イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2019年02月15日 | 2019釣り
場所:加太沖
条件:若潮 8:21干潮
潮流:7:52転流 10:29 下り1.6ノット最強 13:18転流
釣果:真鯛 1匹

今日は寒い。ここ数日の最低気温が3、4℃台だったので今日もそんなものだろうと思っていたが、今日の和歌山市の最低気温は0.5℃。多分この冬の釣行で一番寒い日になってしまったのではないだろうか。港に到着した時点で手の指の感覚は麻痺してしまっていて、ガイドにラインを通すときもラインを触っている感覚がつかめない。スナップをセットするときは指先が痛くて痛くて・・・。
おまけに、今日の潮はあまりよくない。それでも風があまりないので出撃だ。



今日の予定は潮が動き始めるまではダメ元でメジロ狙い。エビングでなんとか釣りを成立させたい。
しかしながら1時間40分ジギングロッドを振り続けたけれどもアタリはない。そろそろ真鯛狙いの時間だろうと非武装ポイントに移動。う~ん、寒いからか、釣れていないのか、ポイントには船がいない。帝国軍はいったい何をしているのだ!
ずっと沖には船団ができているがこれはどうもタチウオ狙いのようだ。これだけタチウオの船が出ているということはやっぱり潮はよくないのだろう。



案の定アタリはない。魚探には魚らしい反応があるけれどもあれは本当に魚の反応なのだろうか。魚探の性能も大したことがないのでまったくわからない。
この時点で討ち死にを覚悟し、せっかくなので地の島の北側をところどころ探ってみようと移動を敢行。



この辺りは島の際から一気に深くなっている。もっと潮が動いていれば魚が釣れそうな雰囲気だ。そのまま中の瀬戸を通って帰ろうと思っていたのだが、ふと、「困ったときは虎島の北」という、いつの頃から聞いていたのかわからない箴言を思い出した。もう一息頑張ってみようと中の瀬戸を通過して虎島の駆け上がりに取りついた。潮の悪い日、帝国軍がいないのでこんなことができるのだ。普段なら即刻ロックオンされているところだろう。



2回目の流しの時に本当にアタリが出た。それも大きい。バレてくれるなと慎重にやり取りをしてなんとか1匹確保。51センチというところだろうか。
家に帰って捌いてみるとものすごい脂だ。刺身を引こうにも柳葉が滑らない。しかし刺身も鯛しゃぶもかなりいける味であった。

その後もう1回アタリがあったけれどもこれは残念ながら釣り上げることができなかった。

中の瀬戸を通過しているとき、浮かんでいるイナの群れに青物が付いているようでときおり水面が激しく水しぶきを上げる。これはひょっとしてチャンスではないのかともう一度エビング仕掛けを投入。



そんなに世の中甘くない。やっぱりアタリは無く、12時過ぎに終了。

帰り道もこんなに穏やか。



しかし、お日様が顔を出してくれたのはほんのわずかの時間しかなく、最初から最後までずっと寒い中での釣行であった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする