外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

日付不明まとめ書き日記2024年7月~2024年8月上旬

2024-08-12 21:12:50 | 日記

 

 

今回は久しぶりにまとめ書き日記。毎回久しぶりだが。

 

 

某月某日

白内障ではないかどうか診てもらうため、眼科に行く。初めてのクリニックだ。

 

私は布団の中で延々とスマホを見ていることが多いせいか、最近目の疲れがひどいのだ。気になって、鏡で眼球をチェックしてみると、黒目部分の上のはしっこの辺りがうっすらと白くなっているではないか。

 

こ、これはもしや、白内障??

 

2,3年前に診てもらった眼科では、何も言われなかったが、その後発症したのかもしれない。ドキドキ…

 

眼科に行って確かめようと思ってから1週間ほど経ったある日(思い立ってもなかなか出かけられない体質)、ようやく近所の眼科に診療終了間際のギリギリの時間に駆け込んだら(起きるのが遅く早い時間に出かけられない体質)、他のお客はおらず、優しい老先生がにこやかに診察してくれた。

 

み「眼球の黒目のところが少し白くなってるから、もしかして白内障かもしれないと思って、心配になって来たんです~」

先「…は?ああ、なるほど。これは加齢のせいで誰でもそうなるんですよ。白内障とは無関係です」

み「えっ、加齢……そ、そうなんですか…(安心したけどちょっと複雑な気分)」

 

というわけで、白内障疑惑は私の杞憂だったようだ。老化現象だったか、ちっ…

 

目の疲れについては、手元を見る時用の眼鏡を作ることになった。老眼鏡っていうんですかね。 以前の眼科で、「遠近両用の眼鏡は慣れるまでちょっと使い方が難しい」と言われ、不器用な私には使いこなせないだろうと判断し、遠くを見るための眼鏡だけ作ってあった。今回は近くを見るためのやつを作ってもらうことにして、処方箋を出してもらった。

 

なお、加齢のため黒目(角膜)の周辺に脂質が沈着して白く濁る現象は、「老人環」と呼ばれるらしい。

 

老人か、ん…

 

 

某月某日

以前使っていた扇風機が静かにお亡くなりになったので、新しい扇風機を買いに行く。

 

安い扇風機がありそうな店を何件か回り、最終的に買ったのはこれだ。

 

 

ドンキで2千5百円弱だった気がする。USB充電式で、LEDライトも点灯するので災害時に良さそうだと思ったのだ。小さくて軽いけど、以前のそよ風しか出ない扇風機よりは風力が強めだし。

 

光らせると、電気クラゲっぽい趣が出る。

 

 

しかし、しばらく使ってみた実感として、この買い物は失敗だった気がする。なぜなら:

 

・スマホの充電と同様、過充電になるとバッテリーの耐久性が落ちるため、充電が終了したら、速やかに外さなければならない。そして、バッテリーの残量がなくなったら止まってしまうから、2~5時間程度でまた充電しなければならない(風力等による)。扇風機は長時間使うものなので、USBコードをいちいち挿したり外したりするのは、まあまあ面倒だ。

 

・白くてホコリが目立つが、分解できず、掃除できない。(掃除しない言い訳にはなる)

 

・割と音がうるさいし、首振り機能がうまく作動しない時がある。まだ新しいのに。

 

こう考えていくと、やはり安物買いの銭失い感が否めない。しかし私は、軽くて小さくて安くてちゃちい電気機器に宿命的に惹かれてしまう人間なので、しょうがない。

 

そんなある日、朝ゴミ捨てに行った際、ハンディファンを片手に通勤している人達を見かけた。この夏流行っているようだ。

 

私のダメ扇風機さんも、一応コードレスだから、外に持ち運ぶことは出来るんだよな…ホットケーキサイズだから目立つだろうが、一度ベンチ飲みに連れて行ってもいいかもしれない。

 

いやしかし、あまりそういうことをすると、身の回りの荷物を持ち歩いているように見え、ホームレス感がアップしてしまうかしら…

 

 

某月某日

夜になっても気温があまり下がらない。しかし、買い込んだ野菜の下処理をしなければいけない。

 

うちのアパートはメインの部屋にしかエアコンがないが、隣接した狭い台所スペースにも涼風は流れ込んでくる。しかし、火を使ったり、調理に一生懸命になったりすると、どうしても暑くなる。

 

この日は、夜ごはんの準備の前に、まとめ買いした野菜の下処理をやった。洗って切ってタッパーに仕舞ったり、冷凍したり、そういう作業だ。賢い主婦みたいでしょ、うふふ…

 

1袋4本入りで安売りしていた人参の皮を剥き、スライサーで大量に千切りにしていたら、汗が噴き出してきた。しかし、途中でやめるわけにはいかない。

 

汗をそのままにして、ひたすら人参をスライスしていたら、なんとなく青春っぽい歌の歌詞が頭に浮かんできた。

 

流れる汗をぬぐおうともせず

ひたむきに人参をスライスする君

誰も気づかなくても、僕は見ているよ

静かな夏の夜、懸命に手を動かす君の

その光る汗の尊さを、僕は知っている

 

おお、もしかしたら、私には作詞家の才能もあるのかも…

 

自分の新たな才能の発見に盛り上がっていたら、汗がたらりと流れ落ちて、千切りになった人参の山の上に着地した。

 

ぎゃ~~~

 

(結論)やはり、汗は早めに拭いた方がいいようだ。

 

 

某月某日

ベンチ飲みの時に、ねずみを見かける。常連のねずみで、けっこう太っていて大きいやつだ。ドブネズミ?

 

以前は気づかなかったが、夜に公園や広場などでベンチ飲みするようになってから、時々ねずみの姿を目にするようになった。彼らは昼間、どこかに隠れているのだが、夜になるとおもむろに出てきて、ベンチの周りを素早く巡回し、人間の食べ残しを探すのだ。ごきさんとテリトリーが被っているわけだが、ごきさんとねずみ(敬称略)が両方うろうろしているところは見たことがない。彼らの間では、暗黙の了解で棲み分けが行われているのかもしれない。あるいは、ねずみがごきさんを…(以下自粛)

 

そういえば、うちにも大きいねずみが出てことがある。(参照)都市部でも、人間は知らないうちに、様々な動物と共生しているようだ。

 

観察していると、ねずみは色々考えながらエサ集めを行っているようだ。人が座っているベンチの方には近づかず、空いているベンチの間を走り回っている。きっと、「あっちは人がいて危険だから、こっちの空いたベンチの方を先にチェックしとこ~」とか思ってるんだろう。

 

夏の夜に公園で会うごきさんやねずみたちは、昼間はどこかに潜んでいて、暗くなってから人知れず現れて、ベンチの辺りを徘徊している。そう思うと、どうしても彼らに親近感を抱かずにはいられない。でも、できれば私のベンチには近づかないでほしい…

 

 

ねずみでも、ぐりとぐらならいいかも…

 

 

でも、野ねずみが作ったカステラを食べるのは勇気がいりそうだな…

 

 

 

(おまけの中東の男前の写真)

 

 

イランの新外相に指名されたアラグチ元外務次官だ。彼の写真は以前もこのブログに載せたことがある(いつだっけ)。男前ですよね?彼は駐日大使だったこともあるそうですぜ。(参考

 

 

(さらにおまけのビール写真)

今年も両親から届いたお中元

 

 

秋の使者、キリン秋味の発売は、もうしばらくの辛抱かな~

 

 

 

(終わり)

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