まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

なくそう!議員特権 つながろう!みどり・共生・平和の市民派議員

2006年11月03日 | イベント
 11月23日(木)18:00より東京都中野区のなかのZERO小ホールにて「なくそう!議員特権 つながろう!みどり・共生・平和の市民派議員 キャンペーン2007」出発集会が開催されます。二木啓明・日刊ゲンダイ編集長の特別講演があります。

 呼びかけは、私が共同代表を務める「虹と緑の500人リスト運動」、中村敦夫前参議院議員選挙を闘った「緑のテーブル」、横浜市議会議院を中心とした「ネットワーク横浜」の3団体です。

 1970年代に生まれた市民派議員の流れは、昨今の民主党1区現象と呼ばれる若い世代の候補者擁立運動でその存在意義を問われ、昨年の9・11新自由主義を掲げた小泉自民党「刺客」選挙圧勝により、大きな帰路に立たされています。

 広義の意味での「既得権益」からの脱却という市民派的装いを民主党も自民党も有権者にアピールしており、更に二大政党制・政権交代という政治的キャンペーンの中で、いわゆる市民派は、その独自色をアピールしにくい状態がありました。

 そして、ここに来て、これまでの、自民・民主の二大政党制と闘う都道府県知事会という政治的構図は、9・11による巨大与党の出現と、昨今の岐阜県、福島県、和歌山県にあらわれた腐敗の表面化で、中央集権的政治が復活しそうな雰囲気です。

 その意味において、今、地域から、現場から改革をめざす市民派議員の存在意義が改めて問われる時代となっています。キャンペーン2007に込められる政治的意味がここにあります。ぜひともご注目を。

男女が共に創るしずおか議連の研修会に遅刻

2006年10月30日 | イベント
 本日、ホテルセンチュリー静岡で「男女が共に創るしずおか議員連盟」が開催をした1、あおぞらキンダーガーデンの子育て支援施設視察と2、静岡銀行の女性登用などの取り組みに関しての研修会が開催されました。

 昼食から参加の予定でいたのですが、手帳が月終わりと月初めのところでダブっており、発生した急用をダブルブッキング、昼食に行きませんでした。県の事務局からの事務所への連絡で、はっと、気がつきました。

 あわてて、センチュリーに向かいましたが、ついたのが13:40、既にホテルでは会場の後片付け、それなら見学施設「わとと・あおぞら」が13:50となっていることとホテルから近いので歩いて出かけました。

 13:45頃に静岡銀行交差点で、滝田光男議員と篠原太議員がばったり、あれ?「どうしたんですか」と尋ねると「立った今、バスはでてしまったよ」、お二人は用事かなんかで、視察参加を終わった所、はたと考えてしまいました。

 次の視察地、静岡市内の北地区の「あおぞらキンダーガーデン」を追っかけようか、どうしようか、大いに迷いましたが、「わとと・あおぞら」だけ視察しようとバイクで出なおしました。

 昼間のフリースペースで、子育て途中の若いお母さんたちが3歳児くらいのお子さんを連れて遊ぶにくる所のようです。6組くらいの親子がいました。小さな子どもさんは自由に、それをみまもるお母さん、なごやかな雰囲気です。

 以前は乳児のこどものあづかりもやっていたとの事ですが、やはり、スペースと保育環境の問題で、親子一緒の憩いの場との位置付けのようです。参加費は200円、行政からの補助の仕組みもあるとのことです。

 若い世代の子育て、私達の時代と違った環境でどんな事を考えているのか、ゆっくり話もしたかったのですが、今日はまず、概況だけの把握にして、北地区のキンダーガーデンに後日いってみることで、今日の失敗を反省しました。

ねんりんピックの開会式の帰りに

2006年10月28日 | イベント
今日は、地元城北町内会の防災訓練、中央高校をお借りしての2回目の訓練で、220名もの方々がが参加しました。町内会の役員の皆さん、防災委員会の皆さん、連日の準備で大変な御苦労を重ねています。

 ただ、れんりんピックの開会式がエコパで開催されるため、一部の訓練を終えてすぐさま静岡駅へ。新幹線、在来線を乗り継いで、10:40の開会式にぎりぎり間に合いました。47都道府県の選手など1万人含め4万人の参加者があったとの事です。

