まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

アジア太平洋みどり台湾 第1日目

2010年04月30日 | ニュース・関心事
台北市天母会館で第一回京都会議を受けて、第2回目が開催されました。
参加国は、
オーストラリア、
チャイニーズ 
エジプト 
フィジー
フランス
香港
インド 
インドネシア
ポリネシア 
モンゴル 。
ネパール
ニュージーランド
パキスタン 
フィリピン 
韓国 
スリランカ
チベット
ヨーロッパみどり
台湾
そして
日本

先住民クーナン族の12人の男女が円陣を組み、樹木のように声を発し続けます。精霊が会場内の一人一人に移り住むような感じで、7人の衣装の違う女性が周りで声を出し続けました。大地からの魂もやってくるようで不思議な感覚に襲われました。

今日からアジア太平洋みどり台湾がはじまりました。スケジュールが過密で体力勝負です。

台湾視察二日目―第4原発立地地点は1875年日本軍台湾進駐の海岸

2010年04月30日 | ニュース・関心事
台湾北東部に建設中の第4原発に向かって朝7時にホテルを出発しましたが、26日の台湾北部の突然の高速道路の地滑りで渋滞発生。実はこの地滑りで巻き込まれた被害者の救出のニュースと共に公共施設の地盤のチェックが指摘されているようです。

第4原発のある東北角海岸一帯はとてもきれいな海岸線ですが、台湾も日本同様に天候不順で寒さと曇り空。驚いたのは、第4原発の建設地点は1875年に日本軍が進駐した海岸で原発の前に記念公園があり、第4原発は日本の日立、東芝、三菱製であることです。

この公園での1875年当時の歴史を記す様々なモニュメントや展示はいろいろ考えさせられます。進駐軍が東京→旅順、大連→沖縄→台湾と遠征してきたルートの横に北白川宮能久親王が「台湾上陸の任務を遂行」「台湾攻撃中に客死」と書かれているのです。

公園には、台湾環境保護連名東北角分会会長の呉文通さんが待っていてくれてこれまでの第4原発を巡る住民と台湾電力、政府との攻防を詳細に語ってくれました。浜岡原発を抱える静岡県の今後と台湾との交流が大きな役割を果たすことを認識させられました。

台湾視察一日目―盧溝橋事件で日本軍とたたかう中国兵のレリーフ

2010年04月29日 | ニュース・関心事
台湾視察 第1日目 日本と台湾の歴史

初めての台湾訪問、1日目は日本と台湾の歴史に関わる施設巡りです。台北に到着後、龍山寺→忠烈祠→総督府→中正紀念堂の順番に視察しながらガイドさんから台湾の民進党から国民党への政権交代をめぐる様々な台湾事情について知見を深めることができました。

何といっても、故蒋介石国民党前総統の業績をたたえる現代のピラミッドを思わせる25万㎡の敷地を持つ中正紀念堂には圧倒されました。国民党政権から民進党政権に代わった時、中正紀念堂は台湾民主紀念堂に名称変更され国民党政権で再び中正紀念堂にの話も。

日本から見ていた台湾の政治と実際の現地からの生の声を聞くことで随分と中身が変わります。更に忠烈祠ですが、この施設はいわば日本の靖国神社にあたります。そこに置かれている辛亥革命と盧溝橋事件の二つのレリーフに歴史の重みを感じさせられました。

特に盧溝橋事件に対して6万の人民が戦ったというくだりは、侵略する側の歴史を持つ私たちに迫るものがあります。それにしても忠烈祠と中正紀念堂での衛兵の交代式は観光的要素と儀式化される軍規律の二重性が妙に調和している姿に不思議な感慨を覚えました。

ホテルに戻って、高尾市を視察してきた吉川ひろし千葉県議会議員から聞いた地方都市制度の大きな変化、ガイドさんからも聞いていた話が裏付けられ、政権交代を機に地方に強い民進党を弱い国民党がその逆転を狙った制度転換の激しさを考えさせられました。

明日から「アジア太平洋グローバルグリーンズ」国際会議、視察へ

2010年04月27日 | ニュース・関心事
4月30日~5月2日台湾台北で開催される「アジア太平洋グローバルグリーンズ」国際会議。テーマは、言うまでもなくグローバル規模での地球温暖化防止に向けたディスカッションが活発に繰り広げられます。

前後して、「日本と台湾の歴史関係」「地震と原発テーマの第4原発」、「産学連携の新竹サイエンスパーク」についても視察します。特に第4原発は、浜岡原発同様のプレート型地震の危険性が指摘されています。

静岡市議会でも浜岡原発と安全性と情報公開という観点からたびたび市議会意見書があげられてきましたが、台湾原発もまたフィリピンプレートとユーラシアプレートの境界に建てられています。

日本での東海、東南海、南海地震の同時発生に対する危機感の高まり同様に台湾もまた日本の鏡のような関係として地震論として議論をすべきとの主張も上がっています。現場をしっかりと見て学びたい、です。

