ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

時間が足りない!?

2025-03-14 09:37:24 | 日記

ここ最近、やりたいことが多すぎるせいか時間が足りない。

一日が24時間じゃなくて40時間くらいあればいいのにと思う。

時間が足りないと感じる主な原因は、これまで何度か書いたが英語学習のDuolingo を始めたこと。

やればやるほどグレードが上がるというDuolingo 内のレースに参加することはやめて、自分のペースで学習していこうと決めたが、レースに参加していなくても、次に進みたくてついタブレットを開いてしまう。

こうして毎日毎日、英語を勉強しているせいか、ついに夢にまで英語が出てくるようになった。

英語で話している夢。「うわ〜英語話せてる」と思って目が覚めた。

でも、Duolingoは始めた当初から薄々わかっていたが、これで英語が話せるようにはならない(と思う)

ただ文章の組み立て方と単語は覚えられるので、もう一つ英会話に特化したものを付け加えたほうが良いだろうと思う。

でもただでさえ時間が欲しいと思っているのに、もう一つ加えたらどこかを減らさないといけない。

減らせるとしたら大好きな読書かな、、、

いやいや、やっぱり読書の時間だけは減らせない。

子どもの頃は本屋さんに住みたいと思っていたし、今は図書館に住みたいと思っているくらい本が好き。

いつも2〜3冊を同時進行して読んでいて、いろいろなジャンルの本を読むが、今は漫画が面白くて仕方がない。

特に手塚治虫さんの漫画はすごい。やっぱり天才だなと思う。

手塚治虫さんの作品では「火の鳥」も好きだったが、一番好きなのは「ブッダ」心に染みる言葉が多く出てくる。

それからあまり有名にならなかった作品でもすごく面白い。

「きりひと讃歌」「どろろ」「奇子」などなど、、読み終えた後は上質な小説を読み終えた時と同じように、しばらくの間、その余韻に浸っている。

まだ学生の頃、周囲が薄暗くなってきた夕暮れ時に、灯りをつけるのも忘れてリビングで本を読み耽っていた時があった。

すると後ろを通りかかった母が心配そうに「将来結婚した時に、本ばかり読んでいて、晩ご飯作るのを忘れちゃいけないよ」と言った。

結婚なんてずっと遠い先のことで、母はなに言ってるんだと思ったが、この歳になると、本ばかり読んで他に目が行かない娘を心配する母の気持ちがよくわかる。

でも大丈夫だよ、お母さん。ちゃんとご飯は作ってるから。

 


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小さな美容室

2025-03-08 14:29:18 | 日記

ずっと髪を切ってもらっていた美容室が、店を閉じると聞いたのが昨年の11月で、それから次の美容室をどこにするか決められないまま髪の毛が伸び放題になっていた。

美容室へ行くと髪だけでは無くて、心の中もすっきりとするので、美容室選びは、私にとってはとても重要になる。

独身で働いていた若い頃は、美容室に行くのが仕事のストレス解消になっていて、ストレスが溜まってくると、月一を待たずに美容室へ駆け込んでいた。

お金に糸目はつけず高級な美容室に行って、出された紅茶などを飲みながら髪を整えてもらうと、身も心もスッキリした。

しか〜し結婚して子どもができると、そうも言ってられない。

できるだけリーズナブルで、しかも技術が自分の好みに合う美容室を探して行くようになった。

そんな長年培われた習慣のためか、多少の余裕ができた今でも若い頃に行っていた紅茶が出てくるような美容室は入り難くい。

リーズナブルで、自分好みの美容室は無いものかと、昨年から探し続けていた。

ところが、遂に見つけてしまった!

よく車で通る道に、小さな美容室があったとは、どうして今まで気がつかなかったのだろう。

いつも車で通り過ぎてしまうので目に入らなかったのか、それともあまりにひっそりと建っているので気づかなかったのだろうか。

たまたま家族がその近くに用事があって送っていた時、家族を待つ間に車の中から外を見ていて発見した。

特に看板があるわけでもなく、理容店の赤と青のクルクルがあるわけでもなく、最初は美容室だとわからなかったのだが、扉に美容室の名前が書かれていてやっとわかった。

そして店名の下に小さくメニューも書かれていた。

ひときわ目をひいたのが「カット2000円シャンプー付き」の文字

カットが速くて安いチェーン店はあるが、今どきカット2000円でシャンプーつきなんていう美容室は見たことがない。

その場でホームページを探したが、ネットには出ていないようだった。

さらに電話番号が書かれていて、こちらから予約してくださいとあった。

店構えを見ながら「ここが探していた美容室かもしれない」と、なんとなく思った。

孤独のグルメの主人公「井之頭五郎」が気になる飲食店の前に立ち「こういう店は美味いはずだ」と言いながら入るシーンがある。

入って食べて大正解だったというオチになるが、飲食店と同じく美容室もずっと探し求めていると、なんとなく「ここだ」という感覚になるものなのだ、、、と思う。

早速電話予約をしてカットをしてもらいに行ってきた。

開店時間ちょうどに行ったのだが、美容室の中はしばらく前から部屋を温めていたかの様な快適な暖かさだった。

五十代くらいのちょっと寡黙で綺麗な女性の美容師さんが迎えてくださって、早速カットをしてくれた。

とにかく丁寧なカットと、思っていた通りの仕上がりで大変満足し、さらに丁寧なシャンプーとマッサージまでしてくれて2000円とは安すぎる。

「これで2000円なんて申し訳ないです」というと、ニコニコしながら「とんでもないです。よろしいんですよ」と、あくまでも謙虚で素敵な美容師さん。

最後に名刺をいただき「次もお願いします、また来ます」と言って帰ってきた。

次に行くのがとても楽しみになった。

でも次に行ったら店は無くて、そこは何年も前から空き地でしたってことはないよね、、、なんてふと思う。

もらった名刺は、まだ木の葉っぱになっていないので、きっと大丈夫だと思うが、、、

 


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変わらない日常は幸せ

2025-03-04 17:10:52 | 日記

今日はなにか楽しいことを書こうと思ったが、やっぱり無理かもしれない。

先月六十代の知人が亡くなったが、今度は友人の娘さんがお亡くなりになった。

正確な年齢は聞いていないが、まだ若いはず、、、二十代か三十代前半。

卵巣と子宮の癌を患っていたとは、まったく知らなかった。

癌が見つかってからわずか三ヶ月で旅立たれてしまったと聞いて、友人の悲しみはいかばかりかと心が痛い。

友人は「朝起きると、今まで悪い夢を見ていたのではないかと思う」と言っていた。

気持ちはよくわかる、、、母が亡くなった時は、友人と同じように「これは夢じゃないか」と何度も思った。

ましてや、それが自分の子どもならどれほどの悲しみだろう。想像するのも怖い。

毎日、同じような日常生活が続いて行くことに飽きて、つまらないと思うことがあるかもしれないが、変わらない日常というものが、どれほど幸福なことだったのかと、人はそれを失ってから気づく。

必ず来ると思っている明日は、来ないかもしれない。

失ってから、あの退屈で変わらない日常をもっと繰り返したかったと思っても、もう戻っては来ない。

今日一日を精一杯生きること。

後悔しないように家族や大切な人に愛情を持って接すること。

使い古された言葉だけど、やはりこれなのだろうと思う。

 