 開会式後に牧之原市長や空港推進最前線の大石哲司県議にあいました。話題は当然、静岡空港になるわけですが、お互いの本音を隠しながら議会内的に日常会話を交わすわけですが、緊張しながらもそのやり取りは、なかなかです。

 午後から静岡に戻るのですが、静岡駅でバイク置き場に向かう途中に「手押し車」を押すおばあちゃんに出くわします。下を向いたまま、ただただ前進をしてきます。思わず「大丈夫ですか、前を見ないで」。

 うつむいていた顔を上げながら微笑を浮かべて「ありがとう、心配してくれて。だけど、私は死にたいよ。まだ、お迎えが来ないからこうしているけど」。ビックリして「何を言っているんですか、私の母も82歳ですが手押し車を使っています。

 それで気になって、声をかけました。何歳ですか?」。「88歳、家にいてもしょうがないからこうして歩いているんですよ」。そのあと、少しのやり取りをして別れましたが、どうして88歳間でも生きてきた方が「死にたい」なんて言うのか。

 ねんりんピックのはではでしい大会が開催されているのに、一方で、こうした境遇のおばあちゃんがいるということを、どう考えたらいいのか。詳しい事情がわからないので何とも言えませんが、複雑な想いでおばあちゃんの後姿を追いました。

ホームミーティング=出前講座行います

2006年10月21日 | イベント
今日はある地域でのホームミティングの集まり。女性ばかり8人。用意した情報は、年金、北朝鮮核実験、浜岡原発と地震、防災船・希望、裏金、静岡空港についてで、関心を持ってもらったテーマを軸に流れを作る形でした。

 きちんとした報告会というより井戸端会議風にあちこちに脱線。どこから、こんなパワーが生まれてくるのやら、諸説入り乱れ、県政情報については「初めて聞いた」の連発で、予定を1時間もオーバーした会となりました。元気が出ました。

 時節柄というか、議論が集中したテーマの一つは北朝鮮問題。テレビなどから得ているのでしょうか、スゴイ情報量です。そして、韓国・中国に対する反感も相当なものでした。小泉路線は国民の気持ちを掴んでいます。

 靖国問題、歴史問題、領土問題への私なりの意見を述べて修正を試みましたが、簡単にはいきません。世論の状態がどんな風に流れているのか垣間見る思いで、丁寧で正確な情報によるコメントの必要性を痛感しました。

 しかし、中川政調会長、麻生外務大臣の「核保有議論」については一様に否定的で、非核意識は共有されています。生活の中でのホームミーティングスタイル、「曲がったキュウリの時代」を掲げた市議時代を思い出しました。

 ホームミーティング=出前講座どこでも出かけます。声をおかけ下さい。明日は、「外国人無料検診会」です。10:00厚生病院。多くの外国人に受診していただきたいものです。


湯布院玉の湯代表取締り会長・溝口薫平さん、静かに語る

2006年10月18日 | イベント
 きのうの金指さんが師と仰ぐ湯布院玉の湯の溝口薫平さん、1時間のお話しでしたが、視察団はただただうなづくだけでした。1時間だけではわからないと思うが「由布院温泉のまちづくり」を読んでくださいと静かな語り口。

 実は、溝口さんの前に町営温泉「クアージュゆふいん」の保健師・森山操さんのお話を聞いていました。由布院は、どの住民も温泉を持っている、そこで、この健康温泉館をどう運営するか、着任した1998年から考えた、と。

 1991年に作られた当初は民間に任せたが赤字、運営は町営に戻り自分が派遣された、保健師として住民の健康管理のために訪問活動をする中で、高齢者がいかに整形外科に通っているか、把握したとのこと。

 そして、この健康温泉での水中運動を活用して高齢者の健康回復ができないものか、必死で福岡市の水中運動の専門家を訪ね研修を繰り返し、地元のボランンティアの指導者を作ることに集中した。

 その結果、住民の多くがこの水中運動に参加し始め、実際に健康回復が起こり医療費が半減。これは何なのか。財政難、医療費の増大、介護保険にいあっては要支援の筋力トレーニング施設に財源負担。

 果たしてこのようなやり方で高齢者が筋力をつけることができるのか。水集運動という浮力を活用したトレーニング多くの高齢者が自力で健康回復する経験をつんでいる、この意味を多くの方々に知ってもらいたい、と。

 由布院は、観光の町。1年間に400万人がやってくる。滞在型観光都市を更に持続するために、この健康温泉の経験がもっと活用されれば、福祉滞在型のまちづくりにも貢献できる、今、溝口さんたちとも話し合っています。

 この施設も指定管理者の話が出ているとのことでした。湯布院町は合併して由布市になったが、合併したほかの町の議員がこの健康温泉の意義を理解してくれないそうです。何とか公営を維持するために頑張っています。

 これは、水中運動のインストラクターでなく、保健師という住民の健康管理を使命とする「公営」があるが故の効果です。森山さんが言った「今、求められているのは生活の質の転換です」は心に響きました。

 効率、財政赤字の解消は至上命題でありますが、そこに近づく方法は単に効率のみで民間任せにすることではありません。ここに、小泉首相の進めた構造改革議論と一線を画する大きな意味があります。

 これは、長野県が全国一番に高齢者の医療費が安い、政府の経済諮問会議がその結果のみに注目するそのスタンスを厳しく批判するものです。由布院に生まれている溝口さんの求めた哲学があらゆる分野で芽を出しています。

 「「観光」よりもまず「地域」のことを、私たちは考えた。量よりも質を考えた。「経済優先」よりも「生活優先」そして「生命優先」ということだ。「ものづくり」よりも「人づくり」に心がけた。

 金がなかった。だから、みんなで知恵を出し合った」という溝口さん。今回の視察で得たことの教訓を考えると、私自身の県政改革にかける原点を打ち固める大きな励ましを得た感じです。


前長野県知事・田中康夫さんの講演会

2006年10月16日 | イベント
 11月2日18:30(18:00開演)、産業経済会館3階ホールにて前長野県知事・田中康夫さんの講演会が開催されます。田中康夫さんは、2000年に長野県知事に就任後、2期6年に渡り「脱ダム宣言」など大胆な長野県政改革に取組んできました。

 知事を退任した今、改めて長野県政とは何であったのか、これからの政治はどうあるべきか、について語っていただきます。田中康夫さんは、新党日本の代表も勤められておりますが、静岡県政にとっては馴染みの深い方です。

 2001年の水野誠一さんを候補者として闘った県知事選挙以来、私の県議会議員選挙についても大きな応援をいただいてきました。この集会では、田中さんのお話だけでなく、私の県政改革への思いを語る時間もいただいております。

 主催は松風会(世話人 鈴木威雄、中村順英、満井義政)という異業種企業家の集まりで、松のように構え、静岡県に新しい風を巻き起こそうという趣旨で勉強会を開催してきたグループです。

 第一回目は、8月5日に「日刊ゲンダイ」編集長の二木啓明さんを講師に「ポスト小泉政権」についての講演会を開催しています。第2回目が、田中康夫さんです。是非とも大勢の皆さんにお話を聞いていただきたいものです。

寺島実郎さんの「アジア太平洋研究所」構想

2006年10月08日 | イベント
 始った「東アジア平和フォーラム」、顔ぶれはなかなかでした。開会の挨拶は日本側は岩波書店社長・山口昭男さん、韓国側は前・翰林大学・日本学研究所所長、基調講演を日本総合研究所会長・寺島実郎さんでした。

 寺島さんのお話に対しては、韓国文化観光政策研究院ー責任研究員・鄭貞淑さんのコメントがあり、質問として坂本(名前聞き取れず)さん、除勝さん、和田春樹さん、そしてそれに対しての寺島さん、鄭さんの再コメントがありました。

 更に、このフォーラムの事務局を務める世界編集長・岡本厚さん、韓国平和フォーラム事務局長・李起豪さんからの主催者としてのコメントと声明採択に向けての問題意識の紹介がありました。尚、同時通訳は英語を使わず韓国・日本語。

 非常に刺激的な議論のやり取りで、今日・明日と全部参加したいという気持ちが強く沸きました。しかし、午後2時からは静岡大学・エコリーグの仲間の結婚式で静岡に戻らざるを得ませんでした。

