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互助移動支援ネットワークドライバー募集

2023-01-22 16:30:04 | もろっこクラブ
最近、高齢者ドライバーの事故がメディアで頻繁に取り上げられております。

確かに、高齢者ドライバーの事故は、警察の統計によっても増加傾向にあります。しかし、これは高齢者の人口に占める割合が増加しているための必然とも言える現象です。

団塊の世代の大量退職によって生じた人手不足現象も同様ですね。これは人口動態分析から前もって分かっていたことです。団塊の世代の一斉退職に伴い、求人倍率が自然と改善したにもかかわらず、この改善は、「アベノミクスのお陰である」との政府の声明についても、真に受けないことが肝要かと思います。

ところで、特に団塊の世代の方にお知らせしたいのですが、当然ながら、退職すれば一介の個人になり下がります。以前の会社でどういう役職につき、どういう仕事をしていた等については、地域社会では一顧だにされません。

このことを踏まえた上で、どうやって退職後の人生を生きるか?が大きなテーマとなることは、うすうす感じていることと推察します。

よく聞かれるのは、退職後はこれまでやれなかったことを思いっきりしたい。例えば、旅行とか趣味とか。

しかし、このような一過性の活動では、心の中の空白地帯を埋めることは困難なのが事実です。
毎日、日本中を旅行して、それで心が本当に満たされますか?最初の1ヶ月ぐらは楽しいとは思いますが、5年も10年もその楽しさが続くとは考えない方がいいかと思います。

考えてもみて下さい。 どこかの観光地にご夫婦で行って、その時の写真をインスタグラムやフェースブックにアップして「いいね」を沢山貰ったとして、それが一体全体、何なんでしょうか?「いいね」の数が、この世でのあなたの「存在意義」に直結するのでしょうか?

言うまでもありませんが、人は自分だけで生きている訳ではありません。周りの様々な人々が織りなす活動によって命が支えられております。このことに思いを馳せるなら、自分だけの楽しみに興じてそれで心が充足する方は、実は少ないのではないかと思います。享楽の毎日が続いても、どこかにむなしさが残る筈です。これは私の経験からも言えます。

では、どうすればいいのでしょう?

結論から言うと、「周りの人々から頼りにされる存在になること」です。

筆者が一昨年の11月から始めた「互助運送」ですが、段々と周りの方々から認知されてきております。明日は、5人の方の往復送迎で朝から夕方まで埋まっております。病院やリハビリ施設に行く方ばかりです。病院は、特に、予約時間は決まっているもののいつ終わるか読めません。交通の便が悪く足がない方は、タクシーを利用する以外にはありませんが、毎回2-3千円を支払うのはかなり堪えます。そこで、私がやっているガソリン代(100円か200円)の互助運送の出番となります。

互助運送はドアツードアの往復送迎です。しかも、タクシーよりも「豪華」な車両でのVIP扱いでの安全快適運転です。

朝起きて、私の送迎を待っている方が5人もいる。このことだけで、生きている意味があるなぁ~と思ったりします。

こうした活動をやってみたい方、是非ご連絡下さい。

地域の移動困難者のためにご自分だけでやれる活動です。誰からも指示を受ける訳ではありません。この活動するための様々なスターターキットとノウハウ書は無償でお渡しします。

但し、いくつかの条件があります。「安全運転できること」「任意保険にしっかりと入ること」「フルタイムで活動できること」です。

以下のURLにて、この活動をしたい方向けの説明資料が確認できます。
以下のURLは無効となっております。このブログにメッセージをお寄せ下さい。
https://1drv.ms/p/s!Ajls4YRZxDUF4Xyb5VaRd4bfeJug?e=faxYkZ

ハードルは些か高いかと思いますが、全国どこでもお一人でできる活動です。
希望される方は、ご遠慮なく資料記載の電話番号までご連絡下さい。

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互助送迎活動の2022年度の結果

2023-01-03 11:09:21 | もろっこクラブ
昨年度の互助送迎活動の実績について、次のような文書を年明けから利用者に配布することとしております。

 2022年度のもろっこクラブの活動実績についてお知らせ致します。

● 送迎回数:499回(ほとんどが医療機関の往復送迎でした。前年比118回減)
前年比で118回の減少となったのは、役場などからの新規希望者の受け入れ停止の効果、既存の利用者の自然減等が理由。来年度は300回程度を見込んでおります。

