Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

vsオーストラリア

2007-07-21 22:43:06 | スポーツ
アジアカップ2007準々決勝の対オーストラリア戦。
非常にきつい試合、でも、やった!!!勝った!!!雪辱した!!!
PK戦までもつれたが、川口が2本止めた!!!
スコア1-1。PK4-3。

後半なかばでCKから失点したときはもう負けるんじゃないかと諦めかけたけれど、
その直後に、中村俊輔のクロスに巻が合わせて折り返し、
それを相手DFがクリアミスしたところを高原が、本当に見事にゴールネットを揺らした。
値千金という言葉はこんなゴールのためにありますねー。震えました。

しかし、相手が10人になってから得点できなかったところに、
まだ詰めの甘さがあるのかもしれない。
アジアカップ3連覇が見えてきたところであえて苦言を呈しますが、
相手ペナルティエリア前で、まごまごする場面が見受けられます。
たぶん、攻撃に移るのがワンテンポ遅いんじゃないのかねぇ。
連動して動いて相手をかき回して、それにあわせてボールを放り込むことで
相手陣内に混沌を生み出すことが出来るんじゃないかと思うのです。
それが、オシム監督の言う、「リスクをおかす」ことに繋がるんじゃないかなー。
速いパス回しをしても、それがDFラインでのボール回しならばリスキーではない。

ま、でもいいです、とにかく勝ったんだから!
次はサウジアラビアかウズベキスタンが相手ですね。
エレガントでポリバレントなサッカーを見せてくれることに期待したいです。
いやー、良い勝利だった。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失踪オジサン発見

2007-07-21 13:34:52 | days
失踪した隣のおじさんですが、昨日、失踪四日目にして発見されました。
30km~40km離れた隣町の林の中で、寒さのためにたき火をしたところ、
その煙を見た人が通報し、出動した警察官によって発見、確保となったそうです。
やっぱね、死んでるわけはないと思いましたよ。宇宙人に誘拐されてもいなかったね。
よかった、よかった。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『風の歌を聴け』

2007-07-20 20:55:00 | 読書。
読書。
「風の歌を聴け」 村上春樹
を読んだ。

村上春樹のデビュー作。
あまりよくわからなかったんだけど、面白かった。
面白かったんだが、彼のその後の作品のほうが面白いので、
格別に面白いというわけでもなかった。
でも、村上春樹という人が、デビュー時から卓越してたんだなぁ
ということはわかった。比喩は『ねじまき鳥』よりかは少なかったけれど。
小説に登場するデレク・ハートフィールドという作家について、
あとがきでも触れているので本当にいる作家だと思っていたんだが、
どうやら架空の人物のようで。ころっと騙されてしまったね、くやしい。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

捜索参加

2007-07-19 16:59:16 | days
昨日書いたけれど、隣のおじさん(Tさん74歳)が行方不明だ。
一昨日の朝10時頃、奥さんとケンカして、パジャマのまま帽子を被って、
お金も持たずに自転車で家を出て行き、そのまま明け方の星のように
すーっと消えてしまった。
その捜索が町内会と消防団の合同で今日も行われて、それに参加した。
けっこう、もう“そんなこと”になってしまったかのような口ぶりで
話す人が多かった。カラスの多いところに注意だとか、水面に浮かんでくるからとか、
そういう話をはばかりもせず語る人が多かった。
消防団長と思われる人も尊大な感じで、なんか、自分が普段接してない、
ふつうの世界というのは、随分と自分の世界とはかけ離れているなぁと感じた。
ま、機会が機会だからというのもあるのだろうし、
“あっちの世界”を意識して硬直しないための無意識的な行動なのかもしれない。
そんなこんなで、川べりやダムを捜索した。
子供時分の頃よりずっと草が深く荒れてしまった、かつては遊び場だった場所。
草を掻き分け枝をかいくぐり、蛇をやり過ごしてなんだかんだで3時間探したのだが、
なんの手がかりも見つけられなかった。
自転車も見つからないのが不思議だといわれている。
けっこうアップダウンの激しい土地なので、非力な74歳のTさんでは遠出することは
できないだろうなどと言われていた。もう3日、飲まず食わずでどこかにたたずんで
いるのだろうか。それとも動けなくなって、どこかの空家にでも
うずくまっているのだろうか。
なんかひょっこり帰ってくるような気がするんだけどなぁ。
おいらけっこう楽観的だから。
ま、一週間くらいがヤマかもしれないですね。
物事が良いほうに進みますように。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

