シリア・アサド政権の化学兵器使用に対する軍事介入の機運高まる中、イギリス下院はキャメロン首相の軍事介入提案を否決。極めて賢明な判断である。背景にイラク戦争介入の直接きっかけであった「大量破壊兵器の存在」が虚構であったという事実。
アメリカの介入の背景に「化学兵器使用のシリアへの懲罰的限定作戦」をごり押しする「産軍複合の政治体制」の存在があると、元経産相官僚古賀正明氏が厳しく批判したのは「報道ステーション」の中。アメリカ・フランスの連合か単独か。危機的事態です。
このアメリカの姿を見ながら集団的自衛権容認に踏み切れるのか。我が日本の政治的良心に期待したいもの。