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農産物の輸出促進計画国交省認定の1番が清水港次に堺港3番目が志布志港で2023年5月に認定!
鹿児島県といえば茶生産日本一の静岡県を脅かす存在、この分野でどんな計画を策定するのか!
鹿児島県は牛・豚・鶏肉生産日本一、志布志港の輸入トップは飼料用トウモロコシ、港背後に飼料会社!
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貨物取扱量で清水港は全国9番目、志布志港は20番目。
農水省は農産物の輸出促進の目標額を2030年までに5兆円を掲げており、鹿児島県は背後地域に農林水産物の一大生産地となっているポテンシャルを活かし国際コンテナターミナルを活用し輸出促進を図ろうとしています。
1番目に選定された清水港においても志布志港で進められている施策は参考になります。
志布志港では、農林水産物の場合、小口混載の単位で冷凍コンテナが必要になるとして冷凍・冷蔵機能を持つ施設、気密性が保持できる施設整備と併せて輸出体制を強化し始めたているとのことでした。
関心事としては、農水省がカーボンニュートラル目標に「みどりの食糧システム」に基づく有機農業への転換を大胆に掲げており、その流れの中で、牛・豚・鶏の飼料をどのように国産化していくかは大きな課題となっており、この影響を志布志港の運営にかかわる鹿児島県がどのようにとらえているか、対応策をどう進めていくのかがありました。
土木部港湾空港課の技術主幹の安田伸司さんに質問しましたが、まさにそれは大きな課題で農政課の法の分野となり専門的発言は控えたい、と一方で志布志市で展開する肥料会社の方々に聞いてみると当面は輸入飼料による肉生産の構造は変わらないと認識しているようだとのお答がありました。
ちょっと残念な気持ちになりました。