柳田理科雄 「空想科学読本15[愛は地球を滅ぼす]編 」読了
たまにこのシリーズを読むとやっぱり楽しい。取り上げられている題材のアニメやマンガは半分くらいはストーリーもキャラクターもわからないのでウイキペディアやユーチューブを検索しながら読み進めてゆく。
とてつもなく大きなエネルギーやパワーを発揮するキャラクターはまさしくインポッシブルサイエンスであるが、別の意味でいうと、ここまでのテクノロジーや身体能力がないと人類は宇宙へ乗り出すことはできず、ひいて言えば人類の永遠の存続はありえないということだと思う。そんな先のことまではまあ心配することもないのではあるけれども。
そしてそんなとんでもない芸当は未来永劫実現できることはないと思うのだが、著者は、「科学は、人々の夢を実現し、それまでになかった新しいものを生み出す。」と書いている。
これから先もそれまでになかった新しいものが生み出されてくるのかもしれないけれども、はたしてどこまでが人々にとって必要なものなのだろうか?しゃべるだけでコンピューターに動いてもらう必要はないし、自動運転の車にも乗りたいと思わない。もっと突き抜けて瞬間転移するような装置ができればありがたいと思うけれどもそれはないものねだりだ。
ほんのわずかな進歩のために膨大なエネルギーと富つぎ込むということに果たしてどれだけの意義があるのか・・・。こんなのはやっぱり空想科学の中だけで十分じゃないだろうか。
たまにこのシリーズを読むとやっぱり楽しい。取り上げられている題材のアニメやマンガは半分くらいはストーリーもキャラクターもわからないのでウイキペディアやユーチューブを検索しながら読み進めてゆく。
とてつもなく大きなエネルギーやパワーを発揮するキャラクターはまさしくインポッシブルサイエンスであるが、別の意味でいうと、ここまでのテクノロジーや身体能力がないと人類は宇宙へ乗り出すことはできず、ひいて言えば人類の永遠の存続はありえないということだと思う。そんな先のことまではまあ心配することもないのではあるけれども。
そしてそんなとんでもない芸当は未来永劫実現できることはないと思うのだが、著者は、「科学は、人々の夢を実現し、それまでになかった新しいものを生み出す。」と書いている。
これから先もそれまでになかった新しいものが生み出されてくるのかもしれないけれども、はたしてどこまでが人々にとって必要なものなのだろうか?しゃべるだけでコンピューターに動いてもらう必要はないし、自動運転の車にも乗りたいと思わない。もっと突き抜けて瞬間転移するような装置ができればありがたいと思うけれどもそれはないものねだりだ。
ほんのわずかな進歩のために膨大なエネルギーと富つぎ込むということに果たしてどれだけの意義があるのか・・・。こんなのはやっぱり空想科学の中だけで十分じゃないだろうか。