株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(4.2.07)

2007-03-31 20:06:27 | 明日のモニタリング銘柄
新興市場は気がつけば、どの銘柄も3月19日頃に安値を付けた後は、3番底を試しに行くことなく、紆余曲折がありながらも、29日までは着実にOSC値を上げております。30日の金曜日の日中足はその名残の上昇カーブです。IPO関連では、昨年末までに上場して押されていた株が、軒並み2月末から3月はじめの安値を更新する勢いです。出来高も増えております。この分野だけ見ると、新興市場に活気が戻ってきたかのようです。指数全体だけを見ていては、こうした傾向は見逃してしまいます。

日経225平均にしても二番底が3月14日であったことの違いはありますが、OSC面では先週でこちらはほぼピークアウトした感があります。

両市場とも、後、ひと花、ふた花咲かせてから散るような気がします。

しかし今回の相場は読み解くのが非常に難解でした。目眩ませの上げ下げに翻弄されたようです。このあたり、結果的には相場にうまく乗れずに資金を増やすことができずに失敗だったのですが、今後の教訓としては、もっと木ばかり見ずに森をみるやり方を、個別銘柄の買い時、売り時についても体得しない限り、また同じ愚を繰り返しそうです。

週末に、もう一度今までのテクニカル指標の見方を再検証しました。以前から気がついていたことではありますが、OSCにしても前日との比較だけではなく、過去5-6営業日のトレンドから、特にコンバージェンスして終えている翌日の押し目での買い、あるいは、安値・高値とも底を脱してからのOSCの控えめなプラ転での引けの買い(あるいは、翌日の押し目での買い)が、もう少し長いスパンでのOSCのダイバージェンスと指数値の関係に加えて、もっとも有効ではないかと再認識しております。

何のことやら分からない方は、このブログで言及しているトレーディングツールにもし興味があればご連絡下さい。

さて、既にピークアウトしようとしているかも知れない、現在の相場環境での明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.3787テクノマセマティカル
 1080K越えなら、その上は1220Kあたりまで窓が開いております。上にブレークアウトするかどうか注目。押し目があっても1000K割れがなければ。1000K割れがあったら再度引き下ろされることも。

2.8918ランド
 まだ切り返し方が足りません。底は3月28日の200K。220K~230Kまでは期待できる筈。

3.8992日本レップ
 明日は一旦少し押されてから反転し一気に430Kあたりまで到達し、さらにその上を狙うなら440Kまで。完全に上げ基調ですので寄り付きが高いようだと440Kとの差を見ながらのエントリータイミング待ち。この株、必ず一旦押される癖があります。

5.8771イーギャランティ
 やっとこの株にもお鉢が回ってきました。しかし金曜日は437Kまで上げてからの調整を余儀なくされております。その流れで明日は再度の400K割れがあっての最悪390Kまでの押し目があれば、その時にチャンスがあるかと。OSCは31%→37%です。

6.3812ゲームオン
 金曜日は異常な出来高です。ずっと膠着しておりましたので、一気に上放れしたものと思います。2月21日も同様な出来高でした。その翌日は一旦上がってからのじり安でのコンバージェンス。出来高が多いと往々にしてこのような失望する結果になります。新興市場が擬似的にでも復活したのなら、この株が更に1万株を越える出来高を伴っての330Kを窺うほどの上げを演じるでしょう。果たして、そううまく事が運ぶかどうか注目。

7.4563アンジェスMG
 膠着しているというと、この株がその本命かも知れません。1月22日に841Kまでの上昇で2月一杯まではこの株の我が世の春でしたから、今は低迷する時期かも知れません。既にイベントも終わって、これからは何かニュースでもない限り、その昔の長い長い低迷期に突入するのか、もうひと肌脱ぐつもりがあるのか、いずれにしても明日あたりがその見極めどころです。その1つのメルクマールは590K割れを起こさないこと。

8.4518富山化学
 16日に大幅赤字転落で大きく下げました。しかししぶとく700円割れは回避。元来赤字は覚悟の鳥インフルエンザ関連仕手株です。明日は、746円という金曜日の安値が割れないで上に行きそうな出来高ならという条件付きでの注目です。まだ人変異の鳥インフルエンザの恐怖が去った訳ではありません。

