Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

勝タナクテハイケナイ

2007-07-13 19:11:26 | スポーツ
サッカーアジアカップ2007。
ベトナムがカタールと引き分けた。勝ち点でB組首位。
日本は何が何でもUAEには勝たなくてはいけない。勝たなければならない。
最終戦、ホームで好調のベトナムを相手して引き分けることも視野に入れると、
UAEには大差で勝たないといけない。3点差以上を望みます。
前回の試合からちゃんと気持ちを切り替え、
かつ厳しい気候条件の中で集中力を持続する。
それが果たしてちゃんとできるかだ。がんばれ日本!
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『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか』

2007-07-12 17:07:40 | 読書。
読書。
「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか」 田中優
を読んだ。

ショッキングで派手なタイトルにふさわしく、
本の前半の内容もかなりショッキングなもの。
温暖化がもう取り返すことの出来ない進度まで到達してしまっていることが伺えます。
これ、みんな読むと良いですよ。
700円ちょっとで温暖化の現状と未来を知ることが出来る。
最近行われたライブアースや映画『不都合な真実』もそうだけど、
どんどん、地球温暖化に対する世間の知識が高まっていくといいと思います。
それで政治家が重い腰をあげてくれるといい。
最後の方では、民主主義の例をあげて、選挙率が高まることが大事だとも書かれている。
僕は一人暮らしをしていた頃は住民票の関係で選挙にはいけなかったんだけど、
実家に戻ってきてからは欠かさず選挙に行っています。
多少面倒くさかったり、「たかが一票」という気持ちが起こってきたりしますが、
この国に生まれたっていう義務ですからね。
これは行ったほうがいい。選挙にいかずしてあーだこーだ言うのも変ですしね。
話は戻って、この本、わかりやい文章で書かれているので、小学生の高学年でも
読めるでしょう。幅広い年齢層に向けて書かれています。
本の帯には坂本龍一さんの写真が印刷されてます。
本屋でも目に付きやすい本だと思います。是非読んでみてください。
また、温暖化に関するテレビ番組なんかもやって欲しいですねぇ。
そうやってどんどん関心が高まっていくことが重要です。

以下、アマゾンコムからコピーした内容紹介を貼っておきます。
____

人類に残された時間はあと10年しかない!?
2007年2月に「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)が、
地球温暖化に関する「第4次報告」を発表、
温暖化の影響が「人為的なもの」と断言した。
これを受けた英『インディペンデント』紙の“100年後予測”では、
地球の平均気温が現在から2.4度上昇した場合、3分の1の生物種が絶滅、
3.4度上昇で北極海から氷がなくなり、
4.4度上昇でヨーロッパ南部が砂漠化するという。
そして5.4度の上昇で世界の食糧供給は尽き、
6.4度上昇でメタン・ハイドレートが噴出して「全球蒸発」、
ほとんどすべての生物は絶滅する――。
今、科学者たちの間では「人類は温暖化のポジティブ・フィードバック(悪循環)
を止めることができるのか、間に合うとしたらいつまでか」が論議になっている。
温暖化はすでに“暴走”を始めてしまったのか?
世界中で進行している「恐ろしい現実」と、
人類滅亡を回避するための方策をわかりやすく語る。
_____

この「全球蒸発」というのは、海水が全部蒸発してしまうことを言います。
恐いよね。
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イチロー

2007-07-11 21:59:51 | スポーツ
言うまでも無いくらいだけど、イチローは凄いなー。
交流戦だか月間だかの打率が4割8分とかだし、
今日はオールスターでMVPだし、
マリナーズと5年120億で契約更改するだとか。

日本球界が生んだ最高傑作?
つか、そんな次元にも収まらないよなぁ。

なんかもうずっと、
引退してからもアメリカに居着いちゃいそうな感じがするのが残念というか、
すごく遠い存在になった気がしてくる。

サッカーの中田英寿もそうだけど、
そのうち日本に戻ってきてね!と言いたいわな。
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『サラリーマンNEO』マデ20分

2007-07-10 22:41:43 | days
『サラリーマンNEO』の放送まで30分を切りました。
毎週見てるんですよね。なかなか癖になる番組。
ま、奥田恵梨華さん目当てだけど。こないだはウッチャンが出てました。
2週間前かな。それで先週は片瀬那奈さんが出てた。
シーズン2になってこういうスペシャルゲストの参加がでてきましたね。

