1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

オバマ大統領はアフガニスタン問題解決に希望を見出したか

2009-12-16 | ラジオ
アメリカのオバマ大統領は先日、アフガニスタンに関する新戦略
を発表した。
これをめぐって繰り広げられている、議論の主要な問題として果
たしてオバマ大統領は、長期にわたるアフガニスタン問題の解
決に希望を見出したとのかと問いかけることが出来る。
この問いに関して肯定する声もあれば否定する声も聴かれる。
ロシアの声の声の特派員は、世界経済国際関係研究所の研究
員に質問を投げかけた。

研究員はアフガニスタンにおけるアメリカの新戦略に付いて、次
の様な見解を述べている。
「オバマ大統領の新戦略に関する私の見解は、原則的に何ら新
しいものは見られなかったというものだ。
実際に今回発表された新戦略は、今年2009年はじめに述べられ
た戦略を発展させたものだ。
もちろんある程度、新しいものだと考えられるものもある。
それはアメリカ軍の増派と、その撤退期限が示されたことだ。
また同時にアメリカの新戦略には欠陥箇所もある。
オバマ大統領はアフガニスタン問題を軍事的解決に付いてのみ
言及した。

この様な方法でアフガニスタン問題を解決する試みは、すでに8
年間続いており、失敗に終わっている。
これはアフガニスタン問題を軍事的に解決することは出来ないと
いうことを物語っている。
肝心なのはアフガニスタンを平和路線に戻し、経済を構築する能
力を持たせ、国民の仕事を保障し農業を麻薬栽培ではなく有益な
農作物の栽培に移行させることだ。
しかしアメリカ大統領の新戦略には、このようなものは皆無なのだ。

同様に上海協力機構との関係を発展させるという意向も見られなか
った。上海協力機構はアフガニスタンの隣国が結集しており、各国
はアフガニスタンの平和的な発展に深い関心を持っている。
アフガニスタンへのアメリカ兵を増派し、同盟国にも同様の行動を求
めるオバマ大統領の決定に関して、今一度述べるとするならば、次
の様な指摘をすることが出来る。

アフガニスタンで行われている闘いは、いわゆる、普通のものではな
いということだ。
アフガニスタンではいわゆる(?)とした敵との衝突が無いのだ。
敵は破壊行為を行い不意をついた攻撃を仕掛けてくるのだ。
もし可能ならば、それは相手の???)をついたものだということが出来る
だろう。
この様な状況にあるアフガニスタンに、兵士たちを新たに派遣してよい
ものか私には解らない。
私は最近アフガニスタンに駐留する外国兵のなかに、腐敗した兵士た
ちが居ることに注意を向けた。
アメリカとイタリアの兵士達は、イスラム原理主義組織タリバンが自分
達に攻撃を仕掛けないように、タリバンにお金を支払っていたと言う情
報も流れた。
私はこれら全ては個人の無力さと、出口無き状況によって取られている
行動だと考えている。
要約するとオバマ大統領は、1年半後にアメリカ兵の撤退を開始すると
発表し、アメリカ兵に対して長期にわたるアフガニスタン問題解決への
希望を与えた。
しかしオバマ大統領はアフガニスタン国民にも希望を与えただろうか。
これは非常に大きな問題だ」
研究員はこのようには現している。

は(?)は聴き取れず
(???)は女性アナウンサーの不明瞭な発音で聴き取れない

12月7日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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先週一週間の青森での出来事(249)

2009-12-15 | 青森
12月7日~12月13日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■7日、青森市で82歳の女性が殺害されていた事件で、68歳の女を強盗殺人と住居侵入の疑いで逮捕
■7日、津軽鉄道で「ジングル・メロス号」の運行を開始
■7日、県内5市町村で新型インフルエンザワクチンの集団接種
■7日、八戸市の新井田インドアリンクで第60回県中学校体育大会冬季スケート競技会アイスホッケー競技が開幕
■7日、風間浦村健康福祉センター・げんき館で、来年開催される「ゆかい村鮟鱇(あんこう)まつり」に向けフルコースメニュー試食検討会