9.1729三光ソフラン(底値確認監視開始)
 まだ落ちております。一旦歯止めが29日でかかったかに見えましたが、OSCが一気に-14%の22%へと転落です。普通の株では20%割れはまずありません。RSIがまだ32%と高めですので、このあたりが降りてくるまで根気よく待つ手です。

10.6413理想科学工業(スイング用)
 金曜日にやっと底を抜け出したようです。OSCを+7%の43%まで上げておりますので、その反動で明日は2300円近くまで押されるかも知れません。その時があればむしろ好機と捉えての買い参入で、後はジリジリとOSCが上がって、終値がプラスを維持している限りホールドという戦法です。こうした地味系は地味な戦術を使うに限ります。

11.4839WOWOW
 この株、上げては押され上げては押されの全く名前通りの波乗りの図です。W(Win)とO(ゼロ)の繰り返しの社名通りです。OSC値もお陰で乱高下。今度こそ、この呪縛からの脱出がなるかどうか注目です。また350K台まで押されるようなら、ホルダー諸氏に「もう、ふざけんじゃねぇーよ。」と一喝されるでしょう。

12.4357ラ・パルレ
 この株の金曜日の最後の踏ん張りに敬意を表しての注目です。明日は172K近くまで降りてくるなら一応の底の確認ができたということでの買い安心感が拡がるかも知れません。しかしながら、このエステの会社、基本的には世の中になくても何とかなる会社です。まだ富山化学の方が人類の延命のためには必要です。エステしなくても死ぬことはありません。そうした根本的な疑念が、この株、やはり人心を捉えることができずに低迷に入っている理由でしょう。株主優待やら、配当増やらで人の気を惹こうとしても、この会社の株を買うような方々は、もっと大胆なる儲け話にしか興味がないのです。そのあたり、ラ・パルレです。意味不明。どうもパルレというのは、1978年4月に総合美容という最初の店を静岡のパルコに開いた時に、パルコだとパクリとなるので、パルレと1文字変えて、ついでにラをつけてフランス語訛り装い、日本人をうっとりさせようという魂胆からの命名と、筆者が勝手に解釈します。明日、あまりこの株にうっとりしないように。

13.6869シスメックス
 地味系からいくつか注目。4200円に近づいて底固いようならそのまま4400円あたりまでホールド。

14.4282イーピーエス
 次は新薬の臨床試験を行うこの会社です。結構長く低迷しておりましたが、ようやく脱出の気配。明日は294Kという直近の安値が破られないことを確認しての買いで、330Kあたりまでのホールド戦術です。

15.4719アルファシステムズ
 三番手はこれ。どうも3400円は固いようです。明日の押し目での買い。

16.9888UEX
 これは地味系からの出世株。しかし、3660円までの高値は去年の12月は1200円台だったことを思うと出世のし過ぎでした。真面目なフツーの女子社員が急に芸能界にデビューしたようなものです。年収は3倍どころではありません。しかしそれはあぶく銭。身を持ち崩していずれ錆び付くのがオチです。ところがこのステンレス商社、扱い製品の御利益で錆び付く心配は今のところありません。まさに剣が峰まで落とされました。しかし、金曜日のハドソンのようにどこかで大きく立ち上がるでしょう。明日はまだ下落基調継続かと思います。しかしRSIも19%まで来ておりますので、そろそろ警戒警報発令です。

17.9474ゼンリン
 一時は4000円台乗せかと思われるところまで行っての、3000円すれすれまでの下落です。これもこのところずっと膠着。金曜日でようやくOSCが49%→52%へと抜け出ました。このまま3300円を目指すのかどうか注目です。あの地図のゼンリンです。善隣や全林協?のゼンリンではありません。念のため。