そういや、綿矢りささんの『インストール』を読んだ影響で、
チャットに挑戦してみました。
というか、昔はチャットジャンキーだったので、久しぶりにということです。
顔文字だらけっすね、チャットって。
僕も20歳ころには顔文字バリバリ使ってたんですけど、
ちょっとそれに辟易して最近は顔文字を使わなくなりました。
表現をあきらめてる感じもするし。
しかしほんと、顔文字の応酬、顔文字披露合戦。
話の中身なんか二の次なんだよね。
もっと楽しく使えるはずのチャットなんだけどなー、
とちょっと残念な気持ちになりました。
おいらがチャットにはまってたときとその場所はもうちょっとマシだったけどなー。
などと言うと、おっさんぽい。
たった一片の現実から語るのもナンセンスといやぁナンセンス。
『インストール』のチャットは顔文字が一つも出てこなかったしね。
そういうチャットルームもあるのだってことで。
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vsカタール

2007-07-09 21:36:13 | スポーツ
てやんでーい…、ちきしょーい…。
ついに始まったサッカー日本代表のアジアカップ初戦のカタール戦。
ボール占有率も高く、後半に入ってからはより積極的な攻撃をみせていたのに
試合終了間際にあんなFKを与えてしまっての失点…。
暑さも湿気もそうとうなものだとは思うんだけど、頑張ってほしかったなぁ。
まぁ、がんばっててああなった感じもするし、サッカーってのは本当にもう
どうしようもない感じですね。もうなんか何も言う気がなくなるような最後の展開。
内容の無いことしかしゃべれなくなるような試合結果。
ポリバレントプラス何かが必要なんじゃないかな。
個人的には、中村俊輔はもっと自分を出して良いと思うのです。
どこか遠慮して、自分を消しているような気がする。
個性を消してポリバレントを優先しているように見えてしまう。
個性を出しつつ、ポリバレントを実現するようでなければ国際大会では
通用しないのではないでしょうか。これは他の選手にも言えることだけど、
特に中村俊輔についてはそう見えた。あと、今野と加地もだよ。
まぁ、今回の試合は、一点しか取れなかったことに敗因(引き分けだけど)が
あるような気がする。

さぁ次はUAE戦。気持ちを切り替えて望んでほしいものです。
しかし、金曜の夜は『魔女の宅急便』にNHKの松本人志特集に
サッカーが被ってしまっています。どれを見ようか…。
サッカーのキックオフは何時からかで変わってくるなぁ。

話は戻るけれど、
それにしても最近の高原のゴールは目の醒めるようなのばかりだね。
カズみたいに40歳まで頑張ってほしい選手の一人です。
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『インストール』

2007-07-08 00:06:37 | 読書。
読書。
「インストール」 綿矢りさ
を読んだ。

「蹴りたい背中」を先月読んで、
その読み方は逆じゃねーのというツッコミも予想される
「インストール」読みとなりました。
比べると、「蹴りたい背中」のほうが落ち着いていて
静謐ささえ感じられてしまうような、
純水をふるまわれたような、読中感です。
「インストール」のほうはそこまでひしっとした内容や展開ではなく、
書いているのが面白いだろうなぁと思わせられるような
文章の作り方をしている。読んでいても楽しい。面白い。
展開のしかたもストレスを感じさせません。無駄が無い。
17歳でセックスとかスカトロとか「大きくて入らない」だとか書いたんだなぁと
思いをめぐらせると、ちょっと勃起します。濡れまくって書いたんじゃないの、とか
言いたくなります。僕の心のどこかの変態心がむずむずおきあがらんとするその寸前
までいってますかね。可愛い顔した17歳の女子がこんなことを書いちゃって…。
とはいえ、十代の女子が読む雑誌には
そういうセックス指南みたいな記事ってあるんでしょ。
フェラチオの仕方とかね、載ってる。
そう言う面で男よりも情報つかんでいるのが女子なんだよね。
若い女子が読んでいる雑誌を読まないと作れません、こんな話。
まぁインターネットもあるからそこで情報を仕入れることもできるんでしょう。
なにはともあれ、語彙の面からでも文体の面からでも、これは一つの面白い文学です。
映画化もされたしね。読んでおいて損はないんじゃないかなー。
新作の『夢を与える』はどうなんだろう。
酷評されてるのを読みましたが気になりますね。
とはいえ、文庫化待ちです。
ハードカバーはかさばってしまうから好きではないのです。
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YMO!!