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カラス

2025-02-26 14:48:33 | 日記

朝起きて窓の外を見ると、雪の上に動物の足あとがたくさんついている。

きつねかあらいぐまの足あとかもしれない。

家の周りには、たくさんの動物がやって来るので、新雪の積もった朝は、動物がどこを歩いたのかがわかって楽しい。

日中はあまり見ないもののエゾシカやウサギなどもいる。

エゾシカの足あとが庭についていた時には、鉢合わせしなくてよかったと胸を撫で下ろした。

エゾシカはかなり大きいので、近くで見ると怖く感じる。体当たりされたら飛んで行くかも、、、

また庭の餌台には野鳥も来る。

いつも餌台に置くのはお米で、この度は鳥用のクズ米が例年の三倍くらいの値に上がっていてびっくりだった。

このままの値段なら、これからは普通の鳥の餌を買った方がいいのかなぁと思ったりする。

とはいえ餌台に来る小鳥たちに癒されている毎日。

そんな小鳥たちに混ざって、たまにやってくるのがカラスで、大きな体を屈めて小さな餌台に乗り、一生懸命にお米を食べようとしている。

でもくちばしも大きいので、小さなお米は食べ難いようだ。

しばらくすると、あきらめて飛んでいってしまう。

ところでカラスにも縄張りというのか、生息地が決まっているようで、庭に来るのはいつも同じカラス。

カラスはみんな同じように黒いが、毎日見ていると微妙な違いがわかるようになった。

そして時々裏の木に止まって休んでいたりするが、私が外に出ると飛んできてくれるし、散歩に出かける時は、途中まで着いて来るので、だんだんと愛着が湧いてきた。

いつも餌台にお米をあげているのを知っていて、何かもらえるのではないかと来るのだと思う。

「ごめんね、食べるものは無いよ」と話しかけると、わかっているのか、いないのか、小首を傾げて聞いているような仕草をするのもまたかわいい。

「最近のゴミ置き場は、ほとんどが金網でできたものになったから、ゴミの中から食べ物を見つけることができなくなっちゃったよね」

なんてことをカラスに向かって話しかけている。

ちなみに今やって来るカラスは、ここに暮らし始めて、カラスと話す?ようになってから代替わりした若いカラス。

カラスは何年くらい生きるのだろう。

三年目くらい前まで懐いていたカラスは、いつの間にか姿を見せなくなり、今はこの若めのカラスがよく来てくれるようになった。

このようにカラスに話しかけているつもりで、亡くなったオカメインコのP太郎にその姿を重ねている自分がいる。

 


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いつか行く道

2025-02-21 15:46:34 | 日記

まだ暗い朝方に夢を見た。

夢の中で葬儀に参列していた。とても悲しくて涙が止まらない。

誰の葬儀なのだろうと、涙を流しながら夢の中の祭壇を見ると、先日お見舞いに行った知人の葬儀なのだとわかった。

ところがその日の朝、夢を見ていた時間に知人が亡くなったと知らせを受けた。

気になっていたから夢を見たのだろうか。

知人はその後、体調がさらに良くなり、帰宅するためのリハビリも始めたと聞いていたが、容態が急変したらしい。

最期は眠るように亡くなられたそうだ。

ご遺体はすぐに葬儀場に運ばれたと聞いて、家族と一緒に駆けつけたが、夢の中と同じように悲しくて涙が止まらなかった。

私たちと同じように駆けつけた方々の中で、ほかにもお二人が「今朝、夢に出てきた」とおっしゃっていたので、朝の夢は最後の挨拶に来てくれたのかもしれない。

間質性肺炎になってから今年で三年目。

最後の時期は、喋ることも食べることもつらそうだったので、家族には悲しさはあるものの、やっと楽になれたねと思う気持ちの方が大きい。

そして「たられば」の話は、意味がないとわかっていても悔しい。

さてお通夜が終わってからの会食は、久しぶりに懐かしい顔が揃った。

コロナが起こってから会っていなかった人ばかりで、久しぶりの再会で話は弾み、弾みすぎて大きな笑い声があちこちから聞こえてきた。

賑やかな会になって、きっと故人も喜んでいるだろうと思う。

会食に参加していた医師をしている方が「亡くなった人は、人と人を結んでくれる」とおっしゃっていた。

お医者さんの話ではなくて、お坊さんの法話を聞いているような気分になりながら、その通りだなぁと思っていた。

その方は昔から知っているが、これまでは論理的に物事を語り、そのようなことを言うような人ではなかったが、職業柄たくさんの人の死に出会ってきて、いろいろと思うことがあったのかもしれない。

というわけで、もう知人の姿を見ることも声を聞くこともできないことはとても寂しいが、今頃は思いっきり深呼吸をしているのではないかと思うと、少し気持ちが楽になる。

誰もがいつか必ず行く道。

今という時を懸命に生きようと思う。

 


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