前回の記事(こちら)に、「7月に吉祥寺で開かれていたグループ展にお邪魔した後、画家の皆さんと一緒に十条のクルド料理店で食事した」と書いた。その1週間ほど前にも、クルド人関係のボランティア仲間と同店で食事した(っていうか、私は主に酒を飲んでいた)ので、その時の分と合わせて写真を載せる。
クルド料理店「メソポタミア」について書いた以前の記事:
十条駅前にオープンしたクルド家庭料理・手芸カフェ「メソポタミア」
十条駅の南口からすぐの絶好のロケーションで、看板が自己主張しているからすぐわかる
いつものように、料理人のファーティマさんが笑顔で迎えてくれた。久しぶりに会ったら、日本語がますます上達していた
。」
ファーティマさんの子供さんが遊びに来ていた(頭だけ見えている)。子育てと仕事の両立って、考えただけでしんどい
メニューが少し増えていた。肉抜きのムサカ?
ここに来たら毎回頼むラフマジュン(薄い小麦粉の生地に挽肉ベースの具を載せて焼いた料理)。500円でボリュームたっぷり。真ん中にサラダ(別途注文)をのせて折りたたんで食べると良いとファーティマさんに教えてもらった。美味しいし、野菜も摂れて一石二鳥。トルコでラフマジュンをテイクアウトで買うと、サラダが付いてきたが、こうやって食べれば良かったのだな。
これは人が頼んだもの。左がポテトの炒め物で、右はイチュリ・キョフテ(トルコ語の料理名、挽き割り小麦ブルグルをベースにした皮で挽肉などを包んで揚げた料理。クルド語でどういうのかは知らないので聞かないで)
以下の2枚は友人のともちゃんが撮影した分。これは茄子の挽肉挟み焼き(トルコ語で「カルヌヤルック」)のプレート
こっちはイチュリ・キョフテがメインのプレート
この店のビールの品揃えは私の好みに合わないが、ワインは珍しいものが色々あって面白い。ラクも各種カクテルもある。
アルメニアワインをグラスで飲んだ(アッシリアワインは高根の花だった)。 普通の赤ワインも柘榴ワインもそれぞれ美味しかった。柘榴ワインは甘いかと思ったが、そうでもなく、ほどよい酸味があった。アルメニアのイメージ、急上昇~
クルド文化協会事務局長のワッカス・チョラックさんが編集した貴重な日本語・クルド語・英語併記の多言語辞書が置いてあった。最近出版されたらしい。いずれCDを付けてくれないかな~
クルド料理は初めてだという画家の皆さんにも非常に気に入っていただけたようだ。美味しいし、値段も手頃だし、雰囲気もいいし、駅から近くて便利だし、いいお店だと思う。これからも末永く続けてもらいたいものだ。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13212001/
(終わり)