UFO追記

2007-07-19 00:55:18 | days
「新・UFO入門」 唐沢俊一
の追記。

「ソニーが超能力開発研究所を持っていたのは有名な話」と出てくるんですよ。
え、そうなの?と。もう閉鎖されたらしいですが、何年も研究をやってたみたい
ですね。一体そこからどんなビジネスを考えていたんだろうか。
プレステのソフト?透視力開発マシン?テレパシー装置?
けっこう夢がありますな。荒唐無稽とせずに、
研究していた人は大変だったかもしれませんが。
どうもトップの人の死後にすぐ解散したらしいので、トップの人のオカルト趣味が
権力によってこんな形で表出したってことなんでしょう。
こういうのも面白いと思いますよ。「ゆとり」というか、多様性というか、
そういったものを感じさせられますな。
コンポ作れ、パソコン作れ、冷蔵庫作れ、と電気製品の開発ばかりなのが本当のところ
だろうけれど、そこに異質のなんのやくにたつかはっきりしないものが混ざっている
ってのがね、僕なんかには面白い状態だぞ、と言いたくなるんですが。
国もね、いつだったか、中国と一緒に気孔の合同実験をやってたことがあります。
遠隔で気を使って、対象の人をぐらぐらさせてやるとかいうのをアカデミックに調査
したんだよね。ちょっと怪しい、オカルトという言葉の影を投げかえられた物事
ってたくさんありますけれども、それにちゃんとお金をかけて調査してみるというは
面白いですねぇ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『新・UFO入門』

2007-07-18 21:51:48 | 読書。
読書。
「新・UFO入門」 唐沢俊一
を読んだ。

これねぇ、盗用問題が起きている本なんだよなぁ。
著者をウィキペディアで調べてみてわかったんだけど、
他の引用部分には細かく「どこから引用」みたいに書いているのに、
どうしてそこの部分は、どこだかを参考にとかって書かなかったのかなぁと
惜しく思いますね。ばれないと思ったのかな。
それはそれとして、まぁ、なかなか楽しめる本ではありました。
笑えないカルトUFO団体から、けっこう笑えるUFO宇宙人目撃談まで詰まっています。
この著者は懐疑派のほうに属する感じなんだけど、UFOを糾弾するような
激しいものじゃなくて、逆に楽しもうとする立場で書いているので、
僕みたいな矢追世代にも読み苦しくもありません。
というか、僕の立場はというと、中庸なんだよね。
どっかに宇宙人はいるだろうけど、わざわざ銀河の果ての
地球くんだりまでこないだろうと思ってる。
ま、たまにはこういう本も良かったです。
UFO本なんて小学生以来に読んだなぁ。

さておき、
うちの隣の家のおじさんが行方不明になっちゃったんだよなぁ。
自転車で出て行って以来、一晩帰ってきていない。
夏だから凍えることはないとは思うんだけど…。
ケンカして出て行ったっていうから、3日もすれば帰ってくるものと信じたいですね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『冷血』

2007-07-17 20:50:17 | 読書。
読書。
「冷血」 トルーマン・カポーティ
を読んだ。

今まで読んできた短編長編とは違って、事実を元にして書いた
ノンフィクション・ノヴェルという形態の作品。
一家四人惨殺事件の被害者、関係者、捜査官、そして加害者、
彼らの心理描写までこと細かく書かれている。
その取材力、論理力と想像力には舌を巻かされるものがある。随所に。
ただこういった、犯罪ノンフィクションのものではかつて
マイケル・ギルモアの『心臓を貫かれて』を読んだことがあるんだけど、
面白さから言えば、そっちのほうが面白かったかなぁと思います。
とはいえ、『冷血』は当時(1965年)大ベストセラーになったそうだし、
前記のように筆力に優れているので、不朽の名作なのでしょうね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

vsベトナム

2007-07-16 21:50:02 | スポーツ
サッカーアジアカップ2007、
日本代表対ベトナム代表の予選リーグ最終戦。
日本が4-1で快勝した。

前半開始早々のオウンゴールと、
ベトナムの俊敏で豊富な運動量を誇る攻撃によって、
イヤなムードが漂っていたが、
左サイドから相手を振り切って上げた中村俊輔のクロスに
FW巻が胸であわせて同点ゴール。
さらにフリーキックを遠藤が決めて、勝ち越した。

