ロシアには、街中でもフツーの顔をして野良犬が堂々と歩いています。
と言っても、モスクワとかサンクトペテルブルグとかは判りませんが、極東地方の街には野良犬が大体、どこにでもいるようです。
で、野良犬らしき犬は、大体、中型犬くらいの大きさで、垂れ耳・差し尾の雑種が多いようです。
純犬種だと、やや小柄なシェパードくらいの大きさの犬が多いようです。
なにせ、5月末現在でも、外の気温は4℃だったし、ましてや冬なんか・・・ですので、ある程度体格のいい犬じゃないと生き残れないのではないでしょうか?
で、そういう犬達が繁殖を繰り返すので、自然と似た感じのタイプの野良犬が増えていくのでしょうか?
妊娠中のお母さん犬。子犬は全然見かけませんでしたが(気候的に無理かも)妊娠中の犬は結構見かけました。
現在の日本だと、「野良犬」ってほとんどいないし(まぁ、地方によるかもしれないけど)
街中で自由フラフラしている犬って言ったら、まず「迷子犬」か「捨て犬」で、そういう犬はほっとかれない場合が多い、私みたいな物好き(爆)に保護されるか、あるいは保健所に連絡するか、になって、すぐ姿が消えてしまうし、見かけたら、まずフツーの人は「怖い」とかと思う場合も多いんじゃないかな~?
でも、ロシアでは、いたってフツーにフラフラしています。
人々も別段どうという感じもなく、いじめたり、追い払う様子もなく、「犬がそこにいる」で終わりという感じです。
犬の方も、わりと人に不干渉という感じでしょうか?
食べ物をこちらが持っていても、こちらから「あげよう~」という意思表示がなければ、まあり興味も示さないし、襲ってくるわけでも全然ありませんでした。
そして、食べ物も、どうやら「たんぱく質系」にしか興味がないみたいで、お菓子っぽいものをあげても、全然無視!!です(笑)
ユジノサハリンスクの住宅は、ほとんどが集合住宅のようですが、大体犬猫は飼ってもいいようです。
しかし、やはり寒いせいか、犬を建物の玄関から中庭(集合住宅間に必ず結構広い中庭とか遊び場がある)に出して、ちょっと走らせて、すぐ帰る!!というパターンが多いようで。
野良犬達は、寝るとき数頭の群れで固まってダンゴになって寝ているようです。
で、日が高くなってくると別行動で、ごはんを食べに、お馴染みの場所へ行くようです。
集合住宅の裏手で、窓に向かって期待に満ちた様子で待っている犬達。
多分、この部屋の住人が窓からいつも、何か食べ物をくれるのでしょうか?
猫も、犬ほどではないけれど、そこそこ見かけました。
ユジノサハリンスクの犬と猫
で、また、動画を作ってみました。