TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

ceo文書に画像が使えた

2009年11月30日 18時40分10秒 | TeX関連
 以前ceo.styを使って文書を作ったが画像が入らないという記事を書いた。

 そのとき、本田さんという方から、次のコメントをいただいた。あれから1年近くたった。設定の方法が分かった。

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>プリアンブルにusepackage[dviout]{graphicx}
を書くとエラーが発生する。

何か設定を間違っている可能性があります.
ceoはフォントを切り替えるだけのもので,
graphicxはフォントには関与しません.
名前空間の衝突もないはずですので
正確なエラーメッセージやTeX環境の詳細情報があれば解決すると思います.
環境の詳細は
大島先生のところのインストールチェックで
調べることができます.
実際,安田先生ご自身,
ceo/grahicx+dvipdfmxで本を作られてます.

emathについても同様ですが,
状況が再現する最小のファイルと
正確なエラーメッセージを
tDBさんの掲示板か奥村先生の掲示板にでも
投稿すれば解決するかもしれません.
守備範囲から考えて
emathと競合してるとは考えられません.
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さて、病気で暇だったので、ためしだと思い、やってみた。
ceo.styを使った有効なTEX文書で、
usepackage[diviout]{graphicx}の命令を有効にしエラーメッセージを
読む。
optionのdivioutを divpsに変えたりしたがだめだった。

 エラーメッセージには何やら crush graphics などとあり、HELPがあった。Hを押してリターン。ヘルプを読んでみたわけ。だいたいTeXのヘルプは英語でわけがわからない文章が多いので、ふだん読んでなかった。それをあえて読んでみた。

するとgraphics は使われていて、それがダブったらしいという説明。
というわけで、
usepackage[diviout]{graphicx}の命令を無効なままにして、画像を入れてみたら・・・。ナント絵が出たぁ~。

やってみるものだと思った。病気をしたが、怪我の功名というのか・・・?

どうやら、ceeo.styを読み込むと、同時にgraphicxも読み込んでいるらしい。しかもBMPファイルが表示できるので、usepackage[diviout]{graphicx}の命令のようだ。

こいつで、教員生活最後の定期考査を作るつもり。

本田さん、ありがとうございました。


コメント
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