● 現継続利用者数:約12人。(治療終了者、施設入居者、死亡者、約2ヶ月以上送迎依頼ない方、こちらから送迎を辞退させて頂いた方は除いてあります。)

● 皆様からの貴重なカンパ(任意の謝礼)の使い道:
 ・クルマの維持管理費用(車検・点検、任意保険、自動車の  税金等):117536円。
 ・クルマの特別修理代 73436円。(後部ガラスが走行時に破裂―保険不適用)
 ・一時不停止の罰金 9000円。(普段Policeがいない場所で油断して捕まる。)
 ・電気代(+若干のガソリン代)71500円。
 ・社会福祉協議会への年末募金 30000円。
              計301472円。                 

● その他のお願いとご連絡:
  今一度、以下の互助送迎の趣旨のご理解とご協力をお願い致します。
・お互いに譲り合って乗車(相乗りや行きの時間調整、帰りのお迎えの際の時間待ち。)
・お約束の時間は出発の時間であること。(数分遅れても、玉突きのようなズレが生じることがあります。(交通渋滞等で5分以上遅れる時は、こちらから必ずご連絡します。)
・大雪・台風等で走行が危険な場合はキャンセルをお願いすることがあります。
・私自身の体調不良の場合は、お約束の送迎のキャンセルをお願いすることがあります。(極力、前日までにご連絡します。)
・送迎以外での悩みごとや知りたいこと(病気全般、医療―終末期もー、IT関連、後見人問題、人間関係その他)があれば、遠慮なく相談を持ちかけて下さい。もちろん料金は一切頂きません。
・今の携帯の番号(XXXXXXXX)が故障などで連絡不可となった場合は、もう1つの番号(YYYYYYYY)におかけ下さい。

以上です。

こうしてサマリーをしてみると、一人一回当たり600円ほどのクルマの維持費がかかっていることになります。今年度は300回程度にダウンするとすれば、600円が1000円となります。

この費用には、ドライバーが要した運転時間、待機時間、それに車両購入費が含まれておりません。従って、新規にこの活動をされる方は、その分の負担に耐えられるかどうかがポイントとなります。

普通に考えて、このような負担を長年にわたって継続することはほぼ不可能と言えます。

これが、欧米のようなライドシェア(ウーバーやリフト等)を禁じている日本の運輸行政の結果ですね。既存のタクシー業界に対する配慮をしているとしか思えません。筆者のやっている互助送迎に関する国交省の2022年3月のガイドラインをご覧いただければ分かりますが、まあまあ複雑なことこの上ありません。

https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/content/001474492.pdf

このガイドラインに対するガイドラインがあるほどです。お役所が体系立てて作ってきた考えに沿って、虎の尾を踏まない(タクシー業界を怒らせない)ためには、あのような精緻な文章表現になるのだと思います。

筆者がやっている活動は、非常にシンプルです。任意の謝礼のみ。しかし、300円や500円ではこちらの負担感が強まることは、上記の数字をご覧いただければお分かりだと思います。でも、実際には100円、200円しか出さない方も(過去)にはいました。そうした方は、それとなく「排除」してきました。今年も一人排除することが決まった方がいます。

その方の排除の理由は、

1.帰りの電話があったので、「今送迎しているのでXX分ほどお待ち下さい。」と答えたのに、まだですか?の催促電話が二度ほどあったこと。(そんなに帰宅を急ぐなら、利用不可)
2.「明日利用するかどうか、後でご連絡下さい。」と言ってあったのに、当日の時間になっても連絡がないので、今日はどうするんですか?と尋ねて、やっと「お願いします」との返事。これでは、お互いに時間調整しながらやっているこの送迎活動が成り立ちません。

以上です。なぜ、排除しなければ、この送迎活動が続かないかは、皆さんおおよそ想像がつくかと思いますが、以前に読んだ本(アダム・グランドさんの『GIVE&TAKE』)の感想分の中で、次のような記述がありました。(筆者の活動はギバーです)主に会社内での他の社員との関わりを念頭においております。