18.4680ラウンドワン
 この難解株、一体何処まで行くのか。金曜日に7Kも上げたので、これまでの「前科」からすると、明日はすんなり上げる訳がありません。何かトリックを仕掛ける方が必ずいる筈です。この株と付き合うと根性まで曲がってしまいそうです。ところがこのトリックスターは、予期せぬ時に予期せぬ行動をとるので、ついまた注目銘柄にしてしまうのです。28日に229Kを付けて、今はPER16倍弱。エンタテインメント関連株としてはそんなに高くはないのですが、やはり、ボーリング、カラオケ、ゲームという複合は、いささか古臭い遊びなのですね。一時期の人気エンタテでしたが、とっくに淘汰されております。それを逆手にとってのビジネス、やはり成長を続けるには限界があるということですね。いきなり高く始まったら絶対に手をつけないことです。必ずしっぺ返しを食らいます。しかし、何が起こるか分からない株です。ずっとOSCが29%~35%と膠着中。マグマがたまっているとすれば、明日は一旦下げてからの暴発がもっとも理想的な形です。それも1日だけ。一応横目で株価の動きと出来高だけでもチェック。あくまでも出来高です。

以上です。どうでしょうか。図らずもラウンドワンやラ・パルレ、そして富山化学といった、癖株または偏屈株、または疑似仕手株のような、うさんくさい連中しか残っておりません。既に本流の株連中は戻しを終えているようなのです。しかし、残り物に福ありとも言います。意外と株の世間での底辺を構成するような、江戸時代でいうと、流民の遊女や芸人のような辺境に生きる人間達、いや株達に、汚濁に満ちた今の世を変える力があるのかも知れません。しかし、江戸幕府も彼らの権力を恐れぬ天真爛漫で世人を魅了する隠れた力を恐れて、囲い込みを行わざるを得ませんでした。それが最盛期に7000人の遊女を擁した吉原であり、見世物小屋での芸から歌舞伎の発祥にもつながっていったのですから、日本社会も懐が深いというべきか、全く捨てたものではありません。明日、これらの株が市場を見返すことができるかどうか??もし暇があればご注目下さい。
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春先特有のためらい相場か

2007-03-30 11:14:39 | 株に出会う
結局昨日のバーナンキの議会証言も、どうとでも取れる言い方に終始し、市場へのインパクトは何も与えておりません。NYが少しぐらい戻したからといって、日本市場が多少の上げ基調で始まった場合は、そんなに上には行かないのは、ほぼ定石通りの動きか。

にもかかわらず、またヘマをやらかしてしまいました。2413ソネットM3の高値追いで388Kでうっかり飛び乗ってしまいました。ヤフーとの提携話を過大評価してしまいました。下落途上の株にとってカンフル剤となるのかと思いきや、結局390Kを一時的に付けたのが線香花火の頂点でした。後はぼそぼそと待ちかまえていた売りに押されて、節目の昨日安値の385Kをなかなか回復しないのを見て-4Kでの損切りでした。この株その後に379Kまで押されておりますが、こうなると、377Kで終わった19日のOSC28%というのがベースラインとなります。今はまだ34%です。やはり19日の安値の374Kまでは見えてきております。そのあたりまでの下落は予想しながらの参戦が良いかと思います。

このソネットM3に気を取られて、4822ハドソンの押し目買いを結果的には取り逃がしてしまいました。途中の上げについても皆さん半信半疑。しかも値幅が大きいのでその落差で迂闊に買い上がることもできずといった状態でした。1円単位で動くこのような株の捕まえ方を今後考えなければなりません。こうした株は上にも下にも成り売り、成り買いで一気に持って行かれますので、ますますエントリーが難しくなります。やはり今日20円下げたところで覚悟してのエントリーが最善だったようです。まあ、この株の癖がある程度つかめましたので、次回のチャンスにはしくじらないようにしたいと思います。

さて、市況概況ですが、今日は新興市場が日経の戻しにも拘わらず、弱含みで推移しております。かろうじてプラス圏ですが、OSCはマザーズ指数が6%下げての43%、ヘラクレス指数が2%下げての52%で前場終了です。ここからは一気にOSC%でプラスに持っていくのか、この下げ傾向のままずるずると反落し、再度マイナス圏に突入するのかは微妙です。またまたアジア市場の動向あたりに引っ張られての動きとなるのかも知れません。

前場の終わりに、一旦押されたところから反発した8992日本レップを418Kで掴みましたが、これまた高値掴みとはならないことを念じたいと思います。他には、動かないうちにと206Kで試し買いをしてしまった9438エムティアイの2つのみです。

