市場概況（１２．２７．２０２４）

１２月２４日（金）の市場概況です。

１．日経２２５

　予定調和的に４万円台を回復。大納会は月曜日ですが、まさに掉尾の一振。筆者のテクニカル分析の関数式の結果も「強気逆襲」と出ております。つまり、過去３０日間の総合指数の最高値（３９８４９円）を、今日の安値は下回りながらも、引けにかけては上回るという、いわば強気の逆襲の日が今日。総合指数の最低値に対してのこのサインの出現は、高確率で翌日の上昇を示唆しておりますが、最高値に対してのケースはあまりありません。

２．TOPIX

　こちらは「強気買い」のシグナル出現。これは、総合指数の最高値（２７７３ポイント）に対して、今日の安値が上回り推移するという、通常の強気の買いサインです。OSCは２２５とともに６０％を超えており、このところのトレンドの頂点に達しております。年初がちょっと心配なほどのギアの入れ方。

３．グロース２５０

　これも「強気逆襲」のシグナルを発しております。しかし、OSCは４９％程度と少し低迷ですが、MAラインについては全て上方乖離を達成しております。１０月９日以来の高値の６５０ポイント乗せまであと一息。

以上です。

市場概況（１２．２６．２０２４）

１２月２６日（木）の市場概況です。

１．日経２２５

　７５日MAラインからの上方乖離は２．５％と拡がってきました。OSCも５０％台乗せの５５．４％です。総合指数も節目の１．０００超えの１．０１１です。１２月１９日に１．０００を割り込んでからの５日ぶりの奪還。もっとも、アメリカ市場が今日はなかったせいもあります。総合指数MAX値の３９８４９円に対して、今日の高値はまだ２５０円ほど下回っております。これが上回れば本格反騰となります。

２．TOPIX

　総合指数のMAX値の２７７３ポイントに対して、今日の高値は２７６７ポイントまで迫っております。OSCは激しく上昇し６０．２％です。この６０％台というのは１０月３１日以来。２２５よりも好調。

３．グロース２５０

　ちょっと動きが芳しくありません。OSCも４３％弱で冴えません。総合指数そのものは０．９９７ありますので、さほど落ちてはおりません。各MAラインからは０．７－０．２％の下方乖離中。これ以上、上に行かないし、下にも行かない膠着相場。

以上です。

市場概況（１２．２５．２０２４）

１２月２５日（水）の市場概況です。

１．日経２２５

　相変わらず、総合指数MAX値をマークした時の終値３９８４９円に対して、今日の高値はまだかなりのアンダー。MIN値の３８０２６円に対しては、安値は綺麗にクリヤーしております。短期のRSIが３０％に下がってきておりますが、明日はMIN指数が上げる予定。MAX指数は変わらず。１２月２０日のパターンに似ております。２１日には４５９円上げておりますので、明後日に反発するパターン。

２．TOPIX

　２２５と総合指数のMAX値、MIN値の位置関係は同じ。短期のRSIも３１％で、結構下げてきておりますが、もう一押し欲しいところ。

３．グロース２５０

　こちらは総合指数MAX値、MIN値に対しての高値・安値の基準は両方ともにクリヤーしております。その意味では、主力市場よりも安定した位置取り。但し、各MAラインからは０・５－０．８％ほど下方乖離しております。

以上です。

市場概況（１２．２４．２０２４）

１２月２４日（火）の市場概況です。

１．日経２２５

　ほぼ寄り天で、OSCは４１．３％まで下落し、１２月２０日のそれを下回りました。３８０２６円が総合指数MIN値のベースライン。３９８４９円がMAX値のベースライン。１８日から下降トレンド継続中。MIN値を形成した時の総合指数は０．９３９で、今日は０．９８９です。まだ下値割れには余裕あり。

２．TOPIX

　総合指数のMAX値のベースラインは２７７３ポイント。MIN値の方は２６６５ポイント。下値の方は防御しながら、上値の方は崩壊しているのは２２５と同様。OSCは３９．６％で、１１月２１日の３０．３％にはまだ余裕？あり。

３．グロース２５０

　総合指数MIN値のベースラインは６２５ポイントですが、今日の安値はかろうじて防御。MAX値のベースラインは６３１．２１ポイントで、今日の高値は６３０．９ポイントでついに決壊。安値も決壊すれば本格的な下落トレンド入り。

以上です。

市場概況（１２．２３．２０２４）

１２月２３日（月）の市場概況です。

１．日経２２５

　１０時頃からは前日高値を更新して、紆余曲折がありながらもジリジリと上げての終了。OSCを１．２％伸ばして４２．６％としております。３９８４９円が高値のベースライン。安値は３８０２６円。今日の安値は、３９８４９円とほぼ同じなのでかなり強い兆候。通常は高値で更新するケース。

２．TOPIX

　同様な見方で、高値のベースラインが２７７３ポイント。安値は２６６５ポイント。こちらは、安値が２６６５ポイントを上回っているだけ。OSCも３８．５％と低迷しております。２２５共に１０日MAラインに０．３％足りないだけで、ほぼ肉薄。

３．グロース２５０

　高・安のベースラインがほぼ拮抗しております。６３１ポイントが高値で、安値は６２５ポイント。安値に対しても高値に対してもクリヤーしております。各MAラインは１％ほど下回っておりますが、これは誤差の範囲。まだ、下落トレンド入りとは言い難い状況。

以上です。