2月26日までの1週間の市場概況のまとめです。( )内は2月19日比、
◆CME日経先物:16315円(+490円)OSC49%(-2%)RSI48%(+24%)VR改167%(+120%)↑
◆日経平均:16188円(+221円)OSC50%(+1%)RSI50%(+14%)VR改72%(+33%)↑
◆TOPIX:1311(+19)OSC51%(+4%)RSI43%(+8%)VR改73%(+33%)↑
◆マザーズ指数:826(+34)OSC62%(+12%)RSI55%(+10%)VR改136%(+46%)↑
◆東証2部指数:4199(+91)OSC59%(+18%)RSI40%(+8%)VR改187%(+83%)↑
◆日本10年物国債先物(JGB):152.14円(+62銭)↑ 金利低下
◆信用残評価損益率:売り残-6.78%(-1.148%) 損失幅拡大
買い残-15.817%(+1.439%) 損失幅縮小
◆日経平均25日移動平均乖離率:-2.1%(+2.1%)下方乖離幅縮小
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部: 100.83%(+24.59%)↑
マザーズ: 106.99%(+21.45%)↑
東証2部: 107.87%(+25.52%)↑
【海外市況】
◆NYダウ:16640(+248ドル)OSC63%(+4%)RSI60%(+12%)VR改80%(+18%)↑
◆上海総合:2767(-93)OSC52%(-12%)RSI56%(+12%)VR改96%(+27%)↓
◆ドル・円:113.97(+1円42銭)OSC57%(+6%)RSI41%(+24%)↑円安転換
◆米10年債利回り:1.76%(+-0.0%)RSI41%(+3%)→
◆米3ヶ月国債利回り:0.33%(+0.02%)RSI58%(+2%)↑
対10年債スプレッド:1.43%(-0.02%)↓ 3%が好況の目安。
◆VIX指数:19.81(-0.72)RSI43%(+-0%)→
◆CRB指数:162(+2)RSI49%(+4%) ↑
◆WTI原油先物:32.84ドル(+0.88ドル)RSI54%(+2%)↑
◆NY金:1223ドル(-4ドル)RSI63%(-6%)↓
株高・商品高が続く中で、上海総合だけ特に木曜日の大きな下落が効いて下げております。ということは、市場は中国動向より原油への連動性を強めているようです。
それとともに注目されるのは、金の騰勢がここに来て変調を見せていることです。どうやら、原油の戻し=世界経済の懸念後退=金安=ドル高=円安という構図へと少々潮目が変化してきているようですね。
また、株だけを見ても、このところの日本株はまだまだ戻しが遅く、NYダウとは一時はドルと円の表示の違いがあるものの、日経225の方がかなり上を行っておりましたが、今は逆転されたままです。アベノミクスは失敗だったという認識が海外投資家の間に顕著になるにつれ、昨秋以降少し戻したところから海外勢の売り越しがずっと続いていることを現しております。
日本取引所グループの株式月間売買状況によると、海外投資家の動向は以下のとおりとなっております。月末の日経225平均とドル/円を併記しておきます。2月は26日現在。海外投資家分はデータ未発表。
日経225平均 ドル・円
2015年 4月 +1兆9590億円 19520円 119.37円
5月 +9665億円 20563円 124.11円
6月 -1785億円 20236円 122.49円
7月 -3022億円 20585円 123.93円
8月 -1兆1367億円 18891円 121.21円
9月 -2兆5743億円 17388円 119.88円
10月 +4621億円 19083円 120.65円
11月 +6456億円 19748円 123.10円
12月 +328億円 19034円 120.11円
1月 -1兆263億円 17518円 121.09円
2月 - 16188円 113.97円
ドル・円相場と株式市場は連動すると言われますが、日経225平均の最高値と最安値の差は22.4%に対して、ドル円は8.2%の差しかありません。如何に海外勢の売買によって225平均が影響を受けているかが分かりますね。
昨年の8-9月に海外勢は巨額の売り越しに転じており、その後多少の買いはあったものの、今年の1-2月でそれも含めて売り越しをしていることが分かります。もう、昨秋の段階でアベノミクスの失敗を認識し、年金基金や日銀が旺盛に買っているうちに売り逃げしている感がありますね。