最も成功したギバーと最も成功していないギバーの違いは何でしょうか。これは本書で述べられているのですが、「自己犠牲型」か「他者志向型」かということでした。
「自己犠牲型」の場合、テイカーの食物にされることが多く、自分がどれだけ尽くしてもその見返りが帰ってこないこと(もともと見返りを求めていないことが多いですが)によって、自分が尽くしてもそれは結果には反映されないということが起こります。また、自分を犠牲にして人に尽くすことによって燃え尽きてしまうギバーもいます。これが、一見、ギバーっぽいギバーが成果を上げられない理由です。

「他者志向型」の場合、こちらも最初はギバーとして与え続けるのですが、相手がテイカーの場合、自分の関わり方をマッチャー(お互い様として相手からの見返りも相応にある関係)に変更します。これによって、自分が誰に与えるべきか、そして誰とは関わらない方がいいかを選択しているのです。マッチャーとして振る舞うことで、自分が与えた分に対してテイカーから何もない場合は、そこでギブをやめます。自分の限られた時間とリソースを注ぐべき人に注ぐことで、信頼を構築しつつ成果にも反映させることができるのです。また、ギバーの行動原理は相手が喜ぶことという理由が多いので、ちゃんと自分の行動の結果がわかるマッチャーかギバーと関わっている方が、エネルギーが蓄えられ更に与えることができるので、どんどんパフォーマンスが高まっていくという流れです。

以上です。つまり、ギバーから、マッチャーに「変身」することしか、この活動を続ける方法はないことが、この5年間の活動でよ~く分かった次第です。

NPOなどが行っている送迎活動は全国あちこちでたくさんの事例が報告されておりますが、国交省のガイドラインがあまりにきめ細かすぎるため、大きな広がりを見せているとはとても言えません。この状況を何とかしたいと常々考えてはいるのですが、何しろ、相手は国交省であり、泣く子も黙るタクシー業界です。自らの非力を改めて痛感しております。

でも、最後に訴えたいことがあります。このままでは移動手段のない高齢者は決して幸せな老後は送れません。そのためには、タクシー業界とも共存できる新しいモデル(介護や送迎だけではない)が必要です。マッチャー(お互いに助け合う)の新しいモデルが必要です。そのためのノウハウはこの5年間で十分に溜め込んできたつもりです。

どなたか、一緒にこのモデルの展開について考えませんか?
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互助送迎活動のこの1年間の振り返り

2022-12-04 12:04:09 | もろっこクラブ
ちょっと早いのですが、ほぼ今年の活動の経過が分かってきましたので、今年1年の「互助送迎活動」の振り返りを行ってみました。

互助送迎を開始してから5年が経過しました。

以前のブログでも書いたとおり、公共機関からの「紹介」はすべて断っておりますが、利用者の送迎回数はあまり変動せず。継続利用者が22名です。死亡者は累計で8名。

この11月の利用者数は51回・人でした。(すべて往復送迎となります。)

朝は7時お迎えが最も早く、8時半を最短お迎え時間にして、9時までの医療機関送迎がメインです。
迎えに行く時間は、各利用者の医療機関の診察(&薬)終了時間が、特に大学病院の場合はほとんど読めず、5-6時間後になることも度々です。その間は、家又は大学病院の駐車場とか病院内とかで「終了電話待ち」です。
互助送迎を続ける上でもっとも困難なことが、この「待機時間」をどうするかです。自分の自由時間を縛られてしまうことは結構つらいものがあります。

この運転時間、待機時間については、道交法の定めにより一切使用者への請求はできませんので、もちろん、私自身の「時間の持ち出し」となります。それに車両購入費(昨年5月に新車購入し、利用者の気持ちを考えて、大きめの車両にパノラマ・ムーンルーフや後部座席用のシートヒーターも付けました。)も持ち出しです。

さて、今年の1月から11月までの合計送迎回数は450回となっております。年末までには500回程度の送迎を見込んでおります。昨年が通年で617回ですので、公共機関からの紹介を断った「効果」が出ているようです。

先月の末には、町の社会福祉協議会に年末募金をしました。例年通りに3万円です。任意団体としては結構大きな寄付金額のようです。

今年は、クルマの後部ガラスが突然破損したり、いつもは警察がいない場所での横断歩道一時停止違反を食らったりしたため、結構な追加出費がかかりましたが、利用者からの「任意の謝礼」(ガソリン代は一切頂いておりません。)で、何とか、他の維持費関連費用(税・任意保険・車検を含む整備費の年度割分+電気代など)は賄えております。