もっと銘柄の的を絞ってのチャンスの見極めが今後とも必要なようです。
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明日の注目銘柄(3.30.07)

2007-03-29 22:25:59 | 明日のモニタリング銘柄
早いものでもう来週から4月の新年度です。この時期、明らかに新入社員と分かる若者が通勤途上に見られたものですが、不思議なことに半月も経つと目立たなくなります。新入社員特有の背広姿は変わってはいないはずですが、何故か社会に溶け込んでしまっているようなのです。それとも筆者の眼がそもそも節穴だったのだろうか?

筆者も新入社員の時、初めてオセアニアから出て、東京の雑踏と満員の通勤電車で揉まれて会社に通った数日で、これは大変な未来が待ちかまえているものだと、もの凄く落胆したことを覚えております。こんなしんどい日々をこれから何十年も続けなければ生活できないと考えただけで、気が遠くなるような絶望感を味わったことを思い出します。

いっそのこと、山で出会った樵のところに弟子入りして、自然と共に生活をしようかと本気で考えたこともあります。当時、初任給が5万2千円。これはかなり良かった方です。樵の給料(?)が当時で20万円でした。誰でも心が少しは動くでしょう。しかし、考えてみると樵の給料というのは、多分生涯にわたってそんなに変わりません。最初は良いと思っても、年月が経つとサラリーマンの方が良くなるのは何故なのか?

閑話休題。後場に入ってアジア市場がよかったということから、新興市場も東証も尻上がりに良くなっております。OSCもマザーズ指数が49%で同値。ヘラクレス指数が+3%の53%、日経225平均が-3%の55%、TOPIXも-2%の53%です。

新興市場はしぶとく踏みとどまっております。OSC値からは、日経やTOPIXは明日の下落を一応は示唆はしております。しかし、今晩のNY市場の影響がかなり明日は強く受けるのは万人の認めるところ。

それを踏まえての明日の注目銘柄です。明日も基本的には下降傾向ということを念頭に置きながら、押されてからの反発係数が高いと思われる銘柄に重点を置いてみます。その意味では、注釈がない限りほとんど逆張り銘柄とお考え下さい。

テクニカル用語の簡単解説

1.2413ソネットM3
 直近の安値の374Kまで降りてくるかどうか。指数値が3月5日に並んでおります。とにかく押されたところからの反発は期待できる位置取りです。

2.8992日本レップ
 また土壇場まで追い込まれております。400K割れがあるかどうか注目。OSCは+2%の35%とコンバージェンスしており、3月23日の32%まで後3%分ほどの下げ余力を残しております。それが抜けると392Kあたりまでの下落はありかと思います。

3.6988日東電工
 15日に来期経常利益の10%程度の下方修正を発表。さすがに液晶光学フィルムの価格下落に生産工程のコストダウンがまだ追いついていないようです。それでも5400円という昨年来安値は今回死守。OSCも前日同値の47%に戻しております。ここからが正念場です。もし5400円を崩されるようなことがあれば、これはOSCから言っても5300円前後までの調整は不可避かも知れません。逆にこのあたりまで降りてくると自律反発の見込みも出てきます。とにかく、押され切ったところからの反発狙い。来週にかけてのヤマ場に注意。

4.5706三井金属
 この株驚くなかれ、今年になってからはOSCの40%割れはありません。その40%を付けたのが27日です。そこからジリジリと上げて今日でまだ43%です。明日は、もし地合が悪くて押されたら今日の安値の636円近辺からの反転は狙えるところか。押し目狙い以外にこうした株での利鞘抜きは結構大変。一応10日MAの662円あたりまで上昇すれば御の字。

5.1729三光ソフラン
 気がつくと結構追いつめられております。OSCはしかしながら+3%の36%とコンバージェンス。明日は今日の安値の292円を割り込むなら、まさかそこから奈落までの一気の転落はないでしょう。とにかく反転は近いと見ます。3月6日のように298円から321円までの切り返しのバネは、ソフランなどという柔らかい社名からは想像できませんが、いざとなったらあるようです。ここ1-2日はとにかく注目。

