で、博物館内部です。
開館直後に入場しましたが、すでに20人近く入場者がいました。
さすが、国宝土偶が2体もあるからか?
まずは、この尖石遺跡の発掘と保存に尽力した地元の宮坂氏の功績と当時の発掘調査に関する展示。
宮坂氏は小学校の先生だったそうだ。
しかし、大体縄文の村の遺跡がある場所って、現在的には交通不便な場所にぽつんとあるとこが多い。
現地で発掘されたものは、県や市の皆が見やすく行きやすい場所・中央部にある博物館に展示されている事が多くて、実際の現地には記念碑とか解説文だけ、って感じのとこも少なくない。
まあ、見やすい方が良い面もあるが、不便な場所にあえて博物館つくり現地で発掘された物を展示しているってケースは、その遺跡に貢献した熱意溢れる人がいる場合が多いような。
八戸の是川とか、こことかも。
外に出さずに地元は地元で!の姿勢を貫くカリスマ性とリーダー性のある人の有無ですかねー?
当時の手作りアイデア的な発掘道具の数々や几帳面な記録とか。
その次の展示室には・・
国宝土偶2体!です。
上野の縄文展では人垣かつ写真禁止!でしたが、
ここはわりと自由に見られるし、写真撮り放題!
間近で観ると、ほーんと凄い!
隙の無い美学を感じますねぇ。
左右で模様が違う!
こんな感じで埋められていたらしい。
その他の土偶たちも・・
部分のみ、の土偶が圧倒的です。
なんかワンコチックな土偶と覆面っぽい土偶
何か言いたげな、ラフっぽい土偶
まー、色々ですな。
臨月のお腹に手をやってる土偶
これらは手のひらにすっぽり入るくらいの土偶
こちらもチビタイプ。
横浜でみた、円錐形タイプ土偶に似てる〜
もちろん、土器もたくさん!
これ、なんか顔に見えるなあ
ワイングラスというか、タンブラーみたいのとか
これ、何に使ったんだろうねー?
タンデム土器?
で、こーいう模様とか、なんかアンデスとか中南米の遺跡文様に似てないかい?
これなんかもそうなんだけど。
なんか、ヘビの顔ついたり文様があったりの
ヘビ関連土器に中南米っぽいのが多いような?
向こうもヘビは神だったような気がするんで、
そのあたりで共通項があったりしてねー。
ヘビ頭のついた土器
イノシシ。ちょっと漫画的。
ヘタな土器・・、まあ確かに全部が全部あーいう出来ばかりと言うわけでもないか。
さすが産地だけあり、豊富な黒曜石群。
この方が、宮坂氏。
館内入れないんで、外で待ってたポメ
でこの博物館行く途中に【縄文の湯】というスーパー銭湯?がありまして、寄ってみたかったが何せバスの便があーいう状態の場所だったので諦めました。