この互助移動支援については、この1年ほどでやっとストレスがない形に持ち込めております。年初には、各利用者宛に2022年の活動報告を収支とともにお出しすることにしております。公的な機関からの支援は一切ありません。それどころか、約束を守らずに反故にされている始末です。

公的機関から紹介されると大変な思いをすることが分かって、その打開策を思いつくまで4年ほどかかりました。やってみなければ社会の状況が分からないものですね。どうやら、公的な福祉部門を頼りにする方々は、福祉の「恩恵」を受けて当然という意識があるようで、とことん、この稀に見る「お得な送迎活動」を使い倒してやろうという方々が、実に多い。残念な状況ですが、何しろ日本人は、見知らぬ人を助けないことにおいてはほぼ世界一(*)です。そのため、お上からは遠慮なく助けて欲しいとの気持ちが強いのでしょうか?

貴重なノウハウがたまりましたので、もし、こうした活動をそれぞれの地元で行いたい方がいらっしゃいましたら遠慮なくコンタクト下さい。筆者がやっているのは、送迎だけに留まらない地域社会での互助活動です。

(*)英国のチャリティーズ・エイド・ファンデーションという団体が毎年、行っている調査で、国ごとに「見知らぬ人を助けたか」「寄付をしたか」「ボランティアの時間を持ったか」という3項目でアンケートを実施し、その結果をまとめたもの。 この調査は2009年から行われており、19年に発表された10年間の総合ランキングでは日本は126カ国中107位ですが、21年のランキングでは何と114カ国中最下位となっています。最新の22年は119ヵ国中118位でたった1つ順位が上がっただけ。一位は5年連続でインドネシア、アメリカは3位。中国は49位。

 日本人が他人を信用しない傾向が顕著であることは、すでに多くの調査結果が示しております。例えば、総務省が18年に行った調査によると、「ほとんどの人は信用できる」と回答した日本人はわずか33.7%しかおらず、その割合は各国の半分しかありません。基本的に日本人は他人を信用しないので、他人と関わろうとしない人が多く、それが今回のランキング結果にも反映されているようです。

=追加データ=
「病気の時に助け合う」と回答した割合は、アメリカ38.9%、ドイツ30.1%、スウェーデン8.9%、日本5.0%であったほか、家族以外の人で相談し合ったり、世話をし合ったりする親しい友人が「いずれもいない」と回答した割合は、日本31.3%、アメリカ14.2%、ドイツ13.5%、スウェーデン9.9%と、日本人の孤独すぎる実態もあります。
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やっぱりそうだったのか。

2022-07-03 09:57:10 | もろっこクラブ
東洋経済新報社の記事で、稲垣えみ子さんというフリーランサー(元朝日新聞記者)が、お金を稼ぐということ(仕事と報酬)に対してこんなことを書いておりました。

会社を辞めてから、時に無報酬で講演を頼まれることがあったそうですが、今はそれは断っているそうです。

理由は、疲れてしまったということだそうです。一生懸命講演の準備をして、いくら相手から「ありがとうございます。」と言葉では感謝はされても、何も返ってこないということに疲れたとのこと。

次の言葉がポイント。

「正直言うと、このような「仕事」をすると、私は一方的に何かを奪われているような気がしてしまう。もっとあからさまにいえば、相手だけが得をして、自分は一方的に時間と労力を取られている……そう「買い叩かれている」気がするのである。」

そうです。筆者がこのブログで散々「変な人」について書いていることも、このような心情から来ております。続けて、こうも言っております。

「今の私にとっては「時間と労力」は最高の財産なのだ。それを得るために自分なりに勇気を奮って会社を辞めたのである。その大切なものを差し出したのだから、相手もその人にとっての大切なものを差し出すのがフェアな関係というものではないだろうか。そうなのだ。これはフェアじゃない。そう思っているのである。」

そう、フェアじゃない。自分だけ得すればいいという、その根性が透けて見えるので、疲れてしまう(私の場合は、彼女ほど修行が出来ていないので、疲れるどころか「腹が立ってくる」訳です。)

