gbさんから寄せられた問題。これを解いてみる。(htmlにも挑戦)
(1) (2α2+5α-1)2=4α4+25α2+1+20α3-10α-4α2=4α4+20α3+21α2-10α+1
=(4α+8)(α3+3α2-1)+(-3α3-6α+9) α3+3α2-1=0 より
=-3α3-6α+9 ・・・(答)
(2) 他の解をβ, γ とする。解と係数の関係から
α+β+γ=-3, αβγ=1 より
β+γ=-3-α, βγ=1/α
ここで、α3+3α2-1=0, 題意よりα≠0であるから両辺をαで割れば、
α2+3α-1/α=0 であるから、1/α=α2+3α
したがって、β+γ=-(α+3), βγ=α2+3α
よって、β, γは t についての2次方程式 t2+(α+3)t+(α2+3α)=0
の2解である。
t=1/2(-α-3±√-3α3-6α+9)
ところで、(1)より(2α2+5α-1)2=-3α3-6α+9 であるから、
±√-3α3-6α+9=±2α2+5α-1
これより、
t=1/2{-α-3±(2α2+5α-1)}から
他の解はそれぞれ α2+2α-2, -α2-3α-1 ・・・(答)
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(1)を使って、(2)の開平ができるしかけになっている。
この方法で、神戸大のg(x)=x2-2が導けないものかとやってみたが、
開平がうまく行かない。