岳南鐵道のだるま電車。
岳南鐵道の始発駅「吉原駅」の近くに毘沙門天というお寺がありまして、そこでは2月頃にだるま市が開かれています。
日本三大だるま市、らしいでございます。
例年かなりの人出なんですが、コロナの影響で今年は中止になったそうです・・・
が、せめて電車だけはダルマに・・・という地元の気持ちなんでありましょう。
で、先日これを読みました~
天地創造デザイン部
神様は「光あれ!」と言い光と闇を作り、その後大地を作ったり空作ったり海作ったり、最後に人間作ったわけですね~。
で、人間の前に「いろんな生き物」を作った・・・はずなんですが、実はいろいろ作るのがめんどくさくなったので、生き物のデザインを人間に外注する事にしたんです。
それを請け負ったのが「天地造像デザイン部」っていうグループ?でして。
そこに神様からのテキトーな思いつきみたいな「依頼(=発注)」が来るので、それに合わせた生き物をデザインし、OK(=天啓)出ればそれを地上に放して・・・っていう事をするんですな。
例えば「高い木の葉っぱを食べられるような生き物作ってや~」って来るんで、高い木の葉をどうやって食べるか?その方法は?そのためにはどんな体の機能が必要となるのか?それが実際に地上で生活するのと両立できるようにリアリティのある?生き物を造る、っていうので。
高いとこの葉が食べられる動物って言えば、まず「キリン」って答えると思うけど、このマンガの世界では「キリン」という生き物は存在していないし、その概念もないので、高いところの葉を食べるには?→首をのばせばいい、って事でシカみたいな動物をベースに首を伸ばしてみるけど、そうすると安定が悪くて倒れてしまう、水が飲みにくい、脳に血液を回すために血圧上げなければならないんだが、そうなると首を下げた時に一気に血が戻って血管や心臓が持たなくなってしまう、とかとかといろいろ試行錯誤して結果、キリンという生物が誕生する!!って感じでね~。
なかなか面白いです。
昨今ブームになってる「残念な動物」とかみたいな考え方をベースにしたマンガっていうかね。
私は一般の日本人よりは動物についての知識はある方だと思ってるけど、それでも知らなかった事が沢山あるんだな~ってつくづく思いました、このマンガから学ぶ事が多かったです。
動物それぞれの特殊な能力とか生態にはなんらかの理由がある場合が多いけど(まだその理由が解明されていなのもあるが)逆引きみたいな感じで、こういう特性を持たせるためにはこういう工夫をすればいいのでは?みたいな開発の物語でもあるわけですね~。
また、デザイナーさんそれぞれ個性豊かすぎて、それ故に向き不向き的とかあったりして、それが相乗効果となって面白いのが出来上がったりもしてね~。
アニメ化にもなってるそうな~
で、全く関係ないけど「砂漠の天使」はスナネコかフェネックかっ?って言われたらどっちだと思いますか???
実に難問ですね~・・・
まぁ、喧嘩両成敗?って事で、両方砂漠の天使の枕詞を使うにふさわしいと思いますだ。