УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

Ninotchka Trailer (1939)

2010-03-24 20:58:35 | 日記
Ninotchka Trailer (1939)


なんだか、週明けから雨でまた寒くなってます。
花冷えっていうやつでしょうかねぇ?
でも、多分この寒さが終われば、もう毎日春!!になるんでしょうね~。

で、先日ワンコインDVD売り場で買ったDVDを見てみました。
グレタ・ガルボが主演の『ニノチカ』という映画です。
1939年の作品で、モノクロ。
グレタ・ガルボが題名のニノチカという女性を演じています。
・・・でも、ニノチカって人の名前っていうよりも愛称だよなぁ~、多分・・・
このブログ「ウラチカ」と、チカ部分の用法は同じだと思うのだけど、そうすると名前自体がニノチカっていうのは少々違和感を感じますが、まぁ作ったのはアメリカだしな(笑)

ソ連当時、亡命ロシア貴族の財産の宝石をパリで売るために三人の男がモスクワからパリにやってきた。
だが、その宝石の元の持ち主の大公夫人は、宝石を取り戻そうと愛人の遊び人の侯爵を差し向け、侯爵は三人を資本主義の贅沢っぷりにどっかり漬からせて骨抜きにしてしまう。
なかなか進展がないので、ソ連政府は筋金入りの女性特使「ニノチカ」を派遣する。
すると、侯爵は彼女に夢中、彼女も恋に落ちてしまう、という感じです。
アメリカで作られたせいもあり、ソ連の社会主義の世界はどちらかというと「怖い」「検閲」「管理」とかいう印象もありますが、その反面、団結心や「もったいない精神」とか自分たちの国に対して自信とプライドがある、いう美点も描いていたりもします。
それまでは「クールビューティ」路線で売っていたグレタ・ガルボがこの映画内では楽しそうに笑うシーンがあって、それが売りの一つであったという、なんでも映画で初めて彼女が笑うシーんがあるのがこの映画だとか。
しかし、なかなか豪快~に笑いますな、この人。まぁ、そういう笑い方をすべきところなので、OKですが。
立場も育ちも境遇も全然違う男女がふと偶然で出会って、最初は衝突もしつつ次第に恋愛感情に・・・というラブコメの王道パターンではありますが、そーいう感じで社会構造の違いを上手く使ったテブコメ部分以外でもコメディでありながらもどこかしんみりするような感じを受ける映画でした。
で、ふと見たら、脚本家の一人としてビリー・ワイルダーの名前がありました!!
そして、キャストにはベラ・ルゴシが!!(往年のドラキュラ俳優。ティム・バートン監督の「エド・ウッド」参照)
ええ!?どこでや??と思ったが、あーそうか、ソ連の高官役だっ!!と思い当りました。
エッフェル塔は出てきますが、その他はパリの素敵な風景とかはあーんまり出てきませんが(モスクワのシーンもほとんど室内だけで風景としてはナシ)昔は、セリフと雰囲気だけでその素敵な雰囲気を観客が脳内妄想してたんだろうな~とその歴史を感じたりもしてました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする