TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

場合の数解答

2012年06月14日 10時25分22秒 | 数学
場合の数の問題

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 男子6人、女子6人合わせて12人を、男女3人ずつの6人からなる
2つのグループに分ける方法は何通りあるか。
 また、男女2人ずつを4人からなる3つのグループに分ける方法は
何通りあるか。
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問題の考え方
 (1) グループを区別し、第1グループ、第2グループに分ける。
 (2)グループを区別しないと、同じグループが何通りできるかを考え、重複をなくす。  

解答 前半の問題

男子6人を {A, B, C, D, E, F }
女子6人を(a, b, c, d, e,f } とする。
この中から、男女からそれぞれ3人ずつ選んで、1つの分け方として、
第1グループで{A, B, C, a, b, c}、第2グループで{E, F, G, e, f, g }
と分けたとする。
この選び方で、グループを区別して、第1グループで{E, F, G, e, f, g }、第2グループで{A, B, C, a, b, c}
は違った分け方と考える。

すると男子3人の選び方は6人の中から3人選ぶ組み合わせの数だから、3C6=20
同様に女子3人の選び方は6人の中から3人選ぶ組み合わせの数だから、3C6=20

第1グループ、第2グループを区別すると、{男子3人、女子3人}の組は20×20=400
ところが分け方ではグループは区別されない。たとえば、
第1グループで{A, B, C, a, b, c}、第2グループで{E, F, G, e, f, g }と
第1グループで{E, F, G, e, f, g }、第2グループで{A, B, C, a, b, c}は同じ分け方と考えられる。
したがって{男子3人、女子3人}の組は20×20=400は2つが重複する。

以上から分け方の総数は(20×20)/2=200
答え200通り。

後半の問題
 また、男女2人ずつを4人からなる3つのグループに分ける方法は
何通りあるか。

はこのつぎということに。


コメント
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