久しぶりに味噌を作った。
あんなに毎年作っていたのに、しばらく作っていなかったのは、手作りした味噌が無くなった時に、急遽買った味噌が美味しかったからで、大豆のつぶつぶが残る手作り味噌の味噌汁より、市販の味噌のなめらかな味噌汁の方を好む家族にも買ってきた味噌の方が好評だった。
それですっかり手作り派から購入派へと変身してしまった。
とはいえ味噌を作るために買ってあった無農薬の大豆と麹が残っている。
早く作らないと、どんどん古くなってしまうとずっと気になっていた。
そこでやっと重たい腰をあげて作りました。
まず前日から大豆250グラムを水に浸しておいた。
翌日、水をたっぷりと吸った大豆を圧力鍋で柔らかく茹で、茹で上がったら二重にしたポリ袋に入れて潰していく。
この潰す作業が一番大変で、手で潰すだけでは、なかなか滑らかにならず、すりこぎの棒も使って時間をかけて行った。
でも買ってきた味噌のようにはならず、今回も粒が残った味噌になる予定。
滑らかにするにはフードプロセッサーを使ったほうが、絶対うまくいくと思う。
手でせっせと潰しながら「次はフードプロセッサー買おう」と思っていた。
でも作っているうちにだんだん楽しくなってくる。
二重にしたポリ袋の外側の袋を外して、麹250グラムと塩125グラムをよく混ぜ合わせる。
左上の袋が潰した大豆で、右下が麹と塩をまぜたもの。
大豆の袋の中に麹と塩を入れて、途中様子を見ながら大豆の茹で汁も加えてよーく混ぜたら味噌の出来上がり。
この状態で半年くらい置きます。
終わった後の達成感。。。そしてやっぱり楽しかった。
なぜ味噌を作るのかと言われたら、やはり作るのが好きだからに尽きると思う。
手作りの方が原材料から選べて身体に良さそう、、というのは二の次で、作るのが楽しいから作るのだ。
これも健康に良いことをするのが好きと同じで、自己満足なのだなぁと思う。
家族は滑らかな買った味噌が良いというので、まだしばらくは買ってきた味噌を使う予定だが、次は滑らか味噌を作るべく研究をしようと思う。
やはりフードプロセッサーかな。