いやー、昨夜ついうっかりスティーブン・キングの「ジョイランド」一気読みしてしまった。
約300ページなんだが、キングにしちゃ短い本だ(爆)
何せ、キングって上下当たり前、シリーズ全◯冊とか言う方が普通でからな。
ジョイランドつうのは、海辺にあるレトロな遊園地。
ここで一夏バイトする事になった21歳大学生男子。
この遊園地では、数年前に殺人事件がありその舞台となったお化け屋敷には、殺された女の子の幽霊が出るとか・・つう話。
あー、ジョイランド、静岡の沼津と三島にあるよー!
通称・女医ランド・・失礼しました。
で、これ完読しちゃってついほぼ完徹^_^;;
止まらない、止められない!んだよねー。
ノスタルジーとかすかにロマンス、ミステリーというかサスペンスにスーパーナチュラル、とキングらしい気がするが、結構キングにしては「薄味」との感想が多いみたい。
キングの本って多分、原語で読んだ方が絶対面白いんだと思うなあ、まあ読めないけどな。
で、徹夜明けで今日は三島の佐野美術館へ。
これ見に行ってきました。
少女漫画の巨匠、萩尾望都の原画展。
萩尾望都もかなり作品多いですが、その中でもSF色が強めな作品を集めてありました。
故にポーの一族とか、メッシュとか、残酷な神が支配する、とかはナシ。
まあ、私も全部読んでるわけではないし、特に最近のは
残酷な神が支配する以降は読んでないのだ。
残酷・・は、結構キツかったからなあー。
主に「11人いる!」「スターレッド」「100億の昼と1000億の夜」関係が多かったような。
今と違って、パソコン・ペンタブじゃなくて手描きだし、原画と言っても原画に近い複製らしいが、なんかGペン(なのか?)のシュッとした筋が見えてくる原稿!
特に初期は、トーンもあまり使っていなくて、模様とか効果線とか手描きでさー、なんか昔の「漫画の描き方」のお手本みたいであった。
本で、印刷されたのを見ると、なんか人が手で描いてるというのが頭ではわかってるんだけどイマイチピンとこないのが、生だとやはり違うもんだなー、と思いました。
プロットとか少しだけありましたが、結構きちんと書いてるなあーと言う印象。解説的と言うかね。
カラーも結構あり。
星雲の写真みたいな背景が多いねー、しかしこれも印刷だとポスターっぽいけど生だとやはり水彩っぽさが強くて印象変わりますなあ。
生原見ながら、あーそうそうこういう流れだったよ、とまた読み返したくなりましたな。
11人いる!とかスターレッドは、確か持ってたような気がする。
萩尾望都と言えば、花の24年組(だったか?)
昭和24年生まれの少女漫画家で、
青池保子(昭和23年生)、萩尾望都(昭和24年生)、竹宮惠子(昭和25年生)、大島弓子(昭和22年生)、木原敏江(昭和23年生)、山岸凉子(昭和22年生)、樹村みのり(昭和24年生)、ささやななえこ(昭和25年生)、山田ミネコ(昭和24年生)、増山法恵(昭和25年生)あたりを指すそうだが、結構このあたりで少女漫画家がSF作品を描くが始まったんだよねー。
竹宮恵子が「地球へ」山田ミネコが「最終戦争シリーズ」とか。
ポスト24年組と呼ばれた
水樹和佳(昭和28年生)、たらさわみち、伊東愛子、坂田靖子(昭和28年生)、佐藤史生(昭和27年生)、花郁悠紀子(昭和29年生)
になると、ほぼ全員が描いてるような?
でも、その先駆けになったのはやはり萩尾望都だったのかな?
来場者はやはり女性が多くて、原画を一ページ一ページづつ食いいるように眺めてました。
美術館前のお菓子屋で、団子と三島コロッケ・・
と見せつつこれ、実はコロッケ型団子。
中は、甘い芋餡です。
サクラ咲いてたよ、メジロが来てた!
これはバイガモだったかなー?
三島は、水が綺麗だ。