◆CME日経先物:16315円(+490円)OSC49%(-2%)RSI48%(+24%)VR改167%(+120%)↑
◆日経平均:16188円(+221円)OSC50%(+1%)RSI50%(+14%)VR改72%(+33%)↑
◆TOPIX:1311(+19)OSC51%(+4%)RSI43%(+8%)VR改73%(+33%)↑
◆マザーズ指数:826(+34)OSC62%(+12%)RSI55%(+10%)VR改136%(+46%)↑
◆東証2部指数:4199(+91)OSC59%(+18%)RSI40%(+8%)VR改187%(+83%)↑
◆日本10年物国債先物(JGB):152.14円(+62銭)↑ 金利低下
◆信用残評価損益率:売り残-6.78%(-1.148%) 損失幅拡大
買い残-15.817%(+1.439%) 損失幅縮小
◆日経平均25日移動平均乖離率:-2.1%(+2.1%)下方乖離幅縮小
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部: 100.83%(+24.59%)↑
マザーズ: 106.99%(+21.45%)↑
東証2部: 107.87%(+25.52%)↑
【海外市況】
◆NYダウ:16640(+248ドル)OSC63%(+4%)RSI60%(+12%)VR改80%(+18%)↑
◆上海総合:2767(-93)OSC52%(-12%)RSI56%(+12%)VR改96%(+27%)↓
◆ドル・円:113.97(+1円42銭)OSC57%(+6%)RSI41%(+24%)↑円安転換
◆米10年債利回り:1.76%(+-0.0%)RSI41%(+3%)→
◆米3ヶ月国債利回り:0.33%(+0.02%)RSI58%(+2%)↑
対10年債スプレッド:1.43%(-0.02%)↓ 3%が好況の目安。
◆VIX指数:19.81(-0.72)RSI43%(+-0%)→
◆CRB指数:162(+2)RSI49%(+4%) ↑
◆WTI原油先物:32.84ドル(+0.88ドル)RSI54%(+2%)↑
◆NY金:1223ドル(-4ドル)RSI63%(-6%)↓
株高・商品高が続く中で、上海総合だけ特に木曜日の大きな下落が効いて下げております。ということは、市場は中国動向より原油への連動性を強めているようです。
それとともに注目されるのは、金の騰勢がここに来て変調を見せていることです。どうやら、原油の戻し=世界経済の懸念後退=金安=ドル高=円安という構図へと少々潮目が変化してきているようですね。
また、株だけを見ても、このところの日本株はまだまだ戻しが遅く、NYダウとは一時はドルと円の表示の違いがあるものの、日経225の方がかなり上を行っておりましたが、今は逆転されたままです。アベノミクスは失敗だったという認識が海外投資家の間に顕著になるにつれ、昨秋以降少し戻したところから海外勢の売り越しがずっと続いていることを現しております。
日本取引所グループの株式月間売買状況によると、海外投資家の動向は以下のとおりとなっております。月末の日経225平均とドル/円を併記しておきます。2月は26日現在。海外投資家分はデータ未発表。
日経225平均 ドル・円
2015年 4月 +1兆9590億円 19520円 119.37円
5月 +9665億円 20563円 124.11円
6月 -1785億円 20236円 122.49円
7月 -3022億円 20585円 123.93円
8月 -1兆1367億円 18891円 121.21円
9月 -2兆5743億円 17388円 119.88円
10月 +4621億円 19083円 120.65円
11月 +6456億円 19748円 123.10円
12月 +328億円 19034円 120.11円
1月 -1兆263億円 17518円 121.09円
2月 - 16188円 113.97円
ドル・円相場と株式市場は連動すると言われますが、日経225平均の最高値と最安値の差は22.4%に対して、ドル円は8.2%の差しかありません。如何に海外勢の売買によって225平均が影響を受けているかが分かりますね。
昨年の8-9月に海外勢は巨額の売り越しに転じており、その後多少の買いはあったものの、今年の1-2月でそれも含めて売り越しをしていることが分かります。もう、昨秋の段階でアベノミクスの失敗を認識し、年金基金や日銀が旺盛に買っているうちに売り逃げしている感がありますね。