УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

映画2本

2010-06-06 23:42:05 | 映画
今日は、映画を2本見てきました。
『ウディ・アレンの夢と犯罪』
ウディ・アレン映画&ロンドン、も大分板についてきた、というか。
しかし、この映画、原題が「カサンドラ・ドリーム」っていうだけに、もう不吉さがプンプン(笑)
(カサンドラは、トロイの王女だかで預言者。未来を見通す力を持つが、「その予言は誰にも信じられる事はない」という呪いも同時にかけられていたのであります。
で、トロイの滅亡を予言するけど、誰にも信じてもらえず、トロイ滅亡後は戦利品として敵地に連れ去られ、暗殺された)
主演がユアン・マクレガーとコリン・ファレル。
で、ユアンがわりと野心家で女好きなタラシ系なお兄ちゃんで、コリンがギャンブル中毒だけど根はわりと地味で彼女一筋という弟。
という、今までの彼らの演じた役柄的には反対という印象ですが、これが結構ピタッとはまっているというか、さすが「役者だね~」という感じでございました。
OPからして、昔の映画っぽい感じで、丁度アガサ・クリスィ作のミステリー風な印象を受けました。
内容的にも、結局因果応酬的で、勧善懲悪なのに、なぜかすっきりせずに、後味がやや悪くて、苦みを残すっていうところが、現代的かつウディ・アレン調だなぁ~と思ったりもして。

もう一本は『アイガー北壁』
ドイツ映画で、ヒトラー&ナチスが台頭しつつある時代が舞台。
ナチスドイツは国家の威信を見せつけるために、前人未到の「アイガー北壁」の登頂成功を望み、それに挑んだドイツ人の若者二人の物語。
しかし、冬山の高山登山映画って、ヘタなホラーよりもよっぽど怖い!!んですよね~。
寒いし、高いし、怖いし。
しかも、実話ネタだしな~。
ちょっとの判断の差によって、取り返しのつかない状況に陥る=死、極限状態にすぐ陥る=死、っていう感じで、あーヤダヤダ、私は絶対冬山はもちろん、登山なんかしないぞ~っ!!
富士山なんか、一生登らなくてもノープロブレム(爆)!!と、強くまた思った次第であります。
当時の登山の装備とか、金具などはなんと手作りで自分たちで作っていたんだね~。
で、過酷な山とは正反対に、優雅なホテルライフとかの様子も時代的な空気がよく描かれていました。

で、今日のTOPの写真は、ロシアで今一番大々的に上映されていた「シュレック4」でございました。もちろん、ロシアでも3D!!・・・らしい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする