まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

事業仕分け2日目、バス路線補助事業を傍聴

2011年07月31日 | ニュース・関心事
事業仕分け2日目の午前中の傍聴は第2班のバス路線対策事業。委員はコーディネータの玉置 実さん(NPO役員)、小谷順子さん(静岡大学准教授)、中町明彦さん(行革推進審議会委員)、織田高行さん(商工会議所)、

西澤和倫さん(公募委員)、松本保美さん(公募委員)。続きは後ほど書きます。静岡市内のバス路線は静岡鉄道の44路線、富士急行の2路線、山交タウンコーチ1路線があり、補助対象は19路線、利用者は年々減少。

ある委員から「山間地の赤字バス補助金は判断基準あいまいな垂れ流し補助金の象徴」と厳しい質疑が行われました。車社会の到来、都市化と人口流失でバス事業自体が赤字の公共交通に転落、全国共通の現象です。

<バス路線維持対策事業費> 改善4 廃止1
具体的には井川地区自主運行バス運行業務、両河内線自主運行バス運行業務、ゆいばす運行業務、駿河区役所バス試験運行業務。井川地区バスについては1日6便で利用者が8人、運賃収入が146万余、経費が2196万余、差額を補助するものですがかなりの議論となりました。

駿河区役所バスは政令市化に伴って長田地区から駿河区役所に直接行けるバス路線をとの経過がありますが、1日16便で利用者は108人。運賃収入が459万余、経費が2710万余、差額が補助金です。委員の意見に「JRを活用して区役所にいける」との強い意見も出ました。

4バス合計で1億1389万余の補助額。

<山間地バス路線維持費補助金> 改善5
安部線、藁科線、岡部地区自主運行バス、過疎地有償運送事業。補助額1億1858万余。

<市街地バス路線維持費補助金> 改善4 現行1
16路線。補助額1億829万余。

田辺市長は、この事業仕分けの結果は予算に反映するとしていますので来年度予算編成にどのようになっていくのか、更にその展開に、議会としてはどのように関与するのか、今後の問題となります。

いずれにしても、このやり取りはきちんと情報公開して広範な議論を巻き起こしていくことが必要になります。関係住民がどのように判断するか、これも大きな要素です。

午後の事業仕分け、ゴミ問題の結果を傍聴したかったのですが「宮澤議員の結婚祝賀パーティ」欠席。終了後に会場に行きましたが、古紙類行政改修業務、白色トレイ及び紙パック収集運搬業務は廃止の結論だったようです。

雨の中の安倍川花火

2011年07月30日 | ニュース・関心事
ぱらぱら降り始めていた雨。
新潟・福島で大豪雨。
実家にも電話しました。

花火は延期かな、思いきや。
まさか、安倍川の花火は始まろうとは予測していませんでした。

大会委員長の決断か、雨の中、どんな思いだったのでしょうか。
安倍川花火が始まりそろそろ終わりです。

歴史に残る安倍川花火となりました。

写真は、本通りでの撮影。

静岡市事業仕分け「静岡市事務事業市民評価会議」第1日目を傍聴

2011年07月30日 | ニュース・関心事
静岡市事業仕分け第3班9:00から17:00を全部傍聴しました。仕分け人は、木村精治さん(都市環境デザイン研究所代表取締役)、国京則幸さん(静岡大学人文学部教授)、兼高里佳さん(市行革推進審議会委員)、

中村光次さん(静岡商工会議所常議員)、市川進さん(公募委員)、松下英樹さん(公募委員)の5人で木村さんがコーディネーター。班は3つで9:00段階の傍聴者数は1班40名程、2班25名程、3班15名程。

1事業45分、廃止、改善、現行、民間の選択。第3班は、緑化奨励金ー改善、緑化推進協議会補助金―改善、公園除草清掃等管理業務ー改善、なぎさ美化事業ー現行、河川愛護事業補助金ー改善、弁護士法律相談業務ー現行、

社会福祉協議会地域福祉推進事業補助金ー現行、母子家庭及び寡婦自立促進対策事業ー廃止、の8事業。今回の仕分け人議論のレベルを、市議会決算で各議員がやれば決算審議所要時間は3倍以上になることは確実です。

