TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

式による説明2

2010年08月14日 20時06分28秒 | 数学
式による説明の指導。
文字の意味を教えた。
T『違った文字は違う数を表すが、同じ数の場合もある。同じ文字は必ず同じ数を表すのが決まり。』
S『・・・』
T『だから、5つの続いた数をa, b, c, d, eと表してもいいのだけれど、a, b, c, d, e』は続いた数を表すとは限らないわけだ。」
T『a=1とするとbは2かも知れないし、3かも知れない。同じようにcが3であるとは限らない。うまく式を考えると5つの続いた数が文字で表せる。」
S『・・・』
T『では一番小さい数をnとすると、次の数はどんな式で表したらいいかな?」
S「n+1」
T『分かって来たね。では5つの続いた整数を式で表すと」
S「n, n+1, n+2, n+3, n+4」
T『その通り」
T「その5つの整数の和を表す式は?」
S「 n+(n+1)+(n+2)+(n+3)+(n+4)

Tこの式を計算した結果は?」

S 5n+10」

T「さあて、この 5n+10は5の倍数になるのかな?」

 

S「なります。nに数を代入すると5の倍数になります。」

T1.21.5を代入してもなる?」

S「あ、nは整数を表すので、n1,2,3・・・を代入します。」

T1,2,3・・・と、ずっと代入しなくては、nが5の倍数だということがいえないのかな。」

S「・・・・・・・」

T 5n+10が5の倍数だということを言うにはどうしたらいいのだろうか?」

S「・・・・・・・」




つづく

コメント
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