УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

今日はこどもの日

2012-05-05 13:00:01 | 日記
今日はこどもの日、なんですが、仕事の緊急待機当番日のために大人しくしております。
で、昨日、図書館で今日大人しくしている用として、本を6冊ほど借りてきました。
が、その大半が写真集とか図版とかだったので、すでにサラッと流し読み終わってしまって、これから新たな本を仕入れに行く予定です。
しかし、役所はしっかりお休みなのに、図書館は開いてくれていて、嬉しい限りです。
関係者の皆様、ありがとうございます。

で、読んだ本の中から・・・


字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

最近は、映画字幕でもT田なっちゃん一辺倒から次第に、いろんな訳者の方のお名前を見るのと&字幕監修として、映画関係の訳者というわけではなく、その映画が描いている内容の方に造詣の深い人がチェックしているという物が多くなってきて、よかったよかった、というか、これもまあ、T田なっちゃんの功績と言えば、功績ではありましたね。
で、この方のお名前、見た事あるような・・・ですが、特に意識して見ていたわけでもなく、でしたが、字幕を作った映画作品を見ると案外見ていたりする。
そして、普段は普通~というかあまり意識して見ていないけど、実際はかなりその映画を理解、共感、感想言ったりするのに大きな影響を秘めている「字幕」それを作っている方の本です。
でも、映画の方は、やはりマズいのか作品の実名はあんまり出てこない、っていうか大体判るような気もするけど・・・という感じ。
映画本来、その作品の上でのその台詞の「意味」と日本語の訳をマッチさせる難しさ、さらに字幕ならではの翻訳「字数の制限」とかについて。
後半、日本語の乱れ的な内容も多くなってきていますが、その元をたどればどこか「字数を(ムダに)増やしている」事に対する、職業病的な執着感もあるのかも(そして、それを本人も自覚している)という感じもあり。
二重敬語とかね。
とすると、「ら」抜きなんかは歓迎すべき事なのかもしれませんね。
で、私としてギクっと来たのは、文章の後ろに(笑)ってつけることを批判していた事!!
うわー、滅茶苦茶やってますよ、私っ!!
あ、ちなみに、この!とか?もあんまり好きじゃないようで(場合によるようだが、その濫発には)
(笑)ってつけると、そこで「ハイ、ここで笑うトコロですよ~」と、ヘタな芸人に強要されているような感じがするから、と。
うーむ・・・反省・・・、というわけで、今日のブログは(笑)をつけない事を目標としてみました。
が、なにせ、パソ通の時代だから、絵文字はもちろん、顔文字よりも(笑)の方に親しんできた(?)旧世代としては、難しい~。
(笑)には、まあ笑いどころだと説明する点もあり、反面、照れ隠しみたいな自虐的な意味もあったりするんだよね。
また、実際「冗談」のつもりで書いたのを冗談と受け止めてくれない人もいるので、判りやすくするため、というのもあります。
書き文字・文章の難しいところですよね。
元々は、ロシア語翻訳の流れから来た方なんだそうで、ロシア語の話も極々ちょこっと出て来ておりました。
と、かなり映画の裏話としても、日本語・言語の話、先ごろの日本語およびそれに関連した社会の話、としても大体面白かったのですが、気になったのが、「ロード・オブ・ザ・リング」の字幕問題に関する事。
これに関しても記述が、???というか、やっぱり身内だからこう見るのか~とかなりガックリ、残念に思いました。
この本が出版されたのが2005年、LotR(ロード・オブ・ザ・リング)の字幕問題が出てきたのが2002年あたりだったかなぁ?
この本によると、T田なっちゃんがLotRの字幕を担当したのだが、それを見た原作ファンが「ここは違う、誤訳だ」とかとすごい非難をした、っていうの。
そして、それに対して、映画字幕に対する制限とか、マニア対象と一般の初めてこの作品に触れる人との相違を理解してない、みたいな事を書いていて・・・
ちゃうねーんっ!!!!!(笑←やはり、書いてしまう)
字幕改善を求めたのは、そういう事じゃなくて、もっと単純に「字幕が間違っているから」でしょ。
意訳としての相違点じゃなくて、絶対的に間違えてるから。
現に、吹き替え版は別の人が訳してたが、字数の制限以前の問題として、こちらは正しく解釈されて訳されていたので、この映画、字幕版を見た人と吹き替え版見た人では、物語の内容が違って理解されている、という事態になってしまってるから、なんとか少しはDVD発売時は直してくれ、っていうのが反対運動の趣旨。
当時、私も改善運動の署名とかに参加したので、ついつい熱くなってしまいますがね~。
で、この作者に対する私的好意度、内容に対する同調度もぐーっとダウンして・・・ですが、後からネットで調べたら、ちゃんとその点について説明してくれた方々がいるらしく、作者も自分の情報不足を思い込みで活字にしてしまった、とその点は落ち度をちゃんと認めて、公式に訂正もしているそうです。
そうそう、その態度というか、姿勢が、ちゃんと最初からヘラ○ドとか、(もうこの会社ないけどね)T田なっちゃんにも欲しかったねぇ~。
トムクルといちゃいちゃしてるだけじゃなくてね。
で、これは一部の極端な例なんだろうけど、今日の「こどもの日」こども=変換すると子供、ですよね。
この供の字が、奉げる、いけにえとかと通じる文字なので、それをこどもに使うのは反対、こども、か、子ども表記にすべし!!という話があったとか・・・
うわー、そんな事言ったら他にもひっかかる単語とかいっぱいありそうですな~。
それこそ、日本語の崩壊につながるかも、ねぇ。
コメント (2)
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