イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2017年01月22日 | 2017釣り
場所:水軒沖
条件:長潮 7:21干潮
釣果:コウイカ 2匹

昨日は北風が強かったが今朝は東からの風だ。釣りに行ける。
しかし寒い。港までの道中原チャリのハンドルを握る指先は完全に感覚が麻痺してしまっている。
大きな船はエンジン場とシールドとオーニングがあるおかげである程度風を遮ってくれるが今日は小船を駆っての釣りなので船外機のハンドルを握る指先は寒さで痛くなり、顔に当たる風はカミソリのようだ。
ちょっと前に三島由紀夫の肉声テープが見つかったというニュースがあり、三島の生死感として、「死が肉体の外から中に入ってきた気がするんです」という言葉が紹介されていたが僕にはよくわからなかった。
しかし、ゴムが緩んだ防寒着の袖口やひび割れた長靴から入り込んでくる寒さの辛さは身に染みてわかる。

釣れるかどうかはわからないがとりあえずいつものポイントからスタート。
潮は緩やかで風もそう強くはない。底はちゃんと取れているがアタリはない。

新々波止の一番陸寄りの元の切れ目の前に移動。ここでかすかなアタリがあった。
こんなに寒くても釣れてしまった。これでなんとかボウズは免れた。

そうこうしていると西の空が真っ黒になってきて雨が降ってきた。東の空は少しお日様が顔を出しているというのに・・・。

 
で、雨が降ってきて急激に気温が下がってきた。



どうも目には見えないけれども寒冷前線が僕の真上を通りすぎているらしい。
アタリもないので帰ろうかと思っていたら、今度はかなり明確なアタリ。2匹目が釣れた。1匹目と同じ場所であった。
今日はここがポイントらしくすぐにもとの場所に戻り仕掛けをおろすと三度アタリが!今度は大きい。ひょっとしてモンゴウイカか!と喜んだがなんだか細長いものが・・・。ゴミかと思いきや生きていた。

  

ハモの子供にしては妙に長いし、食べるにはちょっと気持ちが悪いので撮影後に海に帰っていただいた。
いつもこのブログにコメントをいただいているちからさんからの情報では「ダイナンウミヘビ」というものなのかもしれないとのこと、ネットで調べてみるとたしかにこの魚だ。
しかし、名前が悪い。ダイナン=大難とは縁起が悪いではないか・・。と思いきや、“大灘”海蛇と書くようで、“ 氵”が付いていた。
なんとなくブログのネタも拾えたことだし、この寒さに負けてしまって午前9時半に退散した。

記録:
コメント
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