2007-07-07 00:00:02 | days
NHKで放送されたYMO(HAS)特集見ました!
いや~、いいねぇYMO(HAS)は~~。
昔の曲も演ってて、それがまた新しくなっていてわくわくさせられた。
HASはみたことがあるんですよ、実は。
3年前の恵比寿で見ましたね。テクノのイベント。
こんな北海道の片田舎からわざわざでていってみるくらい好きなんですよ。
なかなか行けないですけどね。
アルバムださないかなぁ、だして欲しいなぁ、無理かな。
それにしても教授の喋りは、もともとボソボソしてたけれど、
年取ってもっとボソボソしてきたように聴こえた。
あーあ、おいらもまた音楽作りたくなってきたよ。音楽っていいなぁ。
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今夜YMOガ

2007-07-06 17:41:02 | その他
高野寛さんのHPや坂本龍一さんのニュースメールなどでも告知がありましたが、
いよいよ今夜、NHK総合において午後10時よりYMO(HAS)の特集番組が放送されます。
要チェックだ!!
Comment (1)
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非戦

2007-07-06 00:00:20 | 読書。
読書。
「憲法九条を世界遺産に」 太田光 中沢新一
を読んだ。

戦争=圧倒的な暴力。
「悲惨なもの」と従来は考えられてきたが、
悲惨なものなんて弱気なことを言ってないで、
大義のために戦えという風潮が起こりそうな気がする。
勝てば官軍なんだから、太平洋戦争みたいに負けなければいいんだという論理も。
超大国のアメリカがついてるんだから、もう負けることはないだろうと、
そういう算段で戦争に向かって歩いていくことになりそうな気もする。
例えば、ナチスドイツみたいな国がまた現れた時に、
連合国軍側として戦うことが出来ないから憲法9条を変えようと
いう話もあるかもしれない。世界の主要国の一つになった日本が、
そういう場合に戦わないのは国際関係上好ましくないという話。
ナチスドイツというよりも、現在の場合はテロリズムとの戦いなんだろう。
また、八紘一宇という考え方の、怖いくらいの魅力が恐ろしい。
そういうことを考えてから読むといいのがこの本じゃないかな。

もう9条が改憲されることをちょっと諦めているようにも読めてしまうところがある。
斜にかまえた読み方かもしれないけれど。

戦争は人を殺しておいて正義だという。それはないんじゃないか、と。
日常において、他人を傷つけることに慣れてしまっていることが、目を曇らせる。
人間関係の形成には多少のケンカが必要だとは思うのだけど、
それが鈍らせ、見誤らせるものもある。人を傷つけることに関してだ。
人を傷つけない言い争いのようなケンカがある。
そして戦争は、国と国とのケンカじゃない。
人々と人々の殺し合いなのだ。

『ダイ・ハード』なんていう殺しばかりの映画を観てきた人間が
いうのもおかしいように読めるかもしれません。
あれはフィクションであって、映画であって、現実ではないですからね。
そんなに楽しんだわけでもないし。と言い訳しておく。
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『老人と海』

2007-07-05 00:05:36 | 読書。
読書。
「老人と海」 アーネスト・ヘミングウェイ
を読んだ。

特にこの話が何かのメタファーだとか
そういうふうには感じなかったのだけれど、
老人の持つ生命力と、それに見合わない物語の結末が
哀しみみたいなものを表現しているのかなと、そう思いました。
それよりも解説の方が気になってしまった。
そんなに難しく考えなきゃだめなのか文学って、と。
19世紀のヨーロッパの文学は内面を掘り下げて個性をかもし出そうとするだとか、
じゃあ、現代の文学にもやっぱりこれと同じような小難しい理屈が
どこかでは(大学の文学部の講義だとかで)語られているんだろうなと
思い浮かばせられる。
村上龍や村上春樹もそういう文学の流れの上で出てきたのだろうか、と。
そういう文学の歴史を知らなければ文学は出来ないのか、と。
まぁその辺は「感覚」で切り抜けられそうな気もするけれど、
新しいものを作るのも面倒くさいものだなぁと思わせられました。
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