УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『裏切りのサーカス』

2012-07-06 21:55:22 | 映画
今日、駅付近のホテルの前に、川崎フロンターレのバスが停まってたよ~。
明日、エスパルスと試合なんだろうなぁ~。



で、今日は本日までの上映の「裏切りのサーカス」を見ました。

映画『裏切りのサーカス』予告編


この映画、リピーター奨励映画、らしいのですが・・・
それらしく、わかり難いです、確かに。
出てくるのがスーツにコートのおっさんばかりだし、名前も通称とか本名とか誰がどの名前か覚えられんし、時間軸が前後してるし・・・
なんですが、まーとにかく、ムードが素敵(?)な映画です(笑)
時代は1970年代。
東側と西側、とで世界が割れてた冷戦時代。
イギリスの情報局MI-6の通称がサーカスというのだそうで。
その中に、ソ連の二重スパイがいる、しかも上層部にっ!!
というわけで、二重スパイ、通称「モグラ」探しでございます。
まぁ、何せスパイの親玉あたりの話だから、みな、裏の裏をかくし、平気で嘘も方便もつけるし、まぁそもそもそういうのが商売ですからな。
という感じで、実際脚本の内容を説明して、このシーンがこうなって、この人がこの時は実はこーいう伏線で・・・とか言うのは、実はあんまり理解出来てないんですが、まぁとにかくムードは満点!!(爆)
わざと、ちょっと古い映像感覚を出しているというのか、デジタルっていうよりもアナログフィルム的な感覚がたまらーんっ!!
時々、わざとフィルムの傷風なのが写るのはわざと、なのかなぁ?
そして、シブイおやじが沢山~っ!!なのが、またたまらん(爆)
なにせ、情報局のおやじ連中でございますからな。
二重スパイは・・・うーむ、正直誰が「こいつだっ!!」と言われても・・・
「ほぉ、そうだったんですか~」という感じで、意外性とかやっぱりねぇ~という以前に置いてかれてましたが^_^;
その後、ネタバレサイトとか読んでいて、ほぉ、だからこの人はラストこうしたのねぇ、とかと、そこでようやく判った、というか。
という感じで、映画のスジの理解度はサッパリで、果たしてもう一回見てもそれが改善されたのかはかなり謎でしたが、なんつうかムードが良かった(←しつこい)
まだ、携帯もパソコンもなかった時代ですので(情報部でもまだ当時はなかった)なんつうか、アナログ的なテレグラム(?)とか、でかいテレコとか、おぉ、たまらんっ!!という感じですよ~。
情報漏洩なんかも、「書類」が主ですしね~。
そして、スパイ、情報部に属する人間の悲哀、枯れた人生観みたいなのが出ていて、これまたシブイっ!!です。
対ソ連だけど、ロシア語はあんまり出てこなくて、ハンガリー語の方が多かったかなぁ?
ハンガリー語は、文字はロシア語のキリル文字と似ているような感じでしたが、言葉自体はよく判らん^_^;
レーニンのお面かぶったサンタが、クリスマスパーティに乱入し、ソ連国家を歌うシーンとかも出てきてまして、レーニンお面欲しいかも(爆)
ソ連側が、捕らえた西側スパイを拷問する時に、フツーの事務員っぽいおばさんが淡々と事務的にやってるのがなんとも怖かったですねぇ~
(大音量の雑音を強制的にでかいヘッドフォーンで聞かせる、というのでしたが)
という感じで、私は例えストーリーが判らんでも楽しめましたが、では誰にでも勧めるか?っていうのは、また別問題、という作品でございましたな(笑)
スパイ系映画として他に思いつく「スパイ・ゲーム」とか「ボーン・アイデンティティ」シリーズとかだったら薦めるけどねぇ。
でも、トムクルのスパイ映画とかと比較すれば、例え話が判らなくても、私的にはこちらの方が5倍は楽しめましたよ~^_^;
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする