今日は昨日に引き続き日本子どもの本研究会のイベントがあり(1)
午前中は児童文学作家の丘修三さんが
養護学校教諭時代の話や、ご自身の書いた作品について講演してくださいました。
謙虚で真面目で優しい作家さんで
元養護教諭だからでしょうか?
何でも相談したくなるような雰囲気を持っています。
見た目も雰囲気も、私の大好きな田島征三さんと似ているなぁと思いました。(2)
障害を持った子どもを描いた児童書が多数あるので
今度図書館へ行ったときに借りる予定です。(2)
そして午後は会員の仲間と一緒に子どもの本についてディスカッションをしました。
子どもの本の学校の多摩校は、講義(講演)がメインなので(3)
一冊の本のことを深く話し合う機会がなかっただけに、今回はそういう時間が持てたので、大満足!
ベテランさんが多い中にも関わらず、
我ながら中に入ってよく意見をすることができたと思いました。
昨日に続いての参加は大変でしたが、頑張って足を運んでよかったです。
家に帰ったらバタンキュウ!
しかし息子に、今日講演をしてくれた丘修三さんの本を買ったことを伝えたら(4)
「読んで!読んで!」と大騒ぎするので、疲れているものの、一遍だけ読みました。
本の内容が小1の息子には早すぎると思いましたが、地の文が語り口調だったので
聞きやすかったことと、学校が舞台になっていることが、
息子の関心をそそったようで、よく聞いてくれました。
そのあとに『コンビニ大図鑑』(5)という、学校で借りてきた本をリクエストされ
絵本や児童書ではないのですが、読んだところ
いろいろ質問してきたりして、楽しそうに聞いてくれました。
絵本や児童書の勉強もとてもいいのですが
こうして子どもと一緒に読めることが一番の幸せです。
バタンキュウだったというのに、子ども達に本を読んだら元気になってしまいました(笑)
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【注】
(1)過去ログ(前日の記事)
「子どもの本の学校 多摩校」参照。
(2)田島征三(たしま・せいぞう)絵本作家&画家。力強く、土臭さを感じる絵本が多く、常に新しいことにチャレンジする姿勢を持つ。
代表作は、いまえよしとも文・たしませいぞう画 『ちからたろう』 ポプラ社、1967年。田島省三『ふきまんぶく』偕成社、1973年。田島征三 『とべバッタ』 偕成社、1988年。など。
(3)丘修三作・かみやしん絵 『ぼくのお姉さん』 偕成社、1986年。丘修三作・かみやしん絵『風に吹かれて』偕成社、1988年or1989年。などを指す。
(4)過去ログ
「子どもの本の学校 多摩校」 参照。
(5)丘修三作・片岡まみこ画 『みつばち』 くもん出版、2005年。四編の物語が入っている児童書。地の文が子どもの語りになっているので読みやすい。
(6)PHP研究所編 『経済がよくわかるコンビニ大図鑑 お店のなかを探検しよう』 PHP研究所、2004年。