とにかく、明日は朝一番の新幹線で出発です。

河村たかし名古屋市長「減税新党」報道ある中、今日は臨時市議会

2010年04月27日 | ニュース・関心事
定例の街頭演説の火曜日です。ちょっと小雨、明日も雨らしいと云うので、ここは、連休前、貫徹と無理をしました。傘をさしながらの演説、途中から強風、すごかったです。これはダメだと15分で中止。

演説内容は、まずは、今日は臨時議会。新議長や議員の所属委員会の決定、専決処分等の議題の紹介と専決処分の中に国民健康保険の最高額の政令を受けての決定があり、会派「虹と緑」としては反対。

そして、参議院選挙に向けた静岡県の民主党の動向、昨日民主党県連の会合があったとのことで。そして、新政権の試金石であった5月沖縄普天間基地問題の決着、地球温暖化防止25%のco2削減の道筋の現状。

河村たかし名古屋市長の「減税新党」、大阪橋下府知事の「維新の会」地域政党の紹介と4月19日に政治資金パーティを開催した小嶋市長は、この流れのなかで「静岡新党」立ち上げる可能性はあるのか、など。

それにしても、天候の不順、地球温暖化異変はますます深まりそうですね。寒かったです。


中部電力の駿河湾地震・5号機地盤の揺れ説明会に参加

2010年04月25日 | ニュース・関心事
中部電力による駿河湾地震での5号機地盤の予想を越える地震動調査説明会が連続的に開催されています。宮沢議員と一緒に参加しました。会場が掛川市というので駅から近いと勝手に判断し、14:15に掛川駅に到着しましたが、会場が何と元大東町市民文化会館。

タクシーで3630円。遅れての参加でしたが、会場は40人程でしょうかぎっしり。説明は始まっていて、次々に質問。知識のある方々軸に厳しい質問が飛び交います。中部電力に対する根強い不信感と東海大地震が起きた時の原発震災への大きな不安が、漂っていました。

私の質問は「低速度層という言葉は、地震波に対する現象を表現したにすぎないと思いますが、地質学的に言うとどのような過程で形成されたものであるのか、褶曲構造の中の断層との関係等含め、この調査で全部の説明がついたことになるのか」。

答えは、「低速度という言葉は、今回始めて使っている、地質学的には普遍的な現象、調査は東海大地震が起こる方向についてのみで、あらゆる方向での調査は引き続きやっていく、他の会場では中間的と答えているが、その意味では同じ意味の中間的報告である」と。

宮沢議員は「これだけ大事なことを大勢の方々に知ってもらわなければならないのに、ビデオ撮影は出来ない、録音もダメ、だったら議事録はちゃんと作られているのか」と中部電力の公開姿勢を正しました。質問項目は作る、録音は認める?かのような曖昧な答え。

※写真を撮ってしまった後に「ここでは写真は禁止です。参加者のプライバシーがありますので」。おかしいではないかと反論しようとも思いましたが、消しなさいとの指示も無かったので会場風景としてアップします。

小嶋市長の「政治活動」を記録したDVDをみたい!

2010年04月22日 | ニュース・関心事
19日の月曜日、小嶋善吉市長のいわゆる「政治資金パーティ」が開催されました。建ったばかりの葵タワーのパーティ広場に1000人、むんむんんの雰囲気であったとのことです。この席上で流されたDVDが評判を呼んでいます。一体、どんな内容であったんでしょうか。

早速、今日の朝に市長室に行き秘書課職員に直接用件を伝えにいきました。「評判のDVDを入手したいが市長に伝えて欲しい」「現在、会議中ということと、私達は直接に政治のこととに関わっていないので、ただ、申し出を伝えるのみです」と。

どんなDVDなのか、期待に胸を膨らませてしまいます。

「外国人無料検診会事業」への支援要請、それにしても「お役人体質」変わりません!

2010年04月20日 | ニュース・関心事
今日は第13回目を迎える「外国人のための無料健康相談と検診会」代表の榎本信雄さんに同行し、政令市浜松市で始まっている無料検診会事業補助制度についての要望を健康づくり推進課長に提出しました。

申し込んでみて簡単に実現するようなものでないことを痛感しました。要は、「無料検診は保険に加入している人には充分な対応」となっている、とする姿勢で「お役人体質」を強く感じてしまいした。

自力で頑張るということがやはり大事である、「官的体質では新たな社会問題へ対応はできない」という当たり前の真理。だからこそ、最低限の行政サービスで後はNPO、NGOの方に任せた方がいいということです。

逆に、これまでも保険年金課の方々が長い間、関与してきてくれていましたが、すごいことをやっていてくれたんだと、実感。何としてもボランティアの力で今年も頑張ろうと云う気になりました。

「皆さんのご努力でこうして外国籍住民の方々が過ごしやすい静岡市になっています。感謝申し上げます。市民自身による相互扶助の仕組みこそが大切で、何らかの支援を考えたい」と何故言えないんでしょうか。