■7日、定例県議会は自民党が同会派に所属する、正副議長を任期途中で交代させるための調整に時間を取り本会議開会が大幅に遅れ
■東北運輸局は高速バス路線と都市間バスの一部路線が3日間乗り放題になるフリーパス「東北おトクパス」の実証実験
■7日、定期検査中の東通原発1号機の発電を同日午前11時半すぎに再開
■7日、八戸工業大学土木建築工学科が「学生のデザインによる住宅設計と住宅建築」の説明会

図説 日本の住まい―知っておきたい住宅設計の基本

中山 章
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■7日、中泊町発注の尾別老人憩の家改修工事指名競争入札で、指名願を出していない業者が参加し落札

■2010年7月6日から11日までの6日間、中国・上海万国博覧会で「青森県ウイーク」
■県が弘前市に建設計画していた「大和沢ダム」(総事業費287億円)の建設中止を検討
■八戸横丁連合協議会がスルメイカ入り手紙セットの“お土産”
■全国高校生徒商業研究発表大会で、三沢商業高校が優秀賞を受賞
■8日、青森市中心市街地の角地に都市型複合施設「クロスタワー ア・ベイ」がオープン

■8日、弘前大学医学部付属病院で「肝疾患相談センター」の受け付けを開始
■米軍三沢基地がJR三沢駅から同基地内まで延びる軍専用線路の一部を遊歩道として一般市民に開放
■8日、青森市内のスーパーで「あおもり納豆フェア」が開かれ、ス納豆のタレント・花秋奈津さんがPR
■8日、青森市民ホールで第25回JA県大会
■8日、「もったいない」をテーマに作品を募集していた第4回あおもり環境まんが展の入選作品が決定

■8日、JR東日本は「はやて」の名称について、最新型車両「E5系」を導入する11年3月にも変更する可能性
■8日、本県2009年産水稲の収穫量が前年産に比べ1万3900トン、5%減の28万6700トン
■8日、本年度の全国高校文芸コンクールの俳句部門で柴田女子高校2粘性の作品「赤富士のようにそびえる立佞武多」が最優秀賞
■8日、三沢商業高校の生徒が考案した「わんどのカレー」が県内のローソンで発売
■9日、県は青森市の女性3人が県に対して行った母子加算の不服審査請求を却下

■9日、米軍三沢基地所属のF16戦闘機1機が、海自八戸航空基地に緊急着陸
■9日、県は来春の県内高校卒業予定者の未就職高校生への支援策検討
■9日、三沢航空自衛隊と三沢米軍基地の隊員らによる、日米合同餅つき大会

春夏秋冬餅レシピ~1年中食べたい餅料理108~

齋藤 宗厚
トランスワールドジャパン


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■10日、五所川原市の市浦地区で建設を進めている風力発電所の発電機5基が完成し試運転
■五所川原市出身の女性が「第20回友愛ドイツ歌曲(リート)コンクール」本選・一般の部で第1位

■本県の教員採用の競争率15倍で全国4位
■10日、むつ市の大畑漁港岸壁で釣りをしていた58歳の男性が海に転落し死亡
■暖冬などのため休止していた西目屋村の「乳穂ヶ滝(におがたき)氷祭」が来年2月、4年ぶりに復活
■10日、国道7号青森西バイパスの青森市新城山田-同新城平岡間1.5キロを4車線開放
■本年度の秋季全国酒類コンクールで桃川が2部門で1位

■青森市の栄山小学校で冬の時期にも咲くサクラが咲く
■10日、県が「あおもり土産」全10商品を発表
■本県の老年人口(65歳以上)の割合を示す高齢化率が25.4%

人口学への招待―少子・高齢化は
どこまで解明されたか (中公新書)