6.4822ハドソン
 追いつめられているといえば、この株の方が山が高かっただけに谷も深いようです。これまで順風満帆で来すぎました。今が試練の時です。1つ、下げの目安のヒントが指数値です。昨年の12月7日が5972ポイント、12月19日が5993ポイント、そして、今日は6112ポイントです。これでも年初来最低の指数値です。もし5993ポイントまでの下げがあるなら、あと20円ばかりの下落です。5972ポイントまではちょうど50円です。つまり後20円~50円の下げで一旦打ち止めとなる公算が高いと見ます。RSIは既にこの株としては前代未聞の17%です。これは昨年2月21日の16%以来の低い数字です。皆さんはこのRSIの方を見るでしょうから、ますます反転の時期が近いと確信します。貸借銘柄ですから上げる時も一気でしょう。これまで下げたのは貸借倍率28倍というのがかなり大きいようです。あの1766東建コーポレーションの60倍よりもましではありますが。

7.6672レイテックス
 この株の日足をご覧下さい。綺麗な富士山みたいな形です。山頂に2つこぶがあるのがチョイとこの株の不幸な値動きを暗示しております。このブログをご覧の方は既にご存じの通り。4月12日までには結果が出るでしょう。5月期決算ですが、中間期の12月14日に来期連結経常利益が3.1倍となるとの発表を受け1547円まで爆上げ。その後某証券会社が精査に入ったところで、失望売りが加速しての900円台です。しかし、925円を底にしてのプラスを連チャンでマーク。OSCは+7%の57%まで上げてダイバージェンスが強化中。一気に上放れするのか、再度失速するのか、明日以降に注目です。3月12日には早とちりした方々の買いが入って、ストップ高まで行ったのは記憶に新しいところ。シリコンウェハの検査装置というのが本業です。SUMCOや信越半導体などの300ミリウェハ投入の恩恵を受けているかも知れないのは、容器の4238ミライアルと同じ運命。ミライアルの来期は経常利益微増を3月16日に発表。値を一時は崩しましたが結局元に戻しつつあります。ミライアルの来期は来年の1月期決算のこと。う~ん、なかなか判断が微妙でしょ。自己責任でご判断を。

8.4295フェイス
 これは完全なる逆張り。23Kあたりまで降りてきてからの値動きで判断することになります。

9.4340シンプレクス・テクノロジー
 出血がなかなか止まりません。明日も押されるでしょう。45K前後で止まるかどうかがポイント。RSIが10%台になれば過去反発しております。今日で23%です。もうすぐ夜明けが近い。ジョインベスト証券の新トレーディングシステムの開発元。部品化されたシステムであることがよく分かります。システムデザインも秀逸の部類。

10.4357ラ・パルレ
 今日に引き続き注目。益々条件が良くなってきております。但し崖っぷちにいることには変わりありません。もし投げが出るようなら日柄を待つことです。

11.2384SBSホールディングス
 これは番外編。あまりの偏屈ぶりにあきれての注目です。OSCは+15%の76%にも達しております。売りから入れるなら売りたいところです。まさにこの地合でよくここまで伸ばすものだと、日本風力開発の昨日の風車の暴発と合わせて、全くあきれかえるばかりです。もともとこの程度上げても不思議ではない株が、長い間放置されておりました。PERはまだ11.35倍です。しかし、偏屈株にうっかり乗ると大変な思いをします。高見の見物だけに今は留めておいた方が良いかと思います。そのうち押したら考慮に値する値動きです。明日もし350Kあたりまで降りてくれば一枚噛む手もありかと。

12.4536参天製薬
 明日、再度3000円割れがあるようなら小遣い稼ぎ程度に参入するのも良いかと。花粉シーズンまっただ中です。少しはこの株にも御利益が飛んできても良さそうです。明日の風次第か。

以上です。他に8591オリックス、4565そーせい、9438MTI、4839WOWOWあたりの下げ止まりからの反発に注目。
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やはりアメリカの変調が影を落とすなら