問題意識も高く良く勉強し、質疑そして結論をきちんとだしていました。ただ、今日の8テーマの中で一番関心があった社会福祉協議会への補助金についての質疑で感じたことはどこまで資料を入手しているかでした。

事業仕分け担当課長曰く要求資料は全て提供とのこと。この2年間社会福祉協議会について問題を指摘して「人件費補助金から事業ごとの2分の1補助金」を促す一つの役割をしてきた側からすると実情把握不足の感有りです。

2日目の明日の午前中は、第2班のバス路線対策事業補助金の事業仕分け議論を傍聴に行きます。それにしても傍聴者の大半が「私服姿」の市職員幹部の皆さん。ちょっと違和感覚える事業仕分け第1日目でした。

経産省保安院、浜岡プルサーマルで中電に「やらせ指示」

2011年07月29日 | ニュース・関心事
九電の福島原発震災後の定期点検終了後の再開めぐる住民説明会で「やらせメール」を出していた経過の中で経産省が各電力会社に同様のケースの有無について調査を指示していました。今日は中電、四国電力が記者会見。

中電は浜岡プルサーマルでの住民説明会においてコンプライアンスの観点から保安院指示に従わなかったが動員はおこなったと、四国電力は指示通りに「やらせ発言」を行わせたと、記者会見をしました。

この保安院「やらせ指示」は新大阪市では各誌夕刊のトップ記事。しかし、静岡に着くと小さな見出し。浜岡関連の失態であるのに不思議です。海江田経産相大臣が自民党から辞任の要求に「涙を流した」事態も不思議な構図。

一方で菅首相は「原発に依存しない社会」を目指して段階的に原発をなくしていくとの政府方針を会見で表明。ただ、中身は脱原発でなく減原発で、更にストレステスト後の原発再開も認めることもあわせての表明とのこと。

脱原発に向けての先ずは政府の一致をとの妥協の姿勢のようです。海江田大臣は経産省と二人三脚でしたが、今日は保安院「やらせ指示」問題の表面化で苦しい立場。しかし、所詮、自民党・公明党政権下の経緯。

とすれば、「やらせ指示」問題は民主党政権にとっては自公政権の清算と経産省保安院解体のいい機会です。だからこそ、ここは、脱原発への明確な方向を菅ー海江田連合で突っ走って欲しいと思うのですがいかがでしょうか。

静岡市議会厚生委員会第3日目視察先は新大阪市

2011年07月29日 | ニュース・関心事
※ 写真はかんでんエルハートの園芸関係で障害者が育てているマングローブ

今日の視察先は、関西電力の障害者雇用のための特例会社・かんでんエルハートと道路はさんでの大阪市職業支援センター、大阪市就業・生活センター。最初にかんでんエルハートの説明とDV上映、その中心拠点住之江区事業所の現場見学でした。

静岡県では(㈱ヤマハが特例会社を設立して障害者の雇用先進事例として知られていますが、その関西電力版。1993年に設立、95年から開始して現在111名の障害者(重度の方が54名)含め137名の社員で当初の4倍となるまでに拡大しました。

主な事業は、今日見学した印刷や事業開拓などの開発制作課がある住之江ワークセンター、関電本社の郵便仕分けなどを担当するビジネスアシストセンター、そして住之江区ワークセンターにもありますが関電施設の花壇管理などの高槻市にあるフラワーセンター。

年間収益が14億円から16憶円、DVに登場する障害を持つ何人かの人たちの生きざまはとても感動的でした。そして、オフセット印刷を使いこなす聴覚障害者の為の機械の異変を知らせる音でなく色違いのランプ装置や裁断機の操作安全装置の工夫に感心しました。

そのあとに大阪市障害者職業指導センターの説明と見学。ここでは、知的ハンディを抱える障害者の為の定員15名の職業訓練。1年目は生活訓練中心で2年目から紙器加工課とグリーン農園課。訓練生自身の計画によるシンガポールへの修学旅行の自主性に感心しました。

2級ヘルパー資格を8カ月で取得する知的障害者介護職員養成研修事業があり、就労率は7割と大変高く、未就労の障害者は再度訓練ができるとのことでした。実際の口腔ケアの授業を見ましたが、介護職の周辺労働は十分に担えるとの説明に希望がわきました。

訓練生には国・市が半分ずつで12万円支給。かんでんエルハートの給与は、最低賃金レベルとのことでした。すぐ目の前のかんでんエルハートに職業支援センターからの就職は、初期はありましたが条件が良くやめる人がいないので難しい現状とのことでした。

障害者の就業支援の充実ぶりを目の当たりにして静岡市での実情の把握やこうした分野での就労支援の現実的展開の可能性についてしっかりと考えていかなければならないことを痛感しました。短い時間でしたが大きなヒントを得た視察でした。

静岡市議会厚生委員会第2日目の視察先は北九州市

2011年07月29日 | ニュース・関心事
視察第2日目は北九州市の障害者の就労支援政策についてです。昨日の長崎市と違って政令市の北九州市の就労支援策がどんな実態であるのか、注目しての戸畑区にある障害者しごとサポートセンターを訪問しました。

このセンターは、国・県の就業・生活支援センターと北九州市の就労支援センターの合同機関です。就労施策は本来は国のハローワークの管轄。国・県・市が一体となっての展開は政令市神戸市と北九州市だけの独自施策。

静岡市においては母子・寡婦連合会を委託先とする母子家庭就労支援事業において、浜松市も含め県・市の連携が取られています。北九州市の障害者就労支援事業事例は、国・県・政令市関係において注目すべき施策です。

しごとセンターは国・県と政令市北九州市が北九州市手をつなぐ育成会に委託する形となっています。就労支援が身体・知的・精神障害の3分野になりますが、発達障害者も支援メニューに入いり、業務は24時間体制。

精神障害者の就労支援をめぐる具体的な対応策は、現場の担当職員のこうした熱意があって初めて成り立つ事業分野であることを痛感しました。北九州市の福祉関係機関が一堂に会する戸畑地区の拠点施設も注目の対象です。

2010年度の事業報告がパンフレットにまとめられています。85名の就労者名簿が紹介されています。氏名はイニシャルですが、就業先、業種、職種、就職年月日、利用援護制度等きわめて具体的な記述です。

ここに紹介されるまでの就労希望の障害者やサポートする仕事センター職員の方々の努力があって初めて成立するものですが、静岡市の就労支援事業と比較しながら9月決算議会で役立てていきたいと思います。




静岡市議会厚生委員会第2日目の視察先は北九州市

2011年07月29日 | ニュース・関心事
視察第2日目は北九州市の障害者の就労支援政策についてです。昨日の長崎市と違って政令市の北九州市の就労支援策がどんな実態であるのか、注目しての戸畑区にある障害者しごとサポートセンターを訪問しました。

このセンターは、国・県の就業・生活支援センターと北九州市の就労支援センターの合同機関です。就労施策は本来は国のハローワークの管轄。国・県・市が一体となっての展開は政令市神戸市と北九州市だけの独自施策。

静岡市においては母子・寡婦連合会を委託先とする母子家庭就労支援事業において、浜松市も含め県・市の連携が取られています。北九州市の障害者就労支援事業事例は、国・県・政令市関係において注目すべき施策です。

しごとセンターは国・県と政令市北九州市が北九州市手をつなぐ育成会に委託する形となっています。就労支援が身体・知的・精神障害の3分野になりますが、発達障害者も支援メニューに入いり、業務は24時間体制。

精神障害者の就労支援をめぐる具体的な対応策は、現場の担当職員のこうした熱意があって初めて成り立つ事業分野であることを痛感しました。北九州市の福祉関係機関が一堂に会する戸畑地区の拠点施設も注目の対象です。

2010年度の事業報告がパンフレットにまとめられています。85名の就労者名簿が紹介されています。氏名はイニシャルですが、就業先、業種、職種、就職年月日、利用援護制度等きわめて具体的な記述です。

ここに紹介されるまでの就労希望の障害者やサポートする仕事センター職員の方々の努力があって初めて成立するものですが、静岡市の就労支援事業と比較しながら9月決算議会で役立てていきたいと思います。




