最近、だいぶ顔見知り状態になってくれた茶トラ君。
モデル代として、CIA○の焼カツオとかあげていたら、覚えてくれました。
ま、大体時間決まってるから、チャリを止めて様子を伺う怪しい人だけど、おやつをくれるから、まっいっか~というところであろう。
約1年前の茶トラ君。
兄弟の三毛ちゃんは、時々みかけるけどサビちゃんはずーっとみかけないなぁ~。
元気にしてくれているといいのだが。。。
で、最近読んだ本です。
ホラー映画の魅力-ファンダメンダル・ホラー宣言
『リング』『女優霊』などのヒットでジャンルとして定着し、海外にもファンを得た“日本のホラー映画”。その立役者の一人である特殊脚本家の小中千昭氏が、ホラー映画を解体し、怖い映画とは何か、いかにして怖い映画をつくるかについて、初めて書き下ろしたのがこの本だ。
特殊脚本家って・・・そーいう、ジャンル(?)があるんですか~って初めて知ったな(笑)
一時期、Jホラーってかなり流行って、ハリウッドとかでもリメイクされたりとかしたけど、最近はあんまりないねぇ。
あ、貞子が3Dになってたか、最近。
日本のホラー、「リング」とか「らせん」とかとか、あと、携帯がどうとか、学校の怪談とかとか。
・・・実は、私、ほとんど見てなくて(苦笑)
ハリウッドリメイク版の「リング」と「呪怨」とか「ほの暗い水の底から」くらいかなぁ、見たのは。
なので、この方の作品に関しても、ほとんど見ていない状態ですが、それなりに楽しかったですね~。
っていうのは、ホラー映画っていうのは大体低予算。
しかし、ホラー映画って言えば、特殊撮影とかなんかをバンバン使いたいジャンルでもありますよね~。
でも、予算がない・・・から、役者もアイドル見習いレベルの子を使ったりとか、演技力で恐怖を演じる事にもかなり難関が・・・
という場合に、どうやって人を怖がらせるか?っていうよりも、人は何を怖いと感じるのか?というところあたりに工夫を凝らした映画、脚本つくりをしている、というあたりが面白かったですね~。
特別に、心理学傾向の勉強とかしている、というわけでもないようですが、結構、心理学と通じるところがあるなぁ~と思いました。
「ブレア・ウイッチ・プロジェクト」の、どこが怖いと感じるのか?とかとかも論じていて、まぁ理屈はわかるんですがね~、この映画、私嫌いなんですよ、実は(爆)
最初から、「ノンフィションを装ったフィクションである」というのを知っていた、というのもあるけど、何よりもムカついたのは、「映画学校の生徒が自主制作ドキュメンタリー映画を撮影中」という設定でありながら、その映像の撮り方があまりにもシロート丸出し状態、ムダムダ状態多すぎなのがムカついたのだ(爆)
まぁ、実際、出演者撮影者も、映画の関係者とか経験もなく、本当にシロートだから仕方ない、というかだからこそ、臨場感が出て話題性、ヒットにつながったんだけどね~。
という感じで、私はあの映画は、怖いっていうよりも、気持ち悪い(画面酔いするから)&ムカついた映画、という印象しかありません(爆)
ま、もともとホラー映画とか怪談話とか聞いても、あんまり怖がらなかったからなぁ~。
うーむ、でもその中でも面白かった(?)ホラー映画をいくつか思い出してみたら・・・(といってもそんなに古いもんじゃないが)
「スリーピー・ホロウ」1999年ティム・バートン監督
・・・私は、この映画でバートンファンになった、というヘンなヤツです、実は(爆)なにせ、霧の中の世界観・美術が美しすぎる~っ!!
「アザーズ」2001年ニコール・キッドマン主演
・・・なんといっても、ニコールのキリキリ張り詰めた雰囲気が緊張感バリバリで怖い。
「デビルズ・バックボーン」2001年ギレルモ・デル・トロ監督作品
・・・特殊撮影とかは派手じゃないけど「パンズ・ラビリンズ」に通じる監督独特の「色」がある。でも、あんまりホラーでないかも。
「デッド・コースター」2003年
・・・くるぞ、くるぞ、とハラハラさせといて何事も起きず、なーんだっ、と油断した瞬間に衝撃場面が!!のタイミングが上手かった。
「メイ」2002年
精神的に抑圧されて、孤独なまま成長した少女の辿る、切なくも悲しく、恐ろしい話・・・怖さよりもせつなさの方が強いかな?
「1408」2007年
・・・ジョーン・キューザック祭、絶賛開催中!!映画(爆)
「エミリー・ローズ」2005年
・・・私は、キリスト教が根本にないので、大変興味深く見られましたなぁ~悪魔は怖いんだろうけど、神もかなり(陰湿に)怖い。
「グラインド・ハウス」2007年タランティーノ監督
・・・怖いというよりも、タラちゃんがうれしそうに作ってたんだろうなぁ~と想像しながらニヤニヤしながら見ちゃう映画でした。
「スペル」2009年サム・ライミ監督
・・・こちらも、監督が監督なので、その悪趣味かついぢわるっぷりを楽しむ系でございますな~
「トライアングル」2009年
・・・死んでも、殺してもキリなし!!くれぐれも、予告は見ないように・・・
「ぼくのエリ200歳の少女」2008年
・・・ハリウッドでリメイクもされたけど、私はこっちのスェーデン版原典の方が好みだなぁ~
と、とりあえず書き連ねてみましたが、なんかホラーっていうよりもカルト系?^_^;
一般ロードショウではホラー系少ないんだけど、単館系のミニシアター映画ではちょこちょこホラー映画の上映もあるみたいなので、ぜひ、冷房の効いてる映画館でより冷え冷え~になってみたいもんです。
で、一般的にホラー映画で受ける恐怖感、これって私的に再現すると、どうやら「高いところであと一歩で落っこちる」みたいなシチュエーションを想像すると、これになるんじゃないか?と思いました。
手と足の指先が、ジンジンしびれて感覚が鈍くなり、冷たくなる、手のひらに汗をかく、という感じね~。
面白い事に、これってそーいう場面を想像しただけで、上記のような症状を引き起こせるんですよね。
おかげで、一瞬だけどクーラーいらずに涼しくなれます、が、ストレスたまりそうなのであまりこの手はつかえない・・・^_^;
今日、公園で見た、せみの抜け殻集合の図(爆)これも、見る人が見たら、ホラー的な光景かもなぁ~