。

１０．５２１８オハラ
　５７７０円の直近安値に近づけば近づくほど反発のエネルギー充満か。

１１．７８６０エイベックス
　これも２２００円割れからの反転期待。

１２．４３１２サイバネットシステムズ
　今日はまだ押しが足りなかったようです。８４Ｋあたりまで降りれば。

以上です。

新興市場は下げ渋りの展開だが

新興市場は１０月１１日にマザーズ指数が１０００割れ寸前まで行っていれば、このような中途半端な反発でエネルギーを失うことはなかったと思われます。

それでも今日のマザーズ指数でいうと、前場終了でＯＳＣが前日の４３％から＋２％の４５％とコンバージェンスしております。明日の押し目を待ってからの反転が期待できるポジションです。但し、今日の引けにかけてもこの位置に留まっていることが条件です。

とう訳で、金曜日からの持ち越しはゼロ。相場が小反転ないし中反転に転じるまでは様子見です。

４７５５楽天と９９８４ソフトバンクがやけに強いようですが、楽天はＯＳＣ６０％で前日とイーブン。２３日の７７％というのがありますので、そこまでは上がる可能性あり。踏み上げに注意。

相場の動向は４２９６ゼンテックも見ているとおよその推測がつきそうです。テクニカルには本来なら上げにかかるところです。ＯＳＣも＋６％の４３％で＋１Ｋ終了。乖離幅も＋４Ｋとまずまず。勢いがあれば上がるところです。

明日の注目銘柄（１０．３０．０６）

新興市場はまた下落基調に戻りました。小反発の場合はＯＳＣが４０％台の前半には戻る必要があると以前書きましたが、そのとおりにマザーズ指数では４３％まで急落。ヘラクレス指数はまだ５３％です。

マザーズ指数を例にとってシミュレーションしてみると、２７日の終値の１２１４ポイントで月曜日に始まったときは、ＯＳＣは４４％と＋１％高となります。ヘラクレス指数も同様に１ポイント高となります。ところがＮＹがＧＤＰ成長率の鈍化で下げております。そのため円高も進んでおります。環境はよくありません。恐らく金曜日のトレンドが強化される形で月曜日は始まるものと思われます。いきなり食らいつくのはいくら何でも厳禁です。より底ということは考えないことです。

マザーズ指数でいうと１０月２４日の１２２９ポイントという安値攻防線は既に下回りました。その後の下値攻防線は何と１０月１１日の１０７１ポイントなのです。このあたりを念頭に入れて置いた方が良さそうです。日経の調整も始まれば、それに連れての新興市場の再調整もあり得ます。日経以上に新興銘柄が強いとは決して言えない状況です。

さて、そんな中での明日の注目銘柄です。

１．５４５６朝日工業
　どういう訳か出来高も回復し動意付いております。ＯＳＣは＋６％の５７％。何といってもＰＥＲが６．８２倍です。だから上がるという訳ではありませんが。このところずっとほぼ上げ続けております。何か起こったのか？ニュースによると来期の業績回復期待があるようです。電炉メーカーにしては珍しく２４時間フル操業とのことです。来期予想の経常利益５０億円が５５億円に伸長する公算大とのこと。この先取りでの好調な株価推移かと思われます。

２．６１５８和井田製作所
　相場の反逆児の面目躍如たるものが金曜日はありました。ＯＳＣは＋１％の４１％です。２４００円で筆者は売りましたがまだその上で終わりました。

３．３０４６ジェイアイエヌ
　ＩＰＯの勝ち組ＪＩＮ、ついにＯＳＣが４８％、ＲＳＩが３５％と最低値まで落ちました。さて、ここから反発があるのか注目。乖離幅が－４０円というのは、こうした株の反転のサインかどうか注目。１０００株単位なので買いづらいですが。

４．８７３４アストマックス
　５７Ｋという１０月１２日の安値が視野に入ってきました。このあたりまで落ちての反発はありそう。

５．９７０２アイヱスビー
　２４日に上方修正するもその前に上げすぎた反動から下落。金曜日にようやくプラ転。ＯＳＣも＋２％の５４％に。乖離幅は－１９円と絶好。下落相場で底力を発揮するか？ＰＥＲは１５倍弱のソフト無線の会社。

６．６７７７santec
地味系のこの株に地合の悪い日にとりあげます。ＯＳＣは７４％にも行っておりますが、乖離幅は－２円と切り返し気配あり。光部品が絶好調で４－６月期の売上が６７％増の「成長軌道」に乗った会社。

７．４２９６ゼンテック
　またこの株ＯＳＣが３０％台にまで落ちました。前回１０月１１日はＯＳＣ３７％で翌日から反転。今回も３７％です。違いは前回は底近くだったこと。さて明日はどうなるか？この株も相場とは異なる動きをします。唯我独尊の株です。貴重な存在です。しかしテクニカルにあてるのが極めて難しい難解株です。いわば全ての株式の要素を併せ持つ稀有な存在とも言えるでしょう。それが人気が衰えない秘密かと。

８．２３７１カカクコム
　久々に低ＯＳＣをマークしております。３７％です。押し目がきつい場合はそこからの反転が期待できます。３２０Ｋ台から３３０Ｋ台あたりまで来ると反発するはずです。

９．９４３６沖縄セルラー電話
　不可解な株ですが、ＯＳＣは＋２％の３７％とコンバージェンス。乖離幅も－５Ｋ。指数値は最低値水準と買い条件を満たしております。１０月１８日にＯＳＣが同じ３７％をマークしておりますが、この時の終値より２０Ｋもアンダー。明日押されればいわゆる底抜けとなりますが、もし踏ん張ればテクニカルには上げるはず。しかし、不可解な株です。どちらさんかが弄んでいるような株ですので要注意。

１０．６３２４ハーモニックドライブシステムズ
　ＯＳＣが＋１％の５４％と切り返し気配です。乖離幅も－５Ｋと絶好。相場にはあまり影響されない株ですが、さて明日はどうなるか？

１１．４７７１Ｆ＆Ｍ
　この株も下げべきところまで下がっております。もう一息下げてからの反発はあるかも知れません。業績悪化でここまで落ちた株です。底は確認されているでしょう。

１２．４３１２サイバネットシステム
　この株も地味系。指数値はなぜか最低値更新中。そろそろ下げ止まる頃でしょう。業績はいい意味で安定しております。製造業を支えるＣＡＥソフトで力を持っております。そのうち爆発するかも知れません。

以上です。