イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

釣具の進化。

2010年03月21日 | Weblog
今日も停滞。
やることもないので釣具のカタログを眺めていた。
なんとたくさんの釣竿やリールがあるのだろう。一体、どこがどう違うのかがわからない。

僕が初めてカーボンロッドを買ったときの商品名は、「THE グレ」。ダイワの竿だったが、魚の名前にTHEがついている通り、グレ釣りの竿といえばこれしかなかった。1号、2号がフカセ。3号がカゴ。これだけだった。あとは昔からある「大島」くらいだったのではないかと思う。今はグレはグレでも尾長と口太、それぞれでものすごい種類の竿がある。長さと太さを入れるとダイワだけでどれほどのSKUがあるのだろうか?そんなにたくさんの種類が必要なのだろうか?
この前、釣りに行く道中で聞いていた桂枝雀の落語のまくらで病気の噺があった。昔は病気はひとつしかなくって、医者に行くと、「具合が悪いんですけど。」「ああ、病気ですね。」だけで終わっていたそうだ。これでは具合が悪かろうと、上の病気と下の病気に別れ、それからどんどん細分化されて数千の病名ができたとか。20年くらい前の録音だから今では数万くらいにはなっているのかも知れないが、釣り道具もこんな具合なのだろうか。今朝のテレビで「用途別卵」というのをやっていた。卵かけご飯やオムレツ、ケーキ、カルボナーラなんかの専用の卵があるというのだ。卵はたかが卵だと思うのだが・・・。日本人はきっとこういうのがすきなんだろうな。
状況にあわせた道具が必要とはいえ、結局釣れるか釣れないかは運次第だろうに。

値段も高い。このデフレの時代にどんどん高級化している。大メーカーはそれなりにコストがかかるし、数量減を単価でカバーしなければならないのもわかるが、いくら魚釣りが好きでももう手が出ない。特に、船や渓流の道具となるとかなりなものだ。こういう釣りをする人はかなりディープでそこそこ裕福な場合が多いのだろうがすべての人がそうとは限らないのだからメーカーもよく考えて価格設定をしてほしいものだ。釣り人口は減っているという話を聞くが、この価格の高さと道具の種類が多い複雑さが余計に間口を狭めているのではないだろうか。
それに比べてバスつり用のタックルは価格が抑えられているような気がする。これも日本の社会構造を反映しているのだろうな。ちょっと悲しい気がする。

僕も社会ではかなり底辺にいるほうだから、これからも2流メーカーと中古釣具屋さんのお世話にならなければならないのだ・・・。
釣りの世界では、「大人と子供の違いは持っている道具の値段だけ。」という言葉があるそうだ。この心意気でこれからも頑張ろう。


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黄砂、強風

2010年03月21日 | Weblog
夕べから今朝にかけてすごい風が吹いていた。台風ではないかと思うほどの風だ。
縁側の窓がものすごい勢いでゆれていた。
船は大丈夫かと見に行ってきたがこちらは大したことはなかった。
海の様子はどうかといつもの場所に見に行ってきたが強風のなごりと黄砂ですごいことになっていた。
おだやかな風景もあり、厳しい風景もあり、海というのは表情豊かなのだ。
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明日葉のその後

2010年03月21日 | Weblog
昼ごはんを食べた後、明日葉(らしきも?)をジュースにして飲んでみた。別にまずくもなく、美味くもなく、少し青臭い・・・ぐらいのものだった。
飲んだ後でちょっと口の中がヒリヒリして、あれっと思ったのだが、夕刻ものすごい腹痛に見舞われた。
風が強くなってなってきたので船の点検に出たのだが、我慢ができずに港の近くのスーパーのトイレに駆け込んだ。和式の便器だったもので覗いてみたら見たことのないほどのウ○コがそこにあった。それでも治まらずに夕食も食べることができなかった。

昼ごはんがお好み焼きだったもので発泡酒を飲んでいた。ちょっと日差しも出てきたのでハンモックを持ち出してうとうとしてしまったのがよくなかったのか、それとも、「らしき」ものの原因かはわからないが、素人が適当に草をむしってきて食べてはいけないということだけは確かなようだ。
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夜と朝の間

2010年03月21日 | Weblog
今日は春分の日、
毎日、午前5時すぎに起床。6時43分に家を出て駅に向かう。
起きた時間は真っ暗、家を出る時刻にようやく明るくなってくる。
春分の頃までは部屋の電気を消して服を着替えているとスーツの生地の色が見えない。
朝から気分も暗いままだ。
魚釣りのために家を出る時刻のほうが遅いくらいだ。ようやく、この頃になって釣りに行く時間の方が早くなってくる。
通勤時間は往復で4時間。

人生の17%を無駄に過ごしている気分だ。
釣り道具の17%引きはうれしいが人生の17%引きはどうも・・・。

これで生活の糧を得ているわけだから仕方がないといえばそうだが、どうも、人生を間違っているような気がしてならない。
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