河野 稠果
中央公論新社


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■八戸市が市営住宅「白銀台団地」で2000年以降、汚水処理費の請求漏れが29世帯、計216万544円
■10日、三沢市は三沢高校の元エースで元プロ野球選手・太田幸司さんを名誉市民を検討

■10日、「チーム青森」は日本代表としての愛称を「CRYSTAL JAPAN(クリスタル・ジャパン)」
■南部町の名川病院の移転・新築移転先を名川中学校周辺を新たな候補地
■弘前大学農学生命科学部が「宇宙カボチャ」事業に参加
■11日、青森市民病院で医師や看護師らがサンタやトナカイに扮して、入院中の子どもたちにプレゼント
■11日、弘前市岩木地区の人手不足のリンゴ園で剪定作業をする「岩木請負剪定隊」が始動

■11日、「下北半島ニホンザル対策評価科学委員会」は年内にも、ニホンザル捕獲の許可を申請する意向
■弘南鉄道がクリスタルガラス製のストラップ2種類が完成
■12日、鰺ケ沢町のナクア白神スキーリゾートと青森市のモヤヒルズスキー場は雪不足で開業延期
■つがる市が写真家・小島一郎が昭和30年代半ばに撮影した、同市の風景写真を使った2010年カレンダーを希望者に無料で配布
■11日、八戸市で小川原湖水環境技術検討委員会

■十和田市に疑似餌(ルアー)釣り専用の「鱒(マス)釣り堀 十和田フィッシングパーク」がオープン
■11日、民事再生手続き中の八戸スカイビルが再生計画案の提出期限延期を青森地裁八戸支部に申請し認められる
■21あおもり産業総合支援センターが2009年度の地域力連携拠点優秀支援事業表彰で中小企業庁長官賞を受賞
■十和田市・第三セクター・株式会社まちづくり十和田が11月末、初のタウン情報誌「十和田まちぼん」を発行、無料で配布
■12日、船凍サバ・10キロ当たり2万100円と2万円台を突破

■鯵ケ沢町でハタハタ漁水揚げ本格化
■12日、JR弘前駅で新駅舎開業5周年イベント
■12日、弘前市民会館で津軽三味線を体感するイベント「The 津軽三味線2009」
■12日、平内町で埼玉西武ライオンズの細川亨選手を「囲む会」
■12日、青森市スポーツ会館で第4回青森市小学生カーリングチャレンジカップ

■12日、下北文化会館で、むつ市出身のプロミュージシャンが共演「むつ市のアーチストがやってくる!」
■13日、青森市文化会館で第27回青森第九の会演奏会
■13日、八戸ふるさと検定・第一回初級試験
■13日、県武道館で県民武道演武フェスティバル

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東奥日報、NHK青森放送
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中国の国防力増強に懸念を表明した小沢幹事長

2009-12-14 | ラジオ
民主党の小沢幹事長は中国訪問の際、中国の国防相に対し中国の
軍事ポテンシャルが、その近代化と共に増強されている事実に対し、
日本国内では懸念が広がっていることを明らかにした。

小沢幹事長は今回、民主党議員143人をはじめ日本の実業界、社会
活動家、政治家からなる総勢600人の代表団を引き連れて中国訪問
を行っている。
今回これだけの多数の参加する代表団を組織した背景には、それだ
け日本が中国との信頼を深め、両国関係をあらゆる方面で共に強化
したいという意向を表明するということが現れている。
小沢幹事長は中国の軍事ポテンシャルが近代化され増強されること
で日本では中国への脅威が増し、自国の国防力を強化しようという
声が高まっていることを伝えている。

その上で小沢幹事長は日本がもし国防力の拡大を行うとすれば、こ
れは日中両国にとって良からぬと結果を招くと懸念を表している。
これに対し中国の国防相は、中国の軍隊は(???)を目的とせず国の領
土を守り、国境を接する地域を守るためにあるものだと説明している。

