イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2023年05月20日 | 2023釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 5:53満潮
釣果:マルアジ 2匹

大きいほうの船での釣行はなんと42日ぶりである。
週末ごとに天気が悪く、やっと晴天になったゴールデンウイーク後半の初日、バッテリーが死んでいた。5連休の初日ではどこに電話をしてもつながらず、万事休すで力さんに頼んでバッテリーの手配をしてもらった。平日が休みでないというのは毎度のことながら不便で仕方がない。
先週、やっとバッテリーの交換を終え、なんとか動くようになった。しかし、この作業がけっこう大変だ。とにかくバッテリーが重い。1個30キログラム以上あるそうだ。それをエンジン場の奥から引きずり出して据えかえる。それも2本だ。



気合を入れる声を出さないと持ち上げることができないのである。人がいない早朝の港で苦悶の声が響き渡るのである。
まあ、据え付ければあとは端子を取り付けるだけだから作業としては簡単だ。

死んでしまったバッテリーはスクラップ屋へ持ってゆく。バイクも過積載で悲鳴をあげている。



少しでも経費を削減するためだ。キロあたり約50円で引き取ってくれる。家に置いていた車用の古いバッテリーも含めて3530円。少しは費用の回収ができた。




一応試走はしていたのだが、これだけの期間、船に乗らないとなんだか他人の船を操っているようだ。

船に乗れなかった42日間、夜明けの時間も早くなり、午前4時半に家を出た頃にはすでに明るくなっていて港を出た時には太陽が少し顔を出していた。もう少し早く出たかったのだが風の強さが気になってリアルタイム風速を見ていたら少しずつ風が強くなってきて躊躇していたのだ。
まあ、船を出せなければそれでいい。とりあえずは海に出ることができればいいのである。



遅くに港に到着したので渡船屋の船頭は一番船のお客を送り届けて帰ってきていた。沖の風の様子はどうだい?と聞くと、「まあ、行けんことないで。」とのこと。

船を出してみると、やっぱり風は吹いている。しかし、なぜだが一文字の切れ目を抜けたあとのほうが海は穏やかだ。



これに気をよくして沖を目指す。水深35メートルくらいのところで反応があったが、もう少し沖へと船を進める。44メートルのところまできたがこれ以上沖に出るのもなんだか危ないと思い、反応はないがここから仕掛けを入れ始めることにした。この時点で風も波も強くなってきていた。



風のわりには仕掛けはそれほど斜めにならずに釣りができる。風は強く吹いているが船の位置はそれほど流されていないようで、それでも仕掛けが立っているのはどうしてだろうかと、今日はよくわからない展開だ。
魚探の反応もアタリもなく時間だけが過ぎる。やっと反応を見た時最初のアタリがあった。慎重に道糸を巻き取るが途中でバレてしまった。きっとアジだったのだろう。その後も反応もアタリもなく過ごすが、2回目の反応が出てなんとか2匹を取り込むことができた。3回と4回目の反応はかなり大きかったがアタリが出ない。
これが潮時と午前7時半に終了。
例年ならアジサバがたくさん釣れる時期だが、今年は釣れないのか、チョクリ釣りをしている人は周りには1艘もいなかった。
今年もサバの燻製を作りたいと思っているのだが、食材が手に入るかどうかが怪しい感じだ。

コメント (1)
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