静岡市議会厚生委員会第一日目視察先は長崎市

2011年07月27日 | ニュース・関心事
テーマは障害者の就労支援、障害福祉センター、包括ケアまちんなかラウンジ事業の3点。知的ハンディうだけでなく発達障害を抱えた障害者の就労支援事業は、4年前の前市長が凶弾に倒れるという異常事態の中、田上富久新市長が誕生し、その指示で始まったとのことでした。

ただ、就労支援は国・県の管轄で市は情報機能の充実の範囲ですが、ハローワークのリタイヤ職員2名を雇用し、ハローワーク就労情報を把握し、登録された70名から80名の一人一人の方々と面接し事前のマッチング作業を終え、最終的にはハローワークの権限枠での就労斡旋していると。

こうした一般就労分野で08年17名、09年28名、10年30名の成果。一方で、福祉労働分野では、授産所の工賃アップや商品の常設販売所・はあと屋(市長が命名)を中心商店街のど真ん中に設置。人件費900万は市負担、年売りあげは2000万を越えているとのこと。(写真の所)

障害福祉センターについては、02年に建設されたものですが、当時めずらしかった知的障害、身体障害も児童デーサービスとか、障害者に特化した病院はなかっが小児科医、整形外科医をおいていた、しかし、昨今の医師確保の難しさもあり非常勤の体制の実情とのことでした。

次のテーマは、包括ケアかちんなかラウンド事業。がん対策基本法成立後に政府が「がんに伴う痛みや悩み、患者本人や家族が直面するさまざまな問題を解決する医療サービス=緩和ケア」をがん患者が安心してそのサービスを受けられるようにとがん戦略研究事業が始まりました。

その「緩和ケア普及のための地域プロジェクト」を、山形県鶴岡市・三川町、千葉県柏市・流山市、静岡県浜松市、長崎市の4か所に委託。長崎市だけが医師会であとは基幹病院でした。長崎市医師会は、その研究をもとに医療支援と保健・福祉分野の総合的相談窓口設置を市に要請。

それをうけて長崎市が包括支援センターと在宅医療提供機関とを合体的に相談窓口事業として「包括ケアまちんなかラウンジ」として6月6日からはじめたばかりの事業でした。原爆による被ばく医療の経験と蓄積があるが故にはじめられた事業と理解しました。

静岡市でこうした事業をどのように展開できるのか、いろいろ考えさせられました。「包括ケアまちんなかラウンジ」事業は、厚生委員会でいうと保健衛生部健康づくり推進課と高齢者福祉課の連携になりますが、始めるという意思がなければ具体化は難しい事業です。

就労支援にしてもハローワークリタイア職員の雇用という積極的姿勢やはあと屋に似た事業は静岡市でもありますが、中心商店街のど真ん中に人件費負担をしての常設店の設置というのも大きな課題があります。昨年の厚生委員会のテーマは病院の赤字でしたが病院事業の大きな前進がありました。

今年度の厚生委員会、この障害者就労やがん緩和ケアの分野で議会がどのような先導的な役割を果たせるのか、1日目にして大きな収穫がありました。

中国鉄道省の驚愕の新幹線事故対処

2011年07月27日 | ニュース・関心事
誰しもが驚く新幹線事故対応に遺族の方々の抗議が伝えられます。土中に埋めた事故車両を掘り起こして原因究明ということになったようですが、すごい事態ですね。

確かに日本とはまったく違う体制ということは理解しますが、福島原発事故に対する日本政府の対応を考える時、ややさめた感じになります。人の命を大切にする政治はどこでも共通の目標です。

今日は、これから静岡市議会厚生委員会で長崎市への視察です。静岡空港の活用です。朝8:00の便ですがどれくらいの乗客の方がtいらっしゃるんでしょうか。これも現状視察。

炉心溶融シュミレーション

2011年07月26日 | ニュース・関心事
参加しているメーリングリストでの紹介の紹介です。
すごいですね。
シュミレーション通りに福島原発は溶融しているんですね。

※※
原子力安全基盤機構が原子力発電BWRのマークⅠについて炉心溶融のシュミレーションを福島の事故が起きる前に作成していたようです。原子力防災専門官向けの教材だそうです。
 動画です。

http://www.youtube.com/watch?v=wwYk62WpV_s&feature=player_embedded