これに付いて軍事予測研究所・政治軍事分析所の専門家は、小沢幹
事長と国防相の発言には、ある論理があるとし次の様に発言してい
る。
「先ず日本は自国の国防戦略において、核大国であるアメリカの軍事
力に寄りかかって立っており、国内各地にアメリカの軍隊の10万人以
上の米兵を配備させている。
この他にも日本は近代的な独自の、陸海空軍の国防軍を持っておりま
た日本には隣国の諜報活動を行うための宇宙ロケットもある。
しかも国防予算の額では、日本の支出は世界の中でも十分に大きいも
のだ。
そのことから中国の国防強化だけが憂慮を招くものではない。

こうした一方で中国指導部は中国人民解放軍の前に、国防の課題があ
るとしている。
少なくとも中国の隣国で、中国の軍隊の近代化に対し懸念が広がって
いることは事実だ。
インド軍総司令部司令官代表は先日表した声明で、中国は驚異的な軍
事基地を造ろうとしていると述べた。
少なくとも司令官はその目的が達成され、中国は隣国に対して強硬な姿
勢を示すようになるだろうとの見方を示している。

この様な事態に陥ることも除外できないが、ロシアの立場ととしては極東
の国境付近については、必要なレベルの国防力を維持しなければならず、
アジア太平洋地域のあらゆる国々から見てバランスの取れた軍事力の維
持に努めなければならないと思う」
専門家はこのように語っている。

(???)は女性アナウンサーの不明瞭な発音で聴き取れない。一体何語なんだ???

不機嫌な中国 中国が世界を思いどおりに動かす日

宋暁軍,王小東,宋強,劉仰,黄紀蘇
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12月11日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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ペルミでのクラブ火災犠牲者を悼み、喪に服すロシア

2009-12-13 | ラジオ
12月7日ロシアはペルミでの悲劇を悼む喪の日となった。
12月5日のペルミ時間で深夜1時、モスクワ時間で4日の夜11時、ロ
シアのヨーロッパ部とアジア部を分けるウラル地方のペルミのクラブ
で火災が発生し、113人が亡くなり約140人が怪我や火傷などを負っ
て被災した。
ロシア全土は喪に服し国や地方機関の建物では半旗が掲げられて
いる。
この犠牲者の数はソ連邦崩壊後、新生ロシアが誕生してからこれま
での、こうした悲劇としては最大のものになった。

捜査当局はクラブで室内での使用が禁じられている、低音花火が使
用され、その火花が木の飾りの付いた天井に燃え移り、炎が瞬く間
に燃え広がったこと。
そして非難の際、狭い出口に人々が殺到し押し合いへし合いになっ
たことなどが、犠牲者を増やすことに繋がってしまったとしている。

ペルミでの出来事は本当に強いショックを与え、全国からペルミの被
災者に援助の手が差し伸べられている。
特別の治療が必要な重傷者は全て、土曜と日曜日にロシア非常事態
省の特別機で、モスクワやサンクトペテルブルクそして(?)の病院に搬
送された。
ペルミ市自体でも懸命の救命作業が続けられている。

地元医師達のほかにモスクワなどからも、一流の医師達や火傷や蘇生
術の専門家達が緊急派遣され働いている。
ペルミ市民も献血に積極的に協力し義捐金を集めている。
ペルミ市当局は犠牲者および被災者の家族を援助するために、資金の
拠出を決定した。
人々は悲劇の現場に花を手向けている。

7日、ペルミでは数の犠牲者の初めての葬儀が営まれ、その手の情報
では17人が葬られる。
また正午にはペルミの(?)、ロシア正教で言う犠牲者を供養する祈りのミ
サが行われた。

一方、国中のロシア正教会でも(←電波が弱くて聴き取れない→)が執り
行われている。
ペルミおよび(?)地区の市長はロシア正教の信者そして善意の人々、全て
に対してキリスト教の祈りに加わり、悲劇の夜の犠牲者の親族また友人
が負った深い苦しみや悲しみ、苦悩を思いやり、それを分け合うよう訴えた。
尚、イスラム教やユダヤ教、仏教の代表者たちも、それぞれの教義に従っ
て犠牲者を追悼している。

ペルミでの悲劇から結論が、今後出されていくことになるだろう。
責任者は処罰を受けることになる。
すでに4人が拘束され供述書が取られている。
この問題における当局の原則的な立場に付いては、火災原因、究明(?)委
員会の協議で、メドヴェージェフ大統領が発言した言葉に尽きると思う。
「起こってしまった全てのことは、犯罪以外のなにものではない。
このことは全くハッキリしていると思う。刑事事件として告発されたとの報告
があったが、これは計画的な犯行ではないものの、(?)に劣らず深いものだ」
メドヴェージェフ大統領は、このように述べている。

ペルミでの出来事はあらゆることから判断して、法律に(?)に加えることを(?)も
のになると思う。
火災防止規則違反との責任が、厳しく強化されるこになると思う。
現在、ロシア中いたるところで花火類の、不法な保管や使用を未然に検査す
る特別作戦が展開されている。

は(?)は電波が弱く聴き取れず。
 それにしても電波が弱い。何でこんなに弱いかね。

12月7日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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アルカイダの秘密

2009-12-12 | ラジオ
2001年9月11日アメリカでは、国際テロ組織アルカイダが実行犯とさ
れるテロ事件が発生した。同様のテロはアルカイダによって、今後も
繰り返される可能性があるのだろうか。
このテーマに付いてロシアの声の記者は、次の様にまとめている。

アメリカの高官の中には、アメリカの国家安全保障を脅かすアルカイダ
の脅威に付いて常に語る人々が居る。
彼らは再びアルカイダが、アメリカ同時多発テロ事件と同様のテロを行
う可能性があると考えているようだ。
この高官達はアルカイダとアルカイダのビンラディン指導者を、容赦な
き闘いが必要とされる(?)だとしている。

一方でアルカイダに対するアメリカの態度に関して別の見解もある。
例えばパキスタンの新聞『フロンティア・ポスト』は、興味深い一連の状
況に注目した。
『フロンティア・ポスト』紙は2001年9月11日に発生したテロに関して、こ
れはアメリカの航空訓練学校に通っていたテロリストによって計画された
が、アメリカの強大な諜報機関は、これに付いて何の情報ももっていなか
ったとし、アメリカはビンラディンの最大の敵だとしたが、2005年にビンラ
ディンの生死を問わず捕らえる事を任務とした、特別部隊の活動を停止
したと掲載した。
『フロンティア・ポスト』紙は最後にクリントン国務長官が述べたように、も
しアメリカの諜報機関によって、ビンラディンの居場所がパキスタンである
ことが明らかにされているのであれば、何故ビンラディンは無人航空機に
よる集中攻撃で、殲滅されなかったのかと指摘した。

実際問題としてこれは何故だろうか。
アメリカの諜報機関は2001年9月11日のテロ計画に付いて、本当に何も知
らなかったのだろうか。
これに関してロシアの専門家ソトニコフ氏は、ロシアの声からのインタビュー
に対し次の様に語っている。
「私はアメリカにはアルカイダに対して、二つの立場あるという見方を支持す
る。これはアフガニスタン及びパキスタンにおいても同様だ。
この様な状況はアメリカがアフガニスタンに侵攻した、2001年にはすでに形
成されていた。
これはアメリカの権力組織の中には、常にある種の脅威としてアルカイダが
存在したほうが、都合が良いとする人々が一部居ると言うことではないだろ
うか。
アルカイダが存在することを理由に、アメリカ国務省と国防省が、常に巨額な
予算を必要としているのと同時に、アフガニスタンでの闘いが長引いたことで
も説明することが出来る。

私達はビンラディンを捕らえると言っているが、ビンラディンが死亡したとする
情報があった。
しかし実は彼は生きているとされたため。彼を捕らえ彼が指揮するアルカイダ
との闘いを、継続するこことが必要だとされたのだ。
そしてついにはテロリスト側からの脅威を理由に、アフガニスタンとパキスタン
の国境地域に、アメリカが直接駐留することを正当化することが可能となった
のだ。
私は例え殲滅することは出来なかったにしても、アメリカ(???)に、この地域で
ビンラディンが率いるアルカイダネットワークの活動を、抑えることが出来たは
ずだと考えている」
ソトニコフ氏は、この様に述べている。

さらにソトニコフ氏にアメリカの中央情報局は、ソ連がアフガニスタンに介入し
ていた時期にアルカイダを支援しただけでなく、今でもこの組織との関係を維
持し続けていると確信する観測者達が多く居るが、この意見に賛成するかとの
質問を投げかけた。
ソトニコフ氏はこれに対し次の様に答えた。
「2001年のアメリカの同時多発テロの後、テロの首謀者に関しては様々な説が
あった。そのなかにはこのテロは、アメリカの情報機関がアルカイダと共謀し
て仕組んだというものもあった。
私はこの見解には同調していない。しかしアメリカ社会を、常に緊張の中に置
きアフガニスタンとパキスタンに駐留する、アメリカ軍の増派を正当化するため
に、情報機関のある部隊がアルカイダのメンバーと極秘の繋がりを持っている、
ということに付いては可能性があると考えている」
ソトニコフ氏はこの様に発言している。

は(?)は電波が弱く聴き取れず
(???)は女性アナウンサーの不明瞭な発音で聴き取れない

11月16日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

倒壊する巨塔〈上〉―アルカイダと「9・11」への道
ローレンス ライト
白水社

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イランの核問題に関するロシア安全保障会議書記の発言によせて

2009-12-11 | ラジオ
ロシアのニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記は、イランの核
問題に関し発言し、ロシアはイランが核兵器を保有することには
反対だが、イランが原子力を平和利用する権利はあるとの声明を
表した。
イランは自国でウランを濃縮するため、新たに10ヶ所のウラン濃
縮施設を建設すると発表したが、ロシアは同地域の安定を保護
する目的で、イランとの建設的な対話を継続する意向だ。
この話題に関しロシアの声記者は、次の様にまとめている。

11月末イランのアフマディーネジャード大統領は、イランの核プロ
グラムに関して完全な透明性を保障するよう求めた、IAEAの決議
に激しく反発した。
同時にイランは核兵器の製造は計画していないが、ウラン濃縮施
設の建設は行うとし、国際対話への参加を拒否する可能性がある
との声明を表した。

イランの大統領は事実上、国際社会の見解を無視し、イランの核問
題を平和に解決しようと努めるロシア、アメリカ、中国、イギリス、フ
ランスそしてドイツによる6ヵ国の尽力を蔑ろにしている。
またイランが自国の手段によって、どのような政治的利益を引き出
そうとしているのかも理解に苦しむところだ。

しかしイランが近い将来、10ヶ所のウラン濃縮施設を建設することが
出来ないことは完全に明らかなものだ。
そして何故イランにこれほどの数の、ウラン濃縮施設が必要なのだろ
うか。
イランよりも遥かに大きな国土と、高いエネルギー需要を持つ国々で
も同様の施設は、イランが計画するほどの数は無い。
例えばロシアには30の原子力発電所があるが、その内ウラン濃縮に
関する施設は4ヶ所、アメリカには100基の原子炉と8ヶ所のウラン濃
縮施設がある。

