УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『バケモノの子』

2015-08-01 16:19:30 | 映画
↑ にゃぁにゃぁ。名前の由来はそのまんま、よく鳴くから。
しかし、鳴いてメシを請求しているわけでもないらしい(あまり食べない)
謎が多いネコである。


私は静岡県中部の県民なので、周囲にはエスパルスファンが多いんですな。
ちなみに、私はジュビロファン(爆)
で、エスパルスは今シーズン(前シーズンもだけど)調子が悪くて、現在はビリ争いで、J2転落は時間の問題・・・という感じに。
おかげで、週明けの職場はどんよりしています・・・
「また、負けた・・・」とな^_^;
「へへ、ジュビロは勝ったもんね~、今2位だもんね~(J2だけど)」と、素直にデカイ態度を取れないところも困ったもんですが。
(ジュビロも今年こそJ1に昇格!と言えるだけの強さが無い^_^;;;)
そしたら、なんと今朝、ついにっていうか、大榎監督の退任が発表されました。
大榎監督は、選手としてはかなり人気があるっていうか、こんだけエスパルスの成績が低迷しても、他の前の監督とかのように、すぐに「監督が悪いから!」って切られる事は無かった・・・
選手、その後のスタッフとして、ずーっとエスパルスを支えてきてくれたのを皆、知ってるから。
結果がでない=監督が悪い、責任取れ!っていう風な流れは生まれにくかったんだよね~。
しかし、ついに・・・多分、自分からっていう方が大きいのかもしれませんね。
で、後任監督が田坂氏!
・・・なんつうか、現役選手よりもスタッフの方が知ってる名前が多いぞ、自分!(爆)
そして、今日、駅地下でこんなポスター(?)を見てしまった・・・


押し上げよう!
もはや、「頑張れ!」とか「応援しよう!」ではすまないレベルなんですねT^T・・・
・・・とりあえず、頑張れ、エスパルス・・・


でもって、今日は映画の日なんで、見てきましたよ。
「バケモノの子」予告


で、その前に予告で「ガンバの冒険」がかかったのですが・・・
これが、延々「海の画像」のみが流れる予告編^_^;
肝心の、特に昔のアニメ版ガンバを知ってる人なら絶対みたい、キャラクターが全く出てこないっ!!!なんてこったいっ!!と、探したら、別バージョンもありました。

映画『GAMBA ガンバと仲間たち』予告編

これで、キャラクターも動いてるところが見えましたが・・・
び、ビミョーかなぁ・・・^_^;;
いや、確かに原作絵本もリアル・ネズミの絵で、アニメがかなり擬人化されていたんだけど、もうガンバと言えばあのアニメ版しか思い浮かばないような私にとっては、リアルネズミに近いようなぬいぐるみ的というか・・・なんか、ビミョーな線のキャラ設定ですねぇ、これ・・・
あー、アニメ版のノロイ様は超怖かったですよ~っ!!!
本物のイタチは超可愛いんだけどね。

で、バケモノの子の方ね~。
バケモノの子、っていう題名だけど、英語だとThe beast and the boy(だったか?)
化物と少年、っていう感じで、確かに内容的に直訳すると英語版の方が正しい。
んだけど、映画の内容的には日本語の「バケモノの子」ってうのも意味的には合ってるなぁ~と思った。
人間にとって化物、そして化物にとっては人間が化物で恐ろしい存在。
何故かというと、とても非力だけどそれ故に、心の中に闇を抱えた存在で、その闇が爆発すると全く制御できない恐ろしさを持っているから、化物は人間を恐れているっていうか半ば馬鹿にしつつも距離を持って、無視してるっていう感じかな?
臭いモノには蓋、っていう感じかな?
で、わけあって一人ぼっち状態の少年・連は、実は渋谷と通じている化物の世界に迷い込み、そこでクマ型化物の熊徹に拾われて、彼の弟子になる事に・・・っていう感じ。
熊徹は、化物界の時期指導者的立場を、猪型バケモノと争っている、で、いずれは勝負で決着をつけるのだ!という感じです。
この話、普通に少年の成長物語であると同時に、大人にとっても成長というか外面に向かっての成長よりも内面に向かって、自分に向かっての成長というところが良かったと思う。
指導する側と指導される側、与える側と受け取る側、それが一方通行じゃなくて双方に通行している事が巧く描けていました。
「自分が子供の頃、そうして欲しかった事を今度はあいつにしてみれば?」っていうところとかね。
第二次反抗期的な難しい年頃の、しかも家庭事情がいろいろと複雑で孤独で深いつながりをもつ人がいない状態の男の子、これに同じような境遇のままで、でも才能があったりしてそのままそれが大人になってしまった状態の大人、これのぶつかり合いでね~。
そして、熊徹のライバルが人格者的な感じなのも良かったですね~、ラスボスがあれとは!という感じで。
でも、それも悪や敵は外ではなく、内に自分自身にいる!っていうところが日本的っていうかゲド戦記的っていうか、良かったなあ、とも思う。
化物が神となる、っていうのも日本古来の神道的思考だとわかるけど、この辺がどの程度わかるかなぁ?とも思った。
まさか、ホントに「つくもん」でくるとはっ!!^_^;;(くるねこ大和参照)
で、この映画、声優としてほとんどが俳優さんを使ってます。
が、これがうまい!!んだよ。
熊轍が役所広司さんなんだけど、これが巧いっ!
主人公の蓮と仲良くなる女の子が、今話題の静岡出身(爆)の広瀬すずちゃんで、まぁ棒読みに聞こえない事もないって言えばないが^_^;、でもそれが元々のキャラクター設定的にそういう言い方、話し方がふさわしいようなキャラなのであまり違和感がない。
少年時代の蓮は、宮崎あおいだけど、この人もうまかったです!
怒鳴ったり、怒る演技とかも完璧!!
うーむ、私はどちらかと言えば、俳優さんにやらせるよりも本職の声優さんを使ってくれる方が好きなんだけど、ものは考えようで、話題作りで無理に・・・っていうのは論外だけど、こうやってキャラと本人の一致度が高いようにキャスティングすれば、俳優さんでもOK!だと思った。
この点、細田監督はジブリよりも断然巧いです!宮崎監督なんか話になりませーん(爆)
要するに、俳優だから声優だから、っていうよりも「そのキャラに本当に適した人を選ぶ(注:客観的に←爆)っていうあたりだな。
声優さんは一人で、いろんなキャラのいろんな声色を演じる事ができる、それに比べて俳優さんは自分の声色以外のキャラをか、意表をついたような声とか演技は難しいけど、元々の自分ににマッチしたキャラなら、想像以上の存在感を示す事ができる!っていう感じかな?
細田監督作品、私が過去みたのは「時をかける少女」と「サマーウォーズ」だけど、今回のこの「バケモノの子」が一番好きかな~?
コメント (2)
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