2007-03-29 11:25:17 | 株に出会う
昨日TOPIXコア30銘柄の動きが変だったので、今日はNYが大きく上げない限り下げると見ておりました。NYの下げは普通だったのですが、これを受けて日経が独歩高をするような情勢ではないようです。TOPIXコア銘柄では一部の内需株、それに原発関連での日立のような銘柄以外は、軒並み売り込まれております。

不動産銘柄も、特に新興市場系の銘柄は軒並みマイナス圏に沈んでおります。これはTOPコアの輸出銘柄のインパクトとは違って、アメリカの住宅市場と同様な問題を懸念しての下げだと思われます。REITも国内勢の資金だけではなく、海外からの資金もこれまでは呼び込んでいたわけですが、アメリカでの火の粉を払うのに精力が取られるため、新規のファンド資金の流入が細るとの懸念もあるのではないでしょうか。

新興市場全般は、むしろ大幅な下げを演じることなく頑張っているとさえ言えます。言い換えれば、下げるところまで下げており、今回の材料程度では大きく売り込まれることがない「耐性」が身に付いてしまっているようです。悲しき耐性かも知れません。

マザーズ指数を例にとれば、ラリー・ウィリアムズの真の高値・安値による指数値は、3月19日が883ポイント、3月23日が883ポイント、そして前場終了段階で894ポイントです。これまでの最低値は883ポイントです。880ポイント台になればひとまず翌日だけは反発するというのが、このところのパターンです。

人間の生活においても同様の現象があるようです。チョイと品のない喩えで言うと、古くなったパンツの紐は、段々と柔軟に伸び縮みする力を失ってきます。新品のパンツはお腹に痕がつくほどの力強さです。この現象が「耐性喪失現象」です。

夫婦関係も同じではないかと思います。段々とマンネリになっていくと、ちょとしたことで古くなったパンツの紐のように切れてしまいます。こうならないためには刺激と反省が必要かと。パンツのように買い替える(離婚)のも1つの選択肢ですが、そのうちご自分が段々と年を取ってくると捨てられる確率が高まりますので、あまり若いうちからそのような生活を続けない方が身のためかも知れません。

筆者など、こうしたマンネリを打破するためには、離婚という選択肢はもはや残されてはおりません。何故なら、いままでに数百回も離婚を迫られて、その都度堪え忍んできたからです。(平均月1回くらいでしょうか。)もはや「鋼の様な耐性」が身についております。まさに悲しき耐性?です。

ここまでくると、数10年も使ってきたパンツの紐の弾性を損なわないための、あらたな刺激と反省しか手段はありません。これが筆者が家事全般において、家人の容赦ない「叱責」を日々甘んじて受け入れている理由となります。そして、少なくとも表面上だけでも「反省」をしなければなりません。筆者の家事における無作法が少なくとも、家人の逆鱗に触れたことだけは確かなのですから。これから退職される諸氏に対しても、このような刺激と反省の生活を繰り返しながら、定年後の生活耐性をそのものを高めていくことを、僭越ながら強くお勧めします。

さて株ですが、何とか6259大崎エンジニアリングは今日の高値で手放すことができました。同値撤退です。そして、先日からの注目銘柄のうちで、ふと見たら2395新日本科学が一旦1881円という「奈落の底」まで落とされてからの這い上がり途上にあるではありませんか。 この新興市場での右肩上がりの希有な株に変調が起きているのは分かっておりましたが、特段ニュースもなく反転するタイミングを見計らっておりました。1950円で拾ってホールド中。これはスイングというよりもう少し長いスパンで買い足ししながら上値回復まで持って行ければと思っております。日足のチャートを見ると絵に描いたような長い舌髭が出ております。このまま控えめな上昇で終わってくれればと思っております。
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明日の注目銘柄(3.29.07)

2007-03-28 18:17:39 | 明日のモニタリング銘柄
後場は確かに先物主導で押されましたが、新興市場は意外と頑強であり、2時前からはむしろ上げにかかっております。特にマザーズ指数の好調さが目につきます。再度OSCは3月26日に並んでおります。ヘラクレス指数のOSCも+1%の51%で、マザーズ指数に比べれば少々もたついてはおりますが、何とか反転のきっかけは掴んだ感じ。

