丁度ガイドツアーの時間に間に合ったので参加してきました。
土日だけではなく、平日もほぼ毎日、しかも団体はご遠慮下さい、と個人や少数グループ優先のガイドツアーがあるとは!さすが上野だ!
多分、先に申し込めばグループにはグループ向けでやってくれるのかも。
毎日日替わりテーマつうとこも凄い!
参加者は20名くらい、全員そこそこな大人^_^;
この日のテーマは「オスとメスのふしぎ」
動物、主に哺乳類と鳥類に限りだが、オスとメスで明らかに見た目が違うタイプとあまり差が無くてわからないタイプがある、そこに注目してみよう!という企画です。
実際に動物を見ながら、違いがあるかないか?何故差があるのか、ないのか?を考えていきます。
アジアゾウはオスには牙があり体も大きい。
ライオンはオスだけ鬣がある。
ニホンキジはオスだけ色鮮やか。
クジャクはオスだけ尾羽が長く模様も派手。
トラはオスメスで模様はさほど変わらない。
ハト類は見た目だけでは区別つかない。
などなど。
で、性差がある場合は、ほとんど一夫多妻の繁殖方法で、あまり差がないのは一夫一妻。
あー、たしかにたしかに。
一夫多妻の場合は、オスはいかに沢山のメスを確保するか、メスに選んでもらえるか?の観点から体が大きくなる、牙が発達する、羽毛を美しくする、などの差別化に進化し、一夫一妻の場合はそのあたりはどーでもよしなんであまり進化しない方向に向かう・・らしい。
最近の生物関連の研究って、流れとしてはDNA解析で新事実が!とかみたいなのが多くて、まあそれはそれで意義は大きいけど、こういった実際の生活っぷりを観察して考えていく方法も軽んじてはいけないなあ、と思いました。
オスメスあまり差がないシラコバト、こばたんだよー。
爬虫類館でもレクチャーがあったので参加。
テーマは、「トカゲってなんだろう?」です。
ゲスト(?)のプリプリなトカゲちゃんズ。種類聞くの忘れた・・
アメリカ生まれらしいが。
このモザイクタイルのような美しい模様!
キュるん!してる目もカワユシ。
しかし、あまり人馴れはしてないそうで(まあ爬虫類だしな)よくパニクってました。
で、ヘビとトカゲの違いは、脚のあるなしではなく瞼のあるなしだ、って言うのはまあ知ってましたが、それだけで全て解決!ってわけでもないそうで。
で、ヤモリ、ヤモちゃんもトカゲ分類だそうで!
私はヤモリはヤモリで独立もんだと思ってたー!
だもんで、ヤモリも尻尾切りするんだって!
で、私は最近仕事内容が変わって、客に説明する仕事の見習いやってる状況なんだが、まだまだ慣れてなくて先輩からダメ出し連続状態!
知識があればわかるように説明出来るか?って言うとそうでもなくて、返って今そこまで説明する必要は無いとこまでつい口を滑らしてしまったり、わかるように話す→細かくリアルに話す→怖い印象を与えちゃう、あたりがよくダメ出しされるのだ。
話す相手の知識レベル、理解レベルも様々なんで、その人にわかるように話す、ってかなり難しいなあーって思っています。
単にセリフ暗記だけじゃ済まないからねー、
ってわけで、解説してくれるお姉さん方の話術に注目(注耳?)してました。
あー、サラーって自然に笑顔で話してるけど、その裏にはネタを絞って考えて練習繰り返して、優雅に泳ぐハクチョウの水面下の脚のような努力が隠されているんだろうなあ、と我が身も振り返りジーンと来てました^_^;
しかし、ハダカデバネズミの場合は女王と複数オス、兵隊役と雑役役、って事で言ってみれば一妻多夫。
メスは体は他より大きいは大きいが、ほかのメスと女王をの座を争う場合に有利とかなんかあるのかなー?
つうより、女王争いがあるのか??
とかと一筋縄ではいかないのが生き物の不思議さであり面白さでもありますね。
ハダカデバネズミ、繁殖順調みたいで小ハダカデバネズミもいました。
これはこれで十分かわいいとおもうが。
きっと生緩い感じのさわり具合なんだろうなあ^_^;;