町のパンフレットから削除してもらい、町の関連部署にも、もう「町からの紹介は遠慮したい」との文書を渡してから、新規の町からの紹介は途絶えましたが、未だ、古いパンフレットを見た介護施設や民生委員経由で、互助送迎についての問い合わせ電話があります。

電話では互助送迎の趣旨を説明するのが難しいから、一度お伺いして説明しましょうか?と申しあげても、改めてそのようにお願いしますという方はほぼいません。

皆さん、タクシー代が高いので「買い叩きたい」心情がありありですね。

これはこれで結構なこと。そういう人たちを相手にすると、心身ともに疲れてしまい、全く割に合わないからです。

それでも、気持ちよく送迎ができる方々だけで、今年は6月までで233回の往復送迎をこなしております。月30回から50回の間。これまでは65回が最高でしたから、ほどよいペースです。
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また一人送迎お断り

2022-01-29 12:05:22 | もろっこクラブ
互助送迎を始めてから4年3か月が経過しようとしております。

地域の様々な人々と接触するなかで、この社会のごく普通の高齢者の実態がよく見えてきました。こういう特殊なことをすると、社会の裏面までが浮き出て見えてくるということですね。

今日、また一人の方の送迎をお断りすることとなりました。

きっかけは、1月21日に予定通りにお迎えに行きましたが不在だったことです。何か急な出来事があったのではと、その日計6回もイエ電と携帯に電話するも繋がらず。

昨日、念の為もう一度携帯に連絡すると、何と普通につながるではありませんか?ここからが狐につままれたような展開が待ち受けておりました。

その方は、1月21日に約束の時間に来ないので、筆者に電話したとおっしゃいました。何度目かの電話は転送されて留守電につながったともおっしゃいまいした。ところが筆者の受信記録を見ても何も記録がありません。また、筆者の使っているワイモバイルの設定では留守電の設定はしておりません。これは確認しました。

もし電話を受けているなら記録が残っているはずだと思い、新たに電話アプリをインストールして確認しましたが、昨年11月からの受信記録にはありませんでした。しかし、その方は電話したし留守電にもつながったとおっしゃいます。

そして、今日の送迎の日を迎えた訳ですが、念の為、その方が持ってきた携帯から筆者のスマホにかかるかどうかをチェックするために、電話をしてもらうように依頼しました。ところが、そこでその方は、今日はいつもと違う電話(これは違います。受信記録を見ても、これまでと同じ番号でした。)を持ってきたからと言って、筆者の携帯の番号をそのまま入力しました。きちんとかかりました。当然です。

そして車中での会話で、その方は更に、1月21日は朝9時頃まで在宅して、筆者の到着を待っていたこと、しかし、筆者が来ないのでやむを得ずタクシーをその日は使って病院に行ったとおっしゃいました。

「そんなことはないですよ。9時10分前ぐらいに到着してお待ちしておりましたが、在宅ではなく、玄関チャイムにも反応せず、イエ電にも誰も出ませんでしたよ」と伝えました。いや、「9時前に待っていました」と更におっしゃるので、家に帰ってグーグル・マップでの当日の移動記録(時間と住所付き)をプリントしてお持ちしました。

さっきおっしゃったことは、間違いであることは、このマップが示しておりますと言ってプリントをお渡ししたら、その方は、それっきり黙ってしまいました。

こんなに小さな嘘を重ねてつく高齢者に遭遇したのは初めてです。これでは他の方々とのスケジュール調整に支障をきたすのでお断りすることとなりました。当然、お送りした後の本日の任意の謝礼は辞退しました。

いやはや、参りました。平然と嘘をつく高齢者。一見すると普通の品のいいお年寄りに見えるのですが、こういうことがあるもんですねぇ~。

ちなみに、この方の送迎は50歳ぐらいの息子さんを、近くの病院にお送りする送迎です。息子さんはお一人では行けないような状態(身体条件はOK)のようです。普通に筆者との会話も出来ません。こちらから「おはようございます。」と言って、初めて挨拶だけを返すような方です。

いや~、世の中には大変な方もいらっしゃる! 「だから、今回のようなことがあったのでは、という訳ではありません。」念の為。
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