今日は浜岡訴訟、中部電力側からの石橋克彦神戸大学名誉教授への反対尋問。その内容は、石橋教授は専門家でもないのに原発反対を主張しているといわんばかりの「揚げ足取り」のような尋問でした。
正直、傍聴していてかなりむずかしい展開となり、記者会見の内容を聞いて、中電との緊迫した攻防が尋問のやり取りで行われていたことを実感しました。論争点をもう少ししっかりと認識しないといけません。
弁護団としては、全て想定内の中部電力の反対尋問であったとして、次回は11月27日13:30からの新潟大学立石雅昭教授の地下構造に関する証人尋問に自信と期待を寄せるコメントを発表していました。
1、東海地震の200分の1のM6,5で浜岡5号炉がいまだ稼動していない現状について、何の反論もなされなかったこと。調査報告は来年2月になるそうです。
2、安政の大地震に対応する耐震構造で十分として、震源地20キロを14キロと認めながら(地震動1,4倍)応力降下量は20メガパスカルを16メガパスカルに減少させ、アスペリティの位置は増やさないなど、操作を行っていること。
3、「遠州断層系撓曲帯が陸地まで延びている可能性」について、反対尋問しながらも、可能性を否定にまで至らない尻切れトンボであったこと。
※写真は、東京高裁における記者会見。
正直、傍聴していてかなりむずかしい展開となり、記者会見の内容を聞いて、中電との緊迫した攻防が尋問のやり取りで行われていたことを実感しました。論争点をもう少ししっかりと認識しないといけません。
弁護団としては、全て想定内の中部電力の反対尋問であったとして、次回は11月27日13:30からの新潟大学立石雅昭教授の地下構造に関する証人尋問に自信と期待を寄せるコメントを発表していました。
1、東海地震の200分の1のM6,5で浜岡5号炉がいまだ稼動していない現状について、何の反論もなされなかったこと。調査報告は来年2月になるそうです。
2、安政の大地震に対応する耐震構造で十分として、震源地20キロを14キロと認めながら(地震動1,4倍)応力降下量は20メガパスカルを16メガパスカルに減少させ、アスペリティの位置は増やさないなど、操作を行っていること。
3、「遠州断層系撓曲帯が陸地まで延びている可能性」について、反対尋問しながらも、可能性を否定にまで至らない尻切れトンボであったこと。
※写真は、東京高裁における記者会見。