福島原発震災を受けて、東京電力勝俣会長の昨日の「福島第一原発1号機から4号機の廃炉」発言に枝野官房長官が5,6号機も廃炉との見解を表明していました。その流れの中で、菅首相の「新設についての白紙化表明」。
民主党政権の原発推進策、輸出策が今回の原発震災を通して大きく転換する可能性が出てきたことになります。脱原発エネルギーシフトは、まず新設の中止であり、次に現在の原発の段階的廃炉の手順になります。
その一方での自然エネルギー促進法の制定と省エネ・節電、火力・水力の当面の併用です。ここはしっかりと注目です。
※※
首相、原発増設の白紙化表明 福島第1の全廃炉も
菅直人首相は31日、共産党の志位和夫委員長と官邸で会談した。志位氏によると、首相は福島第1原発事故を踏まえ、2030年までに原発を現状より14基以上増やすとした政府のエネルギー基本計画について「白紙で見直すことを検討する」と表明。福島第1原発の1~6号機すべてに関しても「廃炉にしないといけない」との認識を示した。
経済産業省によると、日本では現在、54基の原発が稼働。政府は昨年6月、温室効果ガスの排出削減目標の実現に向け14基以上原発増設を柱としたエネルギー基本計画を閣議決定した。
2011/03/31 16:16 【共同通信】
民主党政権の原発推進策、輸出策が今回の原発震災を通して大きく転換する可能性が出てきたことになります。脱原発エネルギーシフトは、まず新設の中止であり、次に現在の原発の段階的廃炉の手順になります。
その一方での自然エネルギー促進法の制定と省エネ・節電、火力・水力の当面の併用です。ここはしっかりと注目です。
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首相、原発増設の白紙化表明 福島第1の全廃炉も
菅直人首相は31日、共産党の志位和夫委員長と官邸で会談した。志位氏によると、首相は福島第1原発事故を踏まえ、2030年までに原発を現状より14基以上増やすとした政府のエネルギー基本計画について「白紙で見直すことを検討する」と表明。福島第1原発の1~6号機すべてに関しても「廃炉にしないといけない」との認識を示した。
経済産業省によると、日本では現在、54基の原発が稼働。政府は昨年6月、温室効果ガスの排出削減目標の実現に向け14基以上原発増設を柱としたエネルギー基本計画を閣議決定した。
2011/03/31 16:16 【共同通信】