娘のイヤイヤ期がひどくなってから
なかなか息子に絵本をゆっくり読んであげられなかったのですが(1)
今日は祝日だったこともあり、夫に娘をお願いし
息子にたっぷり本を読んであげました。
最近は絵本だけでなく、児童書を一緒に読むことが増えました。
長い本を読みたいからというわけではなく
少し長めの絵本よりも、いくつかに区切られている児童書の方が
1区切りがだいたい10分くらいなので、短時間で読むことができて助かるのです。
児童書は子どもが自分で読む本と思い込まずに
絵本のように読み聞かせし、親子で楽しんでほしいと思います。(2)
いずれは自力で読む時がくるでしょうし・・・
ちなみに、私がグリムを読んでいたところ、(3)息子が
「あっ!グリム買ったの??」
と聞いてきました。
ストーリーテリングの勉強のために買ったのですが
息子も興味があるようで驚きました。
こうやって息子が私の持っている本に興味を持ってくれると
一緒にその本のことを話せる仲間ができ、読書が楽しくなりますし
共通の趣味があることは、親子のコミュニケーションをとりやすくします。
といっても、そうしたことを狙って本を買っているわけではなく
たまたま結果的にそうなっただけです。
もしかしたら、この緩い考え方が
読み聞かせが長続きしている秘訣かもしれません。
息子も私が本を読むことを強制してこないとわかっているので
本を読むことに対して気楽なのか、読み聞かせタイムをとても楽しみにしてくれており、
私も息子との読み聞かせタイムを楽しみにしています。
最初の頃は私の好きでない絵本をもってこられて
嫌だなぁと思っていたこともあったのですが
何度か息子に読んでいると、結構面白い絵本だなと気づいたり・・・
特定のジャンルにとらわれ過ぎずに
いろいろなタイプの本を、今後も息子と楽しみながら読んでいきたいです。
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【注】
(1)過去ログ
「原稿執筆宣言!!」 参照。
(2)過去ログ
「息子が絵本より児童書を好むように・・・2 とんだオチ」 でも、親子で児童書を読むことを薦めている。
(3)ここでは、 佐々梨代子・野村滋 訳 『子どもに語るグリムの昔話1』(こぐま社、1990年)のことを指している。
【今日読んだ本】
斉藤洋 作・大沢幸子 絵 『なん者ひなた丸 月光くずしの術の巻』 あかね書房、1991年。
「このシリーズは面白くて読みごたえがあるが、この巻はちょっとだけあっけないかも。」(9/50 児童書)
「ホレおばさん」 「ルンペルシュティルツヘン」 佐々梨代子・野村ひろし 訳 『子どもに語るグリムの昔話1』 こぐま社、1990年所収。
「ホレおばさんは読むとスカッとするお姫様系のおはなし。」「ルンペル~は『大工と鬼六』に似たおはなし。」(11/40、12/40 おはなし)