右側通行

うちの狆の千波君は、徹底して左側通行犬です。
お散歩は、大体歩行者・軽自動車のみ通行可能な川沿いの道を歩くのですが、その時は必ず左端を歩くのです。
右には絶対行かなくて、無理に行こうとすると固まってしまいます。
で、ここは自動車が通らない道、という事で、朝夕ジョギングの人、ウォーキングする人、もちろん犬の散歩の人も沢山やってきます。
で、千波君は左側通行を断固として譲らない、ので対面からやってくる人が右側通行してくるとガチンコにぶつかってしまいます。
で、私は、向こうからやってくる人に対しては左側(道端側)によけるのですが（右側には絶対千波が動かない）大体、向こうの人の方がこちらが動かないと左に（道の中央側に)よけてくれる事が多いのです。
しかし、時々「絶対によけない人」がいるんですよね～。
もちろん、傍から見れば、私もよけない人なんですが、それはよけられないんだよぉ～っ!!
一人で歩いていれば、率先してよけるんだよ～、ホント。
時々「私はまっすぐ歩く、絶対よけない、だって右側を歩いているから。」と主張しているような人が時々います。
まっすぐな線から一歩も踏み外さんぞっ！みたいは人が。
で、今日は年配のご夫婦二人連れが、右側通行で対面から歩いて来て、バッテイングしてしまいそうになりました。
こっちも左端によけてるんだけど、左端は道路幅がそんなに残ってない状態なので、よけられないんだよね～。
そしたら、向こうの旦那さんの方が、間際で「すみません～」と、中央寄りによけてくれまして、私も「（避けられなくて)すみません・・・」と返しました。
で、すれ違ってすぐ後、その奥さんの方が「なんで謝るの？右側通行してるのに!!」と大きな声で旦那に言ってるんです(笑)
すぐさま、わざと大きな声で「すみません、ごめんなさい～!!」と、わざとらしく謝り直しましたが、奥さんは聞こえないふり（まぁ、それが普通だろうけど）
確かに、歩行者は右側通行っていうのが常識としては普通・・・かもしれないけど、ベビーカー連れとか車いすの人が歩道の左側通行していたら、きっとこだわりなく避けてくれたと思うのです。
私的には、そーいうベビーカー持ちみたいな「先に避けたいんだけど避けられない」的状況なんだけど、向こうからすれば、全然避けようとしない、みたいに見えるんだろうなぁ・・・

しかし、歩行者専用道路でも右側通行が決まってるのか？とちょっと調べたら、実はどっちでもいいそうです(笑)
右側通行というのは、慣習に近いわけで、それが常識とか礼儀というわけでもないみたい。
さらに、人間の生理機能上、実は左側通行の方が自然というか歩きやすいというか、心理的に落ち着くそうなんです。
何故か？というと、仮説ですが心臓が左側にあるので、左側を歩く方が他人などから(心臓が)遠ざかっているからその方が、自然で安心なんだそうです。へぇ～!!
野生の習性、という世界でございますが。
他の人とか犬が怖いから、自分を守りたいという気持ちからなんだねぇ～、と本犬が本当にそこまで考えているかは不明・・・