そして最も理解に苦しむのはイランが、ロシアと中国そしてそのパー
トナー国らによる平和的な問題解決への援助を、(?)しに阻止するのは
何のためなのかと言うことだ。
何故ならロシアと中国は、イランに対する厳しい措置に首尾一貫して反
対の立場を取っているからだ。

これに関してロシア化学アカデミー世界経済国際関係研究所の専門家
は、次の様に話している。
「イラン大統領は国際情勢を限界まで緊迫させることで、国民を団結さ
せ、最終的にイランの野党勢力を排除することを目的としているのは疑
いの無いことだ。
実際に対外脅威を前にして、国民が団結していることは明らかだ。
国民に大きく呼びかけることで、全ての国民が団結して自国の保護に立
ち上がるだろう。
これが大統領の大きな目的だ。
しかし他の目的もある。アフマディーネジャード大統領は、自分の立場の
強さを過大評価してると言えるだろう」
専門家はこの様に述べている。

複数の専門家達は、イラン指導部は非常に危険な政治ゲームを目論んだ
と指摘している。
イランが表したロシア、アメリカ、中国、イギリス、フランスそしてドイツとの6
ヵ国協議から脱退する用意があるとした声明と、新たなウラン濃縮施設を10
ヶ所建設するという決定は、国際社会がイランに対して厳しい措置を取る方
向に扇動している。

しかしこれに対してイランは、武力が用いられることは無いと確信している。
何故なら現在アメリカはイラクとアフガニスタンにおいて、複雑な状況にあるか
らだ。
しかし観測者達はイランは自ら深刻な過ちを犯しているとの考えを示している。
イランはイスラエルがイランの核施設に、(?)を加える可能性があることを考慮し
てはいない。
12月3日、パトルシェフ安全保障会議書記は、イスラエル首脳部との(?)を行い、
ロシアのジャーナリストらと会談し、イスラエルはイランの核プログラムに関して
深い懸念を持っている。
ここにはいわゆる意見の食い違いがあるとは言え、イスラエルの懸念は理解で
ぎるものだと指摘した。

さにらに書記はロシアもイランが核兵器を保有することは望まないが、我々はイ
ランが原子力を平和利用することは出来ないと語るこ
とは出来ない、これらは区別する必要があると指摘した。

(?)は電波が弱く聴き取れず

イラン 世界の火薬庫 (光文社新書)

宮田 律
光文社


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12月4日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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新しいロシア、人々にユニークな知識と技術(2)

2009-12-10 | ラジオ
ロシアで最新の技術を開発する人々には、支援金が支払われること
になる。
大統領は政府に対し、このプログラムを拡大するよう指示した。
大統領は国内で将来性の高いプロジェクトを探し、選択しなければな
らないと強調している。
財政支援も大企業だけでなく、現在大学や研究機関に作られつつあ
る、中小のイノベーション会社に対してもなされる。
民間投資家はリスクの分配を国と行う。
最新の技術開発と、その導入作業が効率よく行われるために、大統
領は国にアメリカのシリコンバレーに類似した、研究開発センターを創
設する提案を行った。
そしてさらなる課題はスーパーコンピューターと、それを元に作ったシス
テムの潜在性に働きかけることだ。

世界市場で確固とした地位を築くためには、大統領はロシアにはこれが
必要不可欠だとの見方を示している。
航空機、宇宙機器、核ミサイルのような複雑な機器は、コンピューターの
近代化を経たものではなく、数年後にはすでに必要の無いものとなってい
るからだ。

21世紀、ロシアは再びあらゆる分野での近代化を必要とする。
そしてこの近代化はロシア(???)では初めて、価値や民主主義制度に基盤
を置いてなされることになると大統領は強調している。
原材料の輸出に依存する原始的な経済に代わり、ロシアはユニークな知
識や人々の役に立つ、新しい物やテクノロジーを生み出すという賢い経済
を形成していく。

(???)は女性アナウンサーの不明瞭な発音で聴き取れない

11月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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八戸自動車道が一部通行止め