日経平均とTOPIXが下げましたが、まだOSCは共に前日同値で歯止めはかかっております。まだ調整の範囲かと思われます。しかし、TOPIXのコア銘柄30種の後場は良くなかったですね。これらが下げるというのは明日の日経平均にも影響があるかと思います。

後場は上げすぎた銘柄はさすがに調整に入っているため買いに入れず。いくつか控えめな反発をしている銘柄に指しを入れておりましたが、結局約定したのは6259大崎エンジニアリングのみ。

やはり銘柄選別が重要ですが、強気な上昇は2日と続かないため、今日良かった銘柄よりむしろ押された底打ちまたは上昇傾向にある銘柄の方が、明日は期待できそうです。それもNYダウあたりの大幅な下落がなければの話です。

そこで以上のような視点からの明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.3815メディア工房
 この間欠温泉、先日噴いてからまだ時間の経過が足りません。しかし、他のめぼしい株達は既に吹き上がっております。100K割れがあれば人目も引くというものですが、地味に2Kか3Kの範囲でうずくまっているこうした株には、刺激を求めるトレーダーにとっては論外です。この冬眠状態から何時覚めるのか。覚める時は急です。そろそろ各々方、夢々油断召されないように。変な買い板売り板を出したり引っ込めたりする輩がもし出れば、完全無視を決め込みましょう。

2.3814アルファクスフードシステム
 この株、出世しました。少し押されては買いが入るようになったのです。OSCも36%→42%です。やはりASPサービスの収益性が再評価されているのかも知れません。

3.4822ハドソン
 まだ底値固めに手間取っております。しかしOSCはますますダイバージェンスし、今日は+5%の48%まで行きました。そろそろ反転攻勢に転じるかも知れません。明日、控えめに始まるなら可能性あり。

4.2306ビック東海
 底固めといえばこの株も。先日も取り上げましたが、如何せん人気薄の株です。またまた押されております。しかし、OSC面では更にダイバージェンスしての+3%の37%です。明日は1036円という20日の安値に近づく場面があれば、そこで底打ちするかどうかを確認しての買いです。この3流プロレスラーのような名前が災いしているようです。

5.6432竹内製作所
 やっとこの株反発したのか?OSCは37%→42%へと反転です。4790円が当面の底と認識されたようです。キャタピラーかコマツからM&Aがかかるのではという噂が出るほどでしたが、このところの円高で少し熱が収まっているようです。明日が正念場。

6.4357ラ・パルレ 逆張り注意
 このエステの雄、結構押されております。OSCは38%まで落ち、まさに崖っぷちに立っております。この期に及んで、まだエステに精を出す老若男女がいるものだろうか?いるとすれば明日です。いないなら崖から落ちて貰うだけです。命に関わる状況で、誰がエステに精出すものですか。もし、本当にメッキが剥がれたなら明日は180Kから更に更に転落します。その時は見送るのみ。決して手を出して救おうとしてはなりません。道連れになります。命あってのもの種。もし火事場の馬鹿力が出るようなら、そのまま消防隊の一員に加わって何か金目のものでもかすめ取る戦法か。何という姑息な戦法。

7.8913ゼクス
 気がついたら今日は抜け出ていました。全く油断も隙もありません。さすが高齢者向けのビジネスをやっているだけのことはあります。誰も気づかれないうちにそっと上げるという忍術かと見受けます。だからといって、明日上げるかどうかはその忍法次第ですが、とりあえず、192Kまで上げていた今日の振る舞いに敬意を表しての注目です。

8.4973日本高純度化学
 筆者の今日の祈りが通じたようです。OSCは27%→29%と大変おいしい反発です。引けに指していたのですが誰も投げず。明日は何とかゴールドマンサックスを見返して欲しいものです。それもかなりの純度でもっての値上がりでないと、あの厚顔無恥のGSには効き目がありません。

以上です。それにしても日経の主要銘柄に元気がありません。それが新興市場に影響が出るなら、上に挙げた注目銘柄も砂上の楼閣となります。それだけは何とか勘弁願いたいものです。これまで主要銘柄が上げても下げ続けた銘柄群が、主要銘柄が今度は下げに転じたからといって、線香花火の上げに終わるようなら、それこそ本当に投資家、いや投機家に見放されます。
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