昨年度の座長である坂井さんからからのコメントは極めて重要なメッセージです。本日の静岡新聞は「再整備議論不透明に」との見出し記事。
■整備方針検討にあたっての考え方について
・歴史文化施設や旧青葉小学校跡地を含む、城内全体の中での計画地の役割を位置付けた上での議論が必要である。
・昨年度の懇話会では、アリーナ機能の導入にあたっては交通等の解決すべき課題が多いことを指摘させていただいた。また、静岡市の歴史的にも非常に重要な場所であることから、新たに導入する機能としてのアリーナの適切性についても議論させていただいた。
静岡市でのアリーナ機能の必要性は理解できるが、図面等の検討資料を確認し、計画地へのアリーナ導入は難しいのではないかと考えている。
・計画地にはスポーツのような「動的な文化」よりも「静的な文化」の方が適しているのではないかと考えている。歴史文化施設の整備や豊臣秀吉の天守合発見等、直近の事業や出来事からも、より「静的な文化」の向きが強くなってきているだろう。
■施設計画(案)および論点等について
・ケース1および2は敷地に余裕がなく、人の動線にも無理のある建築計画となっており、実現は厳しいという印象を受ける。
・休館期間の短縮に対する強い地元意向があるのであれば、論点6は特に重要だろう。