2009-12-09 | ラジオ
八戸自動車道が事故のため、一戸ICと安代JCTの間の上りが
午前8時から通行止めとなっている。

NHK青森第一放送
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新しいロシア、人々にユニークな知識と技術(1)

2009-12-09 | ラジオ
メドヴェージェフ大統領は議会で表した年次教書のなかで、これ
から5年後には、ロシアは世界の電気通信分野でキーとなる存
在にならなければならないと述べた。
ロシアは過去数年で、世界の通信インフラ発達部門で、首位か
ら63位にまで転落した。
メドヴェージェフ大統領はこの状況を中心的に修正する必要があ
り、それを抜きにしてロシアは前進することは不可能だと強調して
いる。

大統領の掲げる課題とは2015年までに、自国の人工衛星を用い
作業のパワーと速度において、世界レベルに並ぶと言うことだ。
人工衛星のナビゲーションを通したこうした技術力によって、大統
領は全世界を目にし、世界の人々が科学研究を行えるようサポー
トし、より効果的に働き活発に交流できるようになると述べている。

これ以外にも大統領は、これから5年で国内何処でもインターネット
へのブロードバンドアクセスや、デジタルテレビ、第4世代のモバイ
ルシステムが使用可能となっていなければならないと述べている。

こうした発展の齎す実際的な結果の一つとして、ロシア国民は将来、
電子通信のチャンネルを通して、この国のサービスを受けられるよう
になっていなければならない。
すでに来年インターネットを通しての資格試験を受ける、運転免許証
を受け取る、不動産の調査書を出す、国立の基金からの情報を得る
といったことが可能となる。
と、同時にこれらの実際的な課題を実現化するには、新しい技術と国
の科学ポテンシャルの発展が要される。

これに関してメドヴェージェフ大統領は、ロシア人の科学者を祖国の仕
事に引き付け、同時に外国人の専門家をロシアでの作業に引き入れ
る条件作りを提案している。
大統領は演説で次の様に述べている。
「ロシアにはいつの時代も、才能豊かで進歩的で新たなものを生み出
す力のある人たちが多く居た。
まさにこういった人々がイノベーションの世界を支えている。
だからこそこうした専門家達が、祖国で働きたいと望むために、あらゆ
ることをしなければならない。

そのためには彼らをたやまず支援するメカニズムが必要だ。
ロシアで作業を行うため、ロシアのそして外国の権威ある学者達を招き
いれ、開発の商業化を行う経験を有した企業を呼ぶと言うのは、そんな
に簡単なことではない。
世界の権威ある大学で得られた高等教育の研究段階ゃ、証書というもの
を確認する際の規則を簡略化する必要がある。
同時にロシアにとって必要な外国人専門家を受け入れるという際の、労
働規則も必要だ。長期ビザを迅速に出せるようにしなければならない。
ロシアはこうした人たちを受け入れたいと望んでいるわけで、その反対で
はないからだ」
メドヴェージェフ大統領の演説の一部を紹介した。

長文のため(2)へと続く

11月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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アメリカCIAがビン・ラーデン容疑者の所在を確認したと発表

2009-12-08 | ラジオ
アメリカのジョーンズ国家安全保障問題大統領補佐官は、CIAが国際テロ
組織アルカイダのリーダーである、ウササーマ・ビン・ラーデンの所在に関
する、新たな情報を入手したと明らかにした。

補佐官はビン・ラーデン容疑者は、パキスタンの北バジリスタン地区に潜伏
しており、頻繁にアフガニスタンとの国境を往復していると明らかにした。
これより先、アメリカ国防総省のゲイツ長官は容疑者の所在は、確認できて
いないと発表していた。

イスラーム原理主義の「道しるべ」―発禁“アルカイ
ダの教本”全訳 解説


サイイド クトゥブ
第三書館


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12月7日放送 ロシアの声・ニュース
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