ベトナムは思ったよりも良いチームで、今大会の好調が分かったような気がする。
それを相手に4点をとってるんだから日本はたいしたものだ。
気候条件も厳しかったし。
また、4点を高原以外で決めているのも好材料だ。
巻に遠藤に中村俊輔。高原以外でのフィニッシュをちゃんと形にすることができた。
それが今後の試合での攻撃バリエーションに多くの選択肢と攻撃力をもたらすだろう。
チームとしてのコンディションも上がってきているように見える。
昨年のドイツW杯では、チームのコンディションのピークを大会前のドイツ戦で
迎えてしまっていたことが、あの成績の理由として語られてもいた。
今大会のような長丁場の戦いは、チームがいつピークを迎えるようにするかが
一つの課題にもなる。また、もっと大きな視点で見ると、
オシムジャパンとして初めてのおおがかりなチーム作りの良い機会と見ることも出来る。
今までは親善試合などで、短い調整期間内にチームの特性を確認し、戦術を確認する
というハードだが浅いチーム作りに終始してきた。
それを約一ヶ月間、日本代表の中に選手を束ねて、戦術確認や構築を進めていけるのは
今後のW杯アジア予選とそれに続く本大会への道程できわめて大きな意味を持つと思う。
というわけで、二重のチーム作りと厳しい気候条件でのプレーという重圧と転機
を持つと言えるかもしれない。

ま、良かった良かったということで。
ここ三試合川口が試合終了後のインタビューに呼ばれるのがちょっと面白いのです。
どことなく面白い兄ちゃんなんだよな、川口って。
たぶん、二大会前のアジアカップの時だと思うけれど、川口と中村俊輔が
インタビューを受けていて、川口が中村に肩を回してさわやかに饒舌に
応えているのだが、中村が露骨にイヤな顔をしているというのがあった。
あれを思い出しますね。また次の試合でもインタビューに呼ばれるでしょう、
キャプテンだし。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国歌

2007-07-15 20:54:18 | その他
僕は『君が代』が歌えない。
16年間教育を受けてきたが、『君が代』を習ったことは無かった。
まぁ、サッカー日本代表の試合などで国歌独唱の中継などをみているので、
歌詞カードさえあれば歌えるのだけど、そらでは歌えない。
だからといって、これまでの人生、何か不自由があったかといえばないし、
これからもたぶんないのだと思う。
ただやっぱり、覚えておいたほうがいいのだろうかとも思う。
サッカー選手たちは国歌独唱に合わせて『君が代』をくちずさんでいる。
なんだかちょっと無国籍な気分になるような気がする。
どれだけの人が『君が代』を歌えるんだろうか。
僕ってマイノリティなんだろうか。
そうはいうものの、別に覚えてなくてもいいやって思うけども。
国歌なんて歌えなくてもいいやって。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

vsUAE

2007-07-14 01:06:39 | スポーツ
サッカー日本代表のアジアカップ第二戦のUAE戦。
『魔女の宅急便』にみとれてしまって、見始めたのが俊輔のPKの頃だった…。
いきなり高原が二点も取ってしまっていたのだった。
幕間のハイライトでゴールシーンを見ることは出来たのだけど、
試合の中であれをみることでカタルシスが得られるわけで、
ちょっと残念な気がした。
でもまぁ、『魔女宅』でもすがすがしい気持ちになれたんだから、まぁいいか。
というわけで、後半についてしか書けないわけだが、
後半は0-1で負けている。それも相手は十人になってから失点しているのだ。
ペナルティエリア付近まで来るとファールを恐れてするすると相手を進ませてしまう
というシーンが去年のW杯などでも見受けられている。
日本はよくやってしまうんだよね、「ゴール前するする」を。
これをどうにか改善できないものかと思う。まだアジアレベルならば
大問題にはならないけれど、W杯では絶対に勝てない。
守備力の向上、相手に裏を取られたりした速攻の局面で
相手の進路を阻むプレーというのが必要なのではないか。
もちろんファールなしで。これは理想論ではなくて、実際にやれることだと思う。
他の国はやれてるからね(日本はそういう場面でするするとペナルティエリアに
入っていける機会がほとんどないのではないでしょうか)。
さぁ、次は予選リーグ最終戦で決勝トーナメント進出がかかっているベトナム戦です!
相手はホームです。審判がホームびいきしてしまう可能性だってあります。
きっと支配率では日本が上回るでしょうが、
相手もカウンターで自陣に侵入してくるでしょう。集中と諦めないこと。
これを念頭においてプレーして欲しいと思います。
鈴木啓太の怪我が気になるところですが、
今野もいるし、坪井もいるので阿部がボランチに入ることも可能だし、
そんなに心配はいらないかもしれません。
がんばれ日本!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする