まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

参議院秘書協議会ボーリング大会に参加

2008年02月21日 | 政策秘書
 久しぶりにボーリングなぞをやりました。ほとんどが30代前後の若手の秘書群に混じってロートル代表みたいでした。1ゲーム目は50点台で散々、早く終わりたいと思いながら、2ゲーム目はストライクが3つ出て120点台、ホッとしました。

 メンバーや4人、無所属の私と民主党、自民党、公明党からの秘書の皆さん、全部で30チームほどありましたから120名ほどの参加者です。超党派の秘書協議会メンバー、実行委員会形式で若手スタッフの大活躍の場でした。

 秘書と議員、それぞれにさまざまな経験をしながら政治の裏方を担います。28年目という長ベテランの秘書の方に聞きました。「秘書と議員との関係というのは時代的変化がありますか」。「うーん、そうだね」。

 「議員と事務所の雰囲気によるんじゃないんですか。みんなそれぞれですよね」。なるほど、みんな違う、そしてみんな苦労している、のかもしれません。
秘書協議会は環境改善や秘書の地位向上のために頑張る組織のようです。

 因みに、ボーリング結果は男性秘書70名中、60位という最後から数えたほうが早い細ですが、60位、45位とかいう特別賞で一番最初に表彰されてしまいました。この秘書軍団、もっと社会的存在感を示す必要がある、ということを痛感しました。

川田龍平参議院議員、田中康夫参議院議員と共に交付税法改正に反対

2008年02月07日 | 政策秘書
 昨日は参議院本会議、交付税法改正と補正予算、前者は賛成多数、後者は否決され両院協議会に持ち込まれ、衆議院の優位性によって可決されました。衆議院と参議院の意思が異なる国会の姿が改めて国民に示されました。

 この採決の中で、交付税法の改正には、新党日本の田中康夫参議院議員と無所属の川田龍平参議院議員が反対、共産党も反対しているのですが、田中康夫議員が民主党との会派を組んでいるにもかかわらず、反対と毎日新聞に報道されました。

 この交付税法改正は、不足した交付税2992億1500万円は、本来交付税率を増やすことで解決すべきものを、地方財政分として法定加算する6251億円からあてるというものです。一方で、交付税特別会計の借金は54兆円、地方分は33兆円あります。

 昨年から20年という返済計画を立てたばかりです。その初っ端から、返済を5年間延長。お金に色はありませんが、国が本来負担すべきものを地方分からもぎ取り、結局、そして地方の返済分を先延べする、一見何の問題ないようにみえます。

 日本財政は火の車、無駄な道路など公共事業に税金を投入している余裕はないのです。国の責任、地方の責任、きちんとした形での責任の取り方と財政再建の道を見つけ出していかなければなりません。

衆参両院議長によるあっせん案

2008年01月30日 | 政策秘書
 道路特定財源暫定税率維持のための「つなぎ法案」の提出を巡り民主党の実力による本会議開催阻止かと思われた国会、衆議院、両院議長の以下のあっせん案で一旦の収拾のようです。どう評価、読みこんだらいいのでしょうか。

1、総予算及び歳入法案の審査に当たっては、公聴会や参考人質疑を含む徹底した審議を行ったうえで、年度内に一定の結論を得るものとする。
2、国会審議を通し、税法について各党間で合意が得られたものについては、立法府において修正する。
3、1,2については、両院議長の下で与野党間で明確な同意が得られた場合は、いわゆるセイフティネット(ブリッジ)法案は取り下げる。

 これで、暫定税率問題の本格審議が始まることになります。道路計画の見直しと環境税、分権問題を一元的に議論するにはどうしたらいいのか、与野党含め国会議員一人一人問われる政治的立場と政策立案能力です。頑張らないと!

つなぎ法案で国会審議中断の中、政令市のパスポート委譲事務拒否

2008年01月30日 | 政策秘書
 国会は衆議院での予算委員会、与党のつなぎ法案提出に民主党が予算委員会審議拒否かと思いきや、山岡国対委員長「協議中ということであれば審議に応じる」として、与党も「ぎりぎり協議に応じる」対応で「平和共存」。

 しかし、本会議で補正予算が可決されれば、もはや約束など関係なしで「つなぎ法案の提出」、何ゆえの民主党側のの妥協戦術であったのか、よくわかりません。明日からは審議拒否、参議院予算委員会はいつ開会されるのか。

 この国会での緊迫、暫定税率廃止で静岡県の廃止税分が318億円との総務省発表、地元斉藤議員の質問に冬柴国土交通大臣、臨時交付金含める583億円の答弁に、地方を巻き込む道路特定財源の虚か真か、空恐ろしい数字です。

 しかし、この地方が一体のはずの静岡県と静岡、浜松の両政令市がパスポート事務権限委譲に「ノー」の姿勢。知事曰く「何故かよくわからない」。まさに、ここに分権という名の元に進んできた合併→政令市の実態が浮かびあがるというもの。

 この際、分権とは何か、道路建設における分権とは何か、この問題にしっかりとメスを入れる必要があります。この質疑が昨日、民主党菅直人議員がしかけた予算委員会質疑でした。決着はつきませんでしたが、暫定税率問題の奥は深そうです。

「ガソリン国会」は、環境税を論じられるのか

2008年01月17日 | 政策秘書
 通常国会は「ガソリン国会」として、テレビ局から緊急の国会議員アンケート、矢継ぎ早に2局からです。暫定税率は撤廃か維持か、道路特定財源がなくなったら道路をつくる財政がなくなるがどう考えるか、という質問。

 テレビ局ですので視聴者にわかりやすくですが、果たして撤廃=道路が出来ない、というような図式でいいのでしょうか。地球温暖化防止の観点に立てば、化石燃料の野放図な消費は許されるはずもありません。

 しかも、道路はその車を動かすための手段です。貨物輸送も旅客輸送も、鉄道や公共交通が追いやられていく中で、道路建設か否かの論点だけで本質を突いていることになるのか、どうか。自民党対民主党の2大政党構造でそこをつけるのか。

 地球温暖化問題の観点に立てば、ガソリンは出来るだけ消費を少なく、安くなることは歓迎だけど、ガソリン消費量は増えないというような交通政策は成立しないのか、だったらガソリンは環境税をかけて高いほうがいい、どう解くのか。

 明日、報告しますが、今日は「地球温暖化防止に向けての排出権取引き」に関する環境省主催の勉強会が開かれました。300名を越える企業関係者が参加、なるほど、納得!の報告が続きました。政治的環境派の登場が今こそ求められています。

はたして「ガソリン国会」は現出するのか

2008年01月16日 | 政策秘書
 18日からはじまる通常国会を前に、民主党は「ガソリン国会」として位置づけ、「ガソリン解散」を目標に若手国会議員中心の「ガソリン値下げ隊」を組織するとのことです。

 「ガソリン国会」とは、道路特定財源の暫定税率撤廃と道路特定財源の一般財源化問題のこと、どう考えるべきか。基本線は、道路行政が果たして最優先の政治課題であるのかを基本に、暫定税率を廃止して環境税を賦課する、と考えます。

 迎え撃つ自民党は、25日に関連法案を提出し、2月中に参議院で民主党に否決してもらい、3分の2条項を使っても、暫定税率維持と道路特定財源は守り切るとの「闘う姿勢」を明確にしました。採決なければ60日規定。

 はたしてどう展開するのか。社民党、共産党は民主党案でokなので、参議院の過半数は確保されます。ただ、民主党内の税率維持派がどう動くか。環境派がこの税制にどれだけわかりやすい環境税と「脱くるま社会」論を打ち出せるかです。

 

衆議院、57年ぶりとのこと、国会法59条による3分の2条項活用

2008年01月11日 | 政策秘書
 会期末を前にした本会議に上程された議案は、「肝炎救済支援特別措置法」「新テロ対策特別措置法」「アフガニスタン復興支援特別措置法」の3つ。肝炎救済法は全会一致で可決。

新テロ給油法、参議院で否決され衆議院で3分の2条項で可決されました。57年ぶりということですから、私が生まれる前のこととなります。やはり参議院選挙の与野党逆転の大きな力です。それにしても再々延長してまでの議案か、大いに疑問。

 民主党の対案であるアフガニスタン復興支援法は、昨日も書きましたが、共産党、社民党の反対で無所属3人がどう対応するか、で結果が大きく変わります。朝の段階での予想は、賛成120対反対118。朝、糸数、川田議員で協議しました。

 糸数議員と川田議員は反対で、と思いましたが、民主党、社民党、共産党など直前まで野党内での糸数、川田議員への働きかけは相当なもの。糸数議員は結局、退席決定。松下議員も退席、自民党議員一人が視察欠席、川田龍平議員が反対。

 結果的には120対118で可決。このように、無所属の評決で法案の賛否が決まる政治的場面は今後も争点法案では増えていきます。改めて、国民主権と議員の関係について考えさせられます。緊張を強いられた1日でした。

アフガニスタン復興支援法、川田、糸数議員の採決態度の大きな影響力

2008年01月10日 | 政策秘書
 明日は、参議院本会議。議案は注目の与党提案の新テロ法、民主党提案のアフガニスタン復興支援法、薬害肝炎救済法の3本が議案です。民主党が新テロ法の継続方針から反対へと転換したのですが、この過程に共産、社民が俄然強気に!?

 かどうか、わかりませんが、アフガニスタン復興支援法が外交防衛委員会で否決されました。このままでは、参議院の意思として新テロ法は否決されるものの、民主党提案の対案は、賛成120、反対118(共産、社民、自民党)のきわどい票読み。

 無所属の川田、糸数、松下議員が、反対に回ると採決結果は120対121。川田、糸数両議院は、首班指名においては小沢民主党代表に投票しています。この二人が民主党提案に賛成するか、棄権するかで、この法案は可決されます。

 というより、もともと予測された参議院の事態です。今回の事態は、参議院で民主党が圧倒的多数を占めるものの安定多数ではないという現実が表面化しただけです。今回の事態は予算関連法案にもつながるとの見方もあります。

 民主党の野党共闘の緻密さの必要性と、一方で政党間の考え方の違う法案については、少数政党が自己アピールできるチャンスがあるという事です。問題はその争点を民主党や野党、無所属がセクト的振る舞いでなくどこに絞り込むのか、です。

新テロ法に民主党、ようやく反対の姿勢

2008年01月09日 | 政策秘書
 ついに風邪の症状。早くぐっすり眠りたかったのですが、明日の厚生労働委員会での川田龍平参議員議員の初の委員外議員による質問、準備に追われました。何か、自分でも熱っぽい、関節が痛い?いけない、強気で緊張感で吹き飛ばせ!

 民主党が新テロ法に継続の動き、ここまで来て、自民党の3分の2再議決→問責決議→解散路線の修正により、3分の2条項を使わせないためには、といろいろ戦略を考えたようです。今日の党首討論、見れなかったのですが、どうだったのか?

 今日は地元でアジアを考える静岡フォーラムの会合でした。19日に「ラオスの風」と国際協力に係る三田けいこさんの講演会の準備とニュースレターの発行作業の日でした。みなさんに申し訳ないですが、やむ得ません。

 それにしても明日は、とにかく風邪をなおさないと。濡れマスクで一晩ねないといけません。いやな咳です。

どんどん進むのどの痛み

2008年01月09日 | 政策秘書
 討論合宿でお酒を飲みすぎて叫びすぎたのか、風邪なのか、よくわからないままに、今日までのどが普通に戻らず、どんどん、のどが風邪のような痛みに変化していきます。いや、困った、です。

 今日は衆議院厚生労働委員会で、C型肝炎救済法案の審議が行われ、朝の8:30から12:00までずっと傍聴しました。一律救済といいながらも、この法案で対象者となるのは1000人規模については、昨日のブログで書いています。

 さまざまな質疑がありましたが、参考人の原告代表の山口さんも、枡添厚生労働省大臣も、一律救済に向かう「はじめの1歩」と法案を評価しました。委員会決議がそこを補完するということのようです。

 当然、この続きは参議院での厚生労働委員会です。何故か、こうした問題を指摘するためにと、民主党の配慮で川田龍平議員の委員外質疑を認める理事懇談会決定が出ました。すごいことです。質問は10日の15:00くらいです。15分。

 当事者としての川田龍平議員が何をそこで正すのか、注目です。それにしても、どんどん、のどが痛くなりはじめています。鼻水が出始めました。危険信号です。咳き込むとと、たまらないくらいの痛さ、何とか回復しないといけません。