サポーターズ・山田久美子さんが市長答弁を起こしてくれました。感謝!
山田さんレポート!
開会中の静岡市議会においても桜ヶ丘病院と清水区庁舎移転に伴う問題について議員の追求が行われ、まつや清市議も自らの知見をふまえ鋭く市に質問してくれました。
病院や庁舎は私たちの暮らしと安全に大きく影響する施設であり、また、人や経済の流れを生む施設でもあります。清水は、まちの中心が海に近いこともあり、暮らしと防災がより緊迫した関係にあります。
そんな中、この移転問題を住民一人ひとりがどう判断するのか。そして、市は住民の声を聞いた上で、どう論点を整理し、様々な意見の違いを明らかにしながら住民の声を市の中に取り組んでいくのか。
まつや議員の質問に対し、市は住民投票は行わない方針で議会に諮り決定していくと答弁していました。
今後、市はどのような方針を示し、
議員は最終的にどのような判断を行うのか。
静岡市議会議員選挙は3月17日から始まります。
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まつや市議の質問に対する
田辺市長答弁
何かとお忙しい季節にもかかわらず、清水まちなかタウンミーティングに2回もご参加を頂きましたこと本当にありがとうございました。
それでは私からは大項目、桜ケ丘病院及び清水都心をめぐる諸問題についてのうち、清水都心構想、タウンミーティングでの市民との対話についての所感は如何かとのお訊ねにお答えします。
先週も申しました通り、私の基本姿勢は「耳を傾ける・聞く」ということを大事にしておりますので、このタウンミーティングで、市民の皆さんから沢山の意見を頂いたというのは大変手応えを感じました。それはいろいろな意見があろうかと思います。
しかし、わたしどもが考えるビジョンに対しまして、賛成・反対、どんな意見でもきちっと受け止める姿勢をもたなければいけないというふうに常に自戒をして、タウンミーティングに臨んでおります。また民主主義のプロセスとして多様な意見があるということは大変健全なことであるとも認識をしております。
会場では声高に主張される意見だけが注目をされがちでありますが、後半意見交換を致しまして、このような附箋で、様々な意見、或いはコメントを記入して頂いたのですけれども、この中には様々な角度から多種多様な意見が記されていてとても手応えを感じています。直接首長が伝えるということの重要性も今回学ばせて頂きました。現在8回の内の6回を終えたところでありますけれど、残りの2回につきましても愚直にわたし自身が考える思いをお伝えをしていきたいと考えています。
清水の都心、これは産業構造の変化で少しこの頃元気がない。そのかつての清水の活気を取り戻していきたい。その為には、20世紀型の港湾工業都市の礎の上に、世界中から人が集まり、そして訪れる人に満足感を持ってもらえる国際海洋文化都市、先週小長谷副市長から答弁をさせて頂いた通り、日の出地区の国際海洋文化施設へ公共投資を皮切りに、民間投資を呼び込んで、そして世界水準の国際海洋文化都市をつくっていく。そして暮らす人にとっては、海と共に発展してきたまちですので、海抜の低いところに中心市街地は形成されていますが、安心して防災対策をきちっとしたうえでの安心した清水まちなかということをつくっていくと。その中において、生活機能をそのに集積するコンパクトシティというものを整備をしていくと。このようなビジョンをきちっと訴えていきたいと思っています。
今後も対話によるまちづくりの姿勢を大切にして参りたいと考えております。以上が所感です。