 フォーラムの今後については、「世界」編集部からの出版に期待する事にします。因みに日本側40名のメンバーには、土井たかこ前社民党党首もいて、実は席が私の隣でした。議員としては私と阿部知子衆議院議員の二人でした。

 午前中の企画が終わって全員写真を取りました。そして、参加者には韓国での平和キャンペーン用グッズ(ボールペンと名刺入れ)がプレゼントされました。韓国側のこうした気配りにはいつも感心します。

※※寺島さんのレジュメ
1、安倍政権の発足と中韓訪問外交の背景ーこの半年間におけるアメリカの中国評価の転換、9:11反テロ戦略の行き詰まり、中韓に信頼されない日本では、アメリカ外交に足かせ

2、日本近代史とアジアー
・戦後日本の視界からアジアが消えた理由:「米国への物質に敗北」と総括した日本
・日本近代史の二重性:「親亜」が「侵亜」に反転した理由
・「脱亜入欧」とアジア主義のバイオリズム
・21世紀の世界潮流をどう認識するかー全員参加型世界秩序と国際法理に基づく国際協調型

3、東アジア連携の必要性と必然性についてー
・アジアGDPの世界に占める比重:現在の20%から2030年には50%へ
・アジアはネットワーク型発展の局面へ:「雁行形態論」型発展からの脱却
・連携を必要とする相互依存構造の深化:貿易構造など
・環境問題はボーダレス

4、東アジア共同体よりも個別の課題ごとの実利的連携の積み上げ
・金融危機:アジア資金をアジアに還流させる知恵
・エネルギー危機:アジアの需給安定化のための共同プロジェクトの推進
・環境問題での連携

5、「移動」「交流」を通じた活性化ー交流の知的インフラとしての「アジア太平洋研究所」構想
・アジア大移動時代の到来;2005年の中国の海外出国者数は3103万人(VS日本は1740万人
・「移動の価値」:「移動すれば人間は賢くなる」
・アジアの日帰り圏としての21世紀
・交流の知的インフラとしての「アジア太平洋研究所」構想

池明観先生に会う

2006年10月07日 | イベント
忙しい1日でした。朝から城北町内会ミニ運動会、福祉施設つばさ開設1周年太鼓演奏、協立電機15回チャリティ企画への参加、そして、夕方から東アジア平和フォーラム2006レセプション。

 レセプションでは、私たちが学生時代、『世界』に連載されたいた『T,K生への通信』の著者、池明観先生にお会いすることができました。安倍首相の中国、韓国電撃訪問の中での歴史的出会いでした。



東アジア平和フォーラム2006の開催近づく

2006年10月05日 | イベント
 10月7日から9日まで、東京グリーンパレスホテルで『私達は東アジア人になれるか』をテーマに韓国・平和フォーラムが中心になって「東アジア平和フォーラム2006日本委員会2006」が開催されます。

 韓国平和フォーラムの事務局長が李・起豪(イ・キホ)さんで、昨年2月の京都で開催された「アジア太平洋グリーンズ」の韓国代表メンバーとして来日した際に知り合いました。80年代の韓国学生運動世代です。

 在野勢力の中で東北アジアの安全保障を幅広い視点から議論が出来る数少ないメンバーの一人で、ざっくばらんに日本・韓国を語れる友人です。昨年10月に韓国で韓日の平和運動団体・学者によるシンポジウムを開催した中心人物です。

 今回、日本側からは岩波書店、庭野平和財団、韓国側は韓国クリスチャン・アカデミーが後援団体となっており、ピースボートが協力団体になっています。韓国・20名、日本・40名と限定された60名による徹底討論となっています。

 セッションは、基調、歴史、平和、環境、政治家によるパネルの構成になっており、それぞれに両国を代表する方々が発題し、ディスカッションします。私も40名の日本メンバーに選考されましたので、いくつかの分野での発言を考えています。

 北朝鮮が核実験声明、安倍首相の8日中国、9日韓国訪問という中でのシンポジウム、大いなる期待が湧いてきます。日本側政治家としては、自民党の加藤紘一衆議院議員、民主